4.2. コンテナ監視(Docker/Kubernetes/Podman/OpenShift)の概要

コンテナ監視(Docker/Kubernetes/Podman/OpenShift)機能では、Docker、Kubernetes、PodmanおよびOpenShiftと連携し、コンテナ運用基盤を監視するために、以下の機能を提供します。

  • Dockerの各種メトリクス取得

  • Kubernetesの各種メトリクス取得

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図 4.1 Senju DevOperation Conductorと Docker/Kubernetes との連携

  • Podmanの各種メトリクス取得

  • OpenShiftの各種メトリクス取得

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図 4.2 Senju DevOperation Conductorと Podman/OpenShift との連携

各種メトリクス取得機能では、Senju DevOperation Conductorモニタリング機能を使用して、Docker/Kubernetes/Podman/OpenShiftに対して定期的にデータ取得を行い、しきい値監視することが出来ます。 (モニタリング機能については、 ユーザーズガイド「4.モニタリング」 を参照して下さい。)

以下の2パターンによる監視構成を取ることができます。

  • 千手エージェント機能によるコンテナ監視

  • 千手センサー機能によるコンテナ監視

4.2.1. Docker監視機能の概要

Dockerから情報取得する際には、dockerコマンド を実行して取得を行います。そのため、千手エージェントまたは千手センサー上で docker コマンドを実行可能にする必要があります。 また、千手センサーの場合は、プローブノードに対してSSHでの接続ができる必要があります。

取得可能な項目については、Docker 監視項目一覧 を参照してください。

4.2.2. Kubernetes監視機能の概要

Kubernetesから情報を取得する際には、kubectlコマンド を実行して取得を行います。そのため、千手エージェントまたは千手センサー上で kubectl コマンドを実行可能にする必要があります。また、千手センサーの場合は、プローブノードに対してSSHでの接続ができる必要があります。

取得可能な項目については、Kubernetes 監視項目一覧 を参照してください。

4.2.3. Podman監視機能の概要

Podmanから情報取得する際には、podmanコマンド を実行して取得を行います。そのため、千手エージェントまたは千手センサー上で podman コマンドを実行可能にする必要があります。 また、千手センサーの場合は、プローブノードからSSHでの接続ができる必要があります。

取得可能な項目については、Podman 監視項目一覧 を参照してください。

4.2.4. OpenShift監視機能の概要

OpenShiftから情報を取得する際には、ocコマンド を実行して取得を行います。そのため、千手エージェントまたは千手センサー上で oc コマンドを実行可能にする必要があります。また、千手センサーの場合は、プローブノードに対してSSHでの接続ができる必要があります。

取得可能な項目については、OpenShift 監視項目一覧 を参照してください。