7.2. イベント

  1. 「パトランプ機能を利用する」のチェックを外していてもパトランプが鳴動する。

    問題

    千手ブラウザのメニューで、オプション -> 警報装置設定 -> パトランプで「パトランプ機能を利用する」のチェックを外していても、以下の操作を行うとパトランプが鳴動します。

    • 千手ブラウザのメニューで、オプション -> 警報装置設定 -> パトランプ -> [試験開始]ボタンを押下。

    対策

    千手ブラウザの仕組み上、上記の操作を行うとパトランプは鳴動します。

  2. メッセージIDの自動応答コマンドにpowershellを指定すると処理が停止する問題

    問題

    Windows版千手マネージャで、メッセージIDの自動応答のコマンド欄にpowershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを指定すると自動応答実行の際、powershell.exeが結果を返さず、処理が停止します。

    powershell.exeは、標準入力をパイプの入力としてリダイレクトした場合powershell.exe起動後、処理が行われずに固まってしまうという問題があります。

    自動応答コマンドを実行する際の千手のプロセスは、コマンドに指定したコマンドが直接実行されると、標準入力がリダイレクトされる作りとなっているため、powershell.exeが固まってしまいます。

    対策

    自動応答のコマンドに powershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを指定したい場合は、sj_remsheコマンドでpowershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを実行するノードを指定して下さい。

  3. メッセージアクションのコマンド実行にpowershellを指定すると処理が停止する問題

    問題

    Windows版千手マネージャで、メッセージアクションのコマンド実行欄にpowershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを指定するとアクション実行のコマンドが実施される際に、powershell.exeが結果を返さず処理が停止します。

    powershell.exeは、標準入力をパイプの入力としてリダイレクトした場合powershell.exe起動後、処理が行われずに固まってしまうという問題があります。

    メッセージアクションのコマンドが実行される際の千手のプロセスは、コマンドに指定したコマンドが直接実行されると、標準入力がリダイレクトされる作りとなっているため、powershell.exeが固まってしまいます。

    対策

    メッセージアクションのコマンド実行に powershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを指定したい場合は、sj_remsheコマンドでpowershell.exeまたはpowershell.exeを含むバッチを実行するノードを指定して下さい。