導入事例

Senju Family製品の導入事例をご紹介いたします。

株式会社インターネットイニシアティブ 様

IIJ

株式会社インターネットイニシアティブ
[ 本 社 ]東京都千代田区富士見2-10-2
[ 創 立 ]1992年12月3日
[従業員数]連結 2,353名(単体 1,557名)
[ U R L ]http://www.iij.ad.jp/

事業基盤システム部 業務システム課長 佐藤 純也 氏/事業基盤システム部 業務システム課 課長代行 谷山 秀之 氏/TIS 産業事業本部 東日本産業事業部 ネットコミュニケーション第4部主任 安東 克真 氏

インターネットの草分け企業が直面した、
社内システム管理の課題とその解決策

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、日本のインターネット時代を切り拓いたパイオニア 企業だ。
現在は、法人向けのインターネット接続サービスやクラウドサービスに加えて、モバイルサービスを展開するなど、さまざまな新規事業にも取
り組んでいる。ネットワークサービスとシ ステムインテグレーション事業の融合を目指す同社は、グループ内の合従連衡も頻繁に起きるため、
それに伴って社内システムが複雑化し、システムをつなぐバッチ処理に大きな問題が発生していた。
社内システムを管理する事業基盤システム部の担当者に、その問題と解決方法を聞いた。

複雑化するシステムによりバッチ処理の遅延・エラーが深刻化

IIJ は、日本で最初にインターネット接続の商用サービスを開始した我が国におけるインターネット サービスの草分け的存在として知られている。現在のビジネスの中心は、インターネット接続サービス やIIJ GIOなどのクラウドサービス、システムインテグレーションなどの法人向けサービスだが、最近は低価格の高速モバイル通信サービスである IIJmioなど、個人向けサービスにも力を入れている。ビジネスの拡大に合わせて、グループ企業との連携強化も推進。2010 年には子会社であった IIJ テクノロジーを吸収合併し、ネットワーク事業とシステムインテグレーション事業の一体化を図った。
こうした連携強化の動きは、情報システム部門にあたる事業基盤システム部の業務にも大きな影響を与え、国内で高い評価を受けているクラウドサービスIIJ GIO上での社内システム構築といったサー ビス部門との連携を強化している。昨年はオンプレミス環境だった自社SAPをIIJ GIOに移行し、短期間に移行ができることを実証、自社事例としている。事業基盤システム部業務システム課長 佐藤 純也氏は、次のように振り返る。「 I I J テクノロジーとの合併をきっかけに、社内の業務システムが急激に増えました。そのため、各システムをバッチでつなぎ、数字をまとめる必 要がありました。ただし、システムごとにジョブ管理の方法 がバラバラだったため、各システムのジョブにかかる時間を推測してバッチを組まざるをえませんでした」(佐藤氏)
IIJ では、あるジョブが終わる時間を推測し、その 1 時間後に次のジョブを実行するといった処理をし ていた。ところが、各システムの処理データ量が増えるのに伴い、次第に時間内に処理が終わらなくなってきた。 また、あるシステムの処理が予想より長引き、次のジョブと重な ってエラーが発生し、夜中にエンジニアが対応を余儀なくされることもあった。
さらに今後 、グループ連携の強化にともなってシステム数はさらに増え、扱うデータも増大することは明らかだったため、早急な対策が求められていた。

バッチ処理への柔軟性と低コスト、「エージェントレス」が決め手

バッチ処理の問題を解決するポイントはいくつかあった。まず、バッチを実行しているハードウェアそのものが老朽化していたため、そのリプレースが決定された。
さらに、ジョブとジョブの隙間時間をなくして全体の処理時間を短縮するとともに、ジョブの重複によるエラーをなくすため、ジョブスケジュールを統合管理できるソリューションが求められた。そこで、国産の某ツールと野村総合研究所(以下、NRI)のSenju Operation Conducto(r 以下、Senju / OC )の2製品に絞って検討が行われた。それが、2012年の10月から年末にかけてのことだ。事業基盤システム部業務システム課課長代行谷山秀之氏は次のように説明する。「もともと、他社の管理ツールを利用していましたので、当初はそれを最新版にバージョンアップすることで対応しようと考えていました。しかし、パートナー企業のTISから、より低コストでよりよく管理できるSenju/OCを紹介され、比較することになったのです」(谷山氏) 以前使っていたツールは多機能ではあったが、 使う機能は一部だけであり、維持管理面に課題があった。また、バージョンアップには全システムの入れ替えが必要となることが判明した。そこで、課題を解決できる機能面とコスト面で検討し た結果、バッチ処理に対して柔軟な機能を持ちコストも安いSenju/OCに軍配があがった。中でも決め手は「エージェントレス」であることだ と谷山氏は指摘する。
「IIJ には、昔から使っているレガシーなシステムもあり、異なるプラットフォームのシステムも混 在しています。また、将来、グループ会社 との連携強化や新規事業への取り組みにより、さら にシステムが増えることも想定されましたので、 コストを抑えながらスピーディに対応するには、各システムにエージェントを入れる必要のないSenju / OCがよいだろうと考えたのです 」(谷山氏)
こうして導入が決定。2013年の6月には無事、 カットオーバーを迎えた。

バッチ処理の高速化とジョブの整合性の担保が大きな成果

TIS の安東克真氏は Senju/OC 導入の成果について、次のように説明する。「これまで推測に頼っていた部分を、正確に制御できるようになったことは非常に大きな成果です。Senju/OC によってジョブの前後関係を制御できるようになり、整合性が担保されました。その結果、時 間遅延の原因になっていたジョブ間のバッファーがなくなり、エラーもなくなりました。 以前は、夜中にエンジニアに連 絡が入ることもありましたから、安心して仕事できるようになっ た意義は非常に大きいと思います」(安東氏) ジョブ間のバッファーがなくなり、処理時間が大幅 に短縮されたことも大きな成果だが、何よりジョブの整合性が担保された意義が大きいと、佐藤氏は次のように補足する。「システムが複雑になると、売上の数値を集めるバッチだけでも並行で動かさざるをえなくなってきます。サービスによって売上を管理するシステ ムが異なったりするからです。したがって、どのタイミングでどのバッチが動くのかをきちんと整 理し、かつ適切にメンテナンスすることは、思った以上に面倒な作業です。それが、Senju/OC によって整理され、 一元的に管理されている意義は非常に大きいと思います。今後、システムを追加 すると、さらにメリットが出てくると考えています」(佐藤氏)

SOA アーキテクチャによる複雑なシステムをバッチレベルで連携

Senju/OCの導入にあたって、IIJが特に力を 入れたのは設計だという。IIJ では、システム構 築に SOA(サービス指向アーキテクチャ)の考え 方を採用している。このため、Senju/OC導入にあたっても、パッケージ化して再利用できるように、十分に時間をかけて設計を行った。
「もともとIIJでは、SOAの考え方でシステムを構築しています。つまり、システムをサービス化し、再利用していくポリシーでやってきまし た 。その点、Senju/OCはその考えに非常に合致した製品でした 。 導入するときにも、再利用を目的に、十分に時間をかけて設計することで、Senju/OCのメリットを最大限引き出すことができたと思います」(谷山氏)
当初の目的であったバッチ処理の時間短縮と整合性担保は、Senju/OCによってほぼ達成された。しかし、その成果が本当の意味で現れるの は、これからかもしれない。佐藤氏は、次のように期待を込める。
「IIJ は、いま、急激に大きくなっています。そのため、今後もさまざまなサービスを、スピーディかつ低コストで展開しなければなりません 。 その意味でも、SOAアーキテクチャをどんどん導入したいと考えています。ただ、システムが増えると、どうしても構成が複雑になり、システム間の連携が必要になります。したがって、バッチレベルの連携を担うSenju/OCには、非常に期待しています」(佐藤氏) インターネット業界の草分け的存在として長い 歴史を持つ IIJ。その一方で、同社は常に新しいことに積 極 的に取り組み、新たなビジネスモデ ルへと挑戦する企業でもある。それを ITの面で支える事業基盤システム部にとって、Senju/OCの役割は今後、ますます重要なものになりそうだ。

※本文中に記載の社名、部署名、ご担当者名等は取材時点のものです

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