3.3. 外部認証機能

この章では、SAML認証やLDAP認証を利用開始するために必要な初期設定について記述します。

注釈

外部認証およびSAML認証の設定方法は千手WEBアドオン(Senju Web Add-ons)の適用有無で異なります。 本書では、千手WEBアドオンが適用済みの環境における設定方法を記述しています。

千手WEBアドオンが未適用の環境における設定方法については、別紙「Senju/DC ユーザーズガイド (Senju DevOperation Conductor - Users Guide)」を参照してください。

3.3.1. 外部認証の設定(共通事項)

外部認証の設定および確認は「認証管理」画面( 共通設定 > ユーザー管理 > 認証管理 )にておこないます。

  • 一覧画面(初期状態)
    ../_images/setup_guite-authentications-list_init.jpg

    図 3.7 認証管理一覧画面(初期状態)

  • 一覧画面(設定済み状態)
    ../_images/setup_guite-authentications-list.jpg

    図 3.8 認証管理一覧画面(設定済み状態)

認証管理一覧画面からは以下の各画面に遷移することができます。

なお、外部認証の設定情報を削除するには、それぞれの「Delete」リンクをクリックします。

注釈

SAML認証およびLDAP認証の設定は各1件のみ登録可能です。

3.3.2. SAML認証の設定

設定項目は以下のとおりです。

表 3.1 SAML認証の設定項目

項目

内容

ログイン情報

SAML IdPで設定した SingleSignOnService のURLを指定します。

ログアウト情報

SAML IdPで設定した SingleLogoutService のURLを指定します。

クライアント名

SAML IdPで設定した Client ID を文字列を指定します。

  • 新規作成画面
    ../_images/setup_guite-authentications-saml_create.jpg

    図 3.9 SAML認証設定画面:新規作成

  • 編集画面
    ../_images/setup_guite-authentications-saml_edit.jpg

    図 3.10 SAML認証設定画面:編集

3.3.3. LDAP認証の設定

設定項目は以下のとおりです。

表 3.2 LDAP認証の設定項目

項目

内容

サーバー情報

LDAPサーバーのホスト名を設定します。

ユーザーDN

LDAP認証のユーザーDNを設定します。

ポート番号

LDAPサービスのポート番号を設定します。

注釈

ユーザーDN項目における uid には固定文字列 %USER% を指定します。 この固定文字列部分は千手ウェブサービスのログインユーザー名に置換のうえ処理されます。

参考

  • Active Directory認証にも対応しています。

  • 新規作成画面
    ../_images/setup_guite-authentications-ldap_create.jpg

    図 3.11 LDAP認証設定画面:新規作成

  • 編集画面
    ../_images/setup_guite-authentications-ldap_edit.jpg

    図 3.12 LDAP認証設定画面:編集