2.3. インストール後の環境

千手WEBアドオンをインストールした場合、いくつかのシステム環境が変更されます。

2.3.1. システム環境

  • 千手ビルトインユーザ

    ローカルアカウントに千手ビルトインユーザ sjwebappuser を新規作成します。

    注釈

    千手稼働アカウントがドメインユーザーの場合は作成しません。

  • IIS

    IISのアプリケーションとして「Default Web Site」に以下を作成します。 また、各アプリケーション用にアプリケーションプールを作成します。

    アプリケーション

    アプリケーションプール

    アプリケーションプールのリサイクル設定

    scs

    SenjuCacheServer

    特定の時間:03:00

    smc

    SenjuMgmtConsole

    定期的な期間:1740

    smc/webhook

    SenjuWebhookViewer

    定期的な期間:1740

    smc/webhook/gw

    SenjuWebhookGateway

    定期的な期間:1740

    smc/webhook/server

    SenjuWebhookServer

    特定の時間:03:00

  • データベースシステム

    データベースに千手Webhookデータベース senjuWebhookDB を作成します。

  • レジストリ

    次のレジストリキーを追加します。

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\senju_webapps_is1

      コントロールパネルの「プログラムと機能」から実行される、アンインストールの情報が格納されています。

    警告

    このレジストリの値を変更された場合、千手の稼働は保障されません。またサポート外になりますのでご注意下さい。

2.3.2. ディレクトリ構成

千手WEBアドオンをインストールした後のディレクトリ構成は次のようになっています。

インストール先PATH
├scs
├smc
└hook
  ├view
  ├gw
  └server

%ProgramData%\NRI
└senju_webapps.d

%CommonProgramFiles%\NRI\senju
└senju_webapps