7.5. 補足事項

7.5.1. 収集ファイルデータの保存について

取得された千手構成管理項目/構成管理項目の保存先、千手構成ファイルサーバー上への収集先、および取得したデータのファイルフォーマット形式について、以下に説明します。

../_images/image2741.jpg

注釈

マルチエージェントで複数の構成ファイルサーバーを立てた場合にはそれぞれのCMSROOTは別に設定することを推奨します。

参考

千手構成管理項目/構成管理項目の保存で、ディスクの空き容量が少なくなることを防ぐために、CCMROOT環境変数で、保存先を変更することができます。環境変数の設定の仕方は 構成情報結果ファイルおよび、マネージャ情報の格納ディレクトリを変更する場合の設定 を参照して下さい。

7.5.1.1. 千手エージェント上での保存

取得された千手構成管理項目/構成管理項目のファイルは、千手エージェントまたは、プローブに指定されたノード上の以下のディレクトリに保存されます。

UNIX  :$CCMROOT/store/ccm/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%CCMROOT%\store\ccm\取得日付(YYYYMMDD形式)

  CCMROOT環境変数が未設定の場合は、以下となる。

UNIX  :$SENJUHOME/store/ccm/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%SENJUHOME%\store\ccm\取得日付(YYYYMMDD形式)

また、取得時のファイル名は、以下のようにネーミングされます。

  • 千手構成管理項目の場合

    構成管理ノードID#千手構成管理項目_千手構成管理項目名_SJ__YYYYMMDDhhmmss_差分結果.txt

    表 7.121 千手構成管理項目取得ファイルのネーミング

    項目

    説明

    構成管理ノードID

    千手エージェントのノードIDまたは千手センサーのノードIDです。

    千手構成管理項目

    固定文字です。

    千手構成管理項目名

    千手構成管理項目名は、以下の千手構成管理項目名が入ります。
    • 千手基本情報

    • 千手パッチ情報

    • ホスト情報

    • ディスク情報

    • ネットワーク情報

    • ソフトウェア/パッチ情報

    • サービス情報

    • ユーザー情報

    • ログイン情報

    SJ

    千手構成管理項目をあらわす取得種別の固定文字です。

    YYYYMMDDhhmmss

    取得年月日時分秒の14桁の数字です。

    差分結果

    以下の差分種別を1文字で表します。
    O:変更対象外
    N:変更なし
    E:変更あり
    X:変更不明

    "#"、"_"は固定の区切り文字です。

    注釈

    千手基本情報/千手パッチ情報は千手マネージャ上に保存されます。

  • 構成管理項目の場合

    構成管理ノードID#実行ユニット名_構成管理項目名_取得種別_対象名_YYMMDDhhmmss_差分結果.txt

    表 7.122 構成管理項目取得ファイルのネーミング仕様

    項目

    説明

    構成管理ノードID

    千手エージェントのノードIDまたは千手センサーのノードIDです。

    実行ユニット名

    実行ユニット名が入ります。

    構成管理項目名

    構成管理項目名が入ります。

    取得種別

    以下の取得種別を2文字で表します。
    FI:ファイル情報(ファイル取得)
    FL:ファイル情報(ファイルリスト取得)
    EX:コマンド実行
    SN:SNMP項目
    WM:Windows項目(WMI情報)
    RG:Windows項目(レジストリ情報)
    EV:Windows項目(イベントログ情報)

    対象名

    取得種別がFI、FLの場合に、対象となるファイル名またはパス部分の最後のディレクトリ名が入ります。(先頭から30バイト分まで)(":"、","、"; "、"*"、"? "、"""、"<"、">"、"|"は取り除かれます。)

    YYYYMMDDhhmmss

    取得年月日時分秒の14桁の数字です。

    差分結果

    以下の差分種別を1文字で表します。
    O:変更対象外
    N:変更なし
    E:変更あり
    X:変更不明

    "#"、"_"は固定の区切り文字です。

7.5.1.2. 千手構成ファイルサーバー上での保存

千手エージェントまたは、プローブに取得された千手構成管理項目/構成管理項目のファイルを、千手構成ファイルサーバー上の以下のディレクトリに蓄積します。

Windows :%CMSROOT%\収集日付(YYYYMMDD形式)\対象ノード

収集時のファイル名は、取得時のファイル名のままとなります。

7.5.1.3. ファイルフォーマット

取得した千手構成管理項目、構成管理項目のファイルフォーマットについて、以下に説明します。

7.5.1.3.1. 千手構成管理項目のファイルフォーマット

1行目が見出し行、2行目以降がデータ行です。

◆ 千手基本情報

表 7.123 千手基本情報ファイルフォーマット

項目

内容

千手基本情報

"千手基本情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

千手基本情報の項目の名称です。
項目の内容は、 千手基本情報 を参照して下さい。
千手センサーの場合は、IPアドレスのみ出力されます。

千手基本情報の項目の値です。

◆ 千手パッチ情報

表 7.124 千手パッチ情報ファイルフォーマット

項目

内容

千手パッチ情報

"千手パッチ情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

適用されているパッチの名称です。

リリース/適用日時

パッチがリリ-スされた日時、または適用された日時です。

◆ ホスト情報

表 7.125 ホスト情報ファイルフォーマット

項目

内容

ホスト情報

"ホスト情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

ホスト情報の項目の名称です。項目の内容は、 ホスト情報 を参照して下さい。

ホスト情報の項目の値です。

◆ ディスク情報

表 7.126 ディスク情報ファイルフォーマット(Windowsノード)

項目

内容

ディスク情報

"ディスク情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

ドライブの名称です。

付加情報

ドライブのボリュームラベルです。

種類

ディスクの種類です。

ファイルシステム

ファイルシステムの種類です。

容量

ディスクの容量です。

表 7.127 ディスク情報ファイルフォーマット(UNIX/Linuxノード)

項目

内容

ディスク情報

"ディスク情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

ドライブの名称です。

種類

ディスクの種類です。

容量

ディスクの容量です。

◆ ネットワーク情報

表 7.128 ネットワーク情報ファイルフォーマット

項目

内容

ネットワーク情報

"ネットワーク情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

ネットワークインターフェース名です。

MACアドレス

MACアドレスです。

IPアドレス

IPアドレスです。

サブネットマスク

サブネットマスクです。

◆ ソフトウェア/パッチ情報

表 7.129 ソフトウェア/パッチ情報ファイルフォーマット

項目

内容

ソフトウェア/パッチ情報

"ソフトウェア/パッチ情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

ソフトウェアの名称です。

バージョン

ソフトウェアのバージョンです。

◆ サービス情報

表 7.130 サービス情報ファイルフォーマット

項目

内容

サービス情報

"サービス情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

名称

サービスの名称です。

説明

サービスの説明です。

スタートアップ

サービスのスタートアップの種類です。

◆ ユーザー情報

表 7.131 ユーザー情報ファイルフォーマット(Windowsノード)

項目

内容

ユーザー情報]

"ユーザー情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

ユーザー名

ユーザー名称です。

グループ名

ユーザーが所属するグループ名です。

説明

ユーサーの説明です。

表 7.132 ユーザー情報ファイルフォーマット(UNIX/Linuxノード)

項目

内容

ユーザー情報

"ユーザー情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

ユーザー名

ユーザーの名称です。

ユーザーID

,ユーザー番号です。

グループ名

所属グループの名称です。

グループID

グループ番号です。

説明

ユーザーの説明です。

ホームディレクトリ

ユーザーのホームディレクトリです。

ログインシェル

ログインシェルです。

パスワード変更日時

パスワード変更日時です。

パスワード有効日時

パスワード有効日時です。

◆ ログイン情報

表 7.133 ログイン情報ファイルフォーマット(Windowsノード)

項目

内容

ログイン情報

"ログイン情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

ユーザー名

ログインユーザーです。

クライアント名

接続元ホスト名です。

ログイン日時

ログイン日時です。

ログアウト日時

ログアウト日時です。

表 7.134 ログイン情報ファイルフォーマット(UNIX/Linuxノード)

項目

内容

ログイン情報

"ログイン情報"固定です。

ホスト名

対象サーバーのホスト名です。

ユーザー名

ログインユーザーです。

端末

接続元端末です。

クライアント名

接続元ホスト名です。

ログイン日時

ログイン日時です。

ログアウト日時

ログアウト日時です。

7.5.1.3.2. 構成管理項目のファイルフォーマット

フォーマット形式は、構成管理項目により変わります。

  • ファイル情報(ファイル取得)

    指定ファイルの内容をそのまま出力します。

    例:

    ファイル「/etc/sysconfig/network」

    NETWORKING=yes
    NETWORKING_IPV6=no
    HOSTNAME=xen20000
    NISDOMAIN=sjdev.nri.co.jp
    GATEWAY=192.173.97.254
    ・・・・・・
    
  • ファイル情報(ファイルリスト情報取得)

    指定ディレクトリの総ファイル数を1行目に出力します。

    2行目以降は、構成管理項目の"ファイルリスト情報を取得する"の設定で指定された内容に基づいて出力します。

    例(UNIX/Linuxノード):

    ディレクトリ「/etc/rc.d」

    Total:11
    drwxr-xr-x      root    4096    Sep 21 16:22                                            /etc/rc.d/init.d
    -rwxr-xr-x      root    2255    Sep 22  2006    20e0c2e390ae97dfd1e570445a8fe802        /etc/rc.d/rc
    -rwxr-xr-x      root    220     Jun 24  2003    f5f80cc2010fac20993bbdef2cf0421b        /etc/rc.d/rc.local
    ・・・・・・
    

    (Windowsノード):

    ディレクトリ「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」

    Total:10
    Administrators  3,440,660       2005/03/28  22:03       7f29903cb8f5590d52db0c9f97049a25        C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\gm.dls
    BUILTIN\Users:R
    BUILTIN\Power Users:R
    BUILTIN\Administrators:F
    NT AUTHORITY\SYSTEM:F
    Administrators  646     2005/03/28  22:03       7111bfa692a22e4b3c07f1e6c6ff6f72        C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\gmreadme.txt
    BUILTIN\Users:R
    BUILTIN\Power Users:R
    BUILTIN\Administrators:F
    NT AUTHORITY\SYSTEM:F
    ・・・・・・
    
  • コマンド実行

    コマンド実行により、標準出力に出力された内容をそのまま出力します。

    例:

    コマンド実行「/sbin/ifconfig」

    eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:17:A4:AB:71:B7
              inet addr:192.178.157.11  Bcast:192.178.157.255  Mask:255.255.255.0
              inet6 addr: fe80::217:a4ff:feab:71b7/64 Scope:Link
              UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
              RX packets:43393230 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
    ・・・・・・
    
  • SNMP項目

    以下の形式で出力します。

    オブジェクト名(OID)= 設定されている値

    例:

    OID「1.3.6.1.2.1.1.1」

    sysDescr.0(1.3.6.1.2.1.1.1.0) = Linux emperor 2.6.9-55.ELsmp #1 SMP Fri Apr 20 17:03:35 EDT 2007 i686
    sysObjectID.0(1.3.6.1.2.1.1.2.0) = enterprises.8072.3.2.10
    sysUpTime.0(1.3.6.1.2.1.1.3.0) = 47570744
    sysContact.0(1.3.6.1.2.1.1.4.0) = Root <root@localhost> (configure /etc/snmp/snmp.local.conf)
    sysName.0(1.3.6.1.2.1.1.5.0) = emperor
    ・・・・・・
    
  • Windows項目(WMI情報)

    指定されたWMIクラスで取得される情報を出力します。

    例:

    クラス「Win32_Environment」、プロパティ「VariableValue」

    Win32_Environment       VariableValue
    ClusterLog      C:\WINDOWS\Cluster\cluster.log
    ComSpec %SystemRoot%\system32\cmd.exe
    FP_NO_HOST_CHECK        NO
    NUMBER_OF_PROCESSORS    2
    OS      Windows_NT
    ・・・・・・
    
  • Windows項目(レジストリ情報)

    以下の形式で出力します。

    Key = [指定したレジストリキー]

    lastmodify = [更新日]

    値の名前 = 値のデータ

    例:

    レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NRI」

    key = [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NRI]
    lastmodify = [2007/10/05 16:12]
    key = [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NRI\Senju]
    lastmodify = [2007/08/08 17:58]
    key = [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NRI\Senju\Environment]
    lastmodify = [2007/08/08 17:58]
    sj_reboot_ftu = NOREBOOT
    sj_reboot_kernel = NOREBOOT
    ・・・・・・
    
  • Windows項目(イベントログ情報)

    TAB区切りテキスト形式で出力します。

    例:

    イベントログ「Application」

    07/10/26        11:55:41        sjPEX_pxd       Information     なし      1       N/A     GEMINI  (千手/共通)  CUnixOcbObj::CallMethod メソッド[receiveACK] パラメータ[ !gemini:SpFrameClnt:600 !0000] OcbGate[sjPEX_pxd:0] OcbId[aPexServer] , proc #1500 thread #1736.
    07/10/26        11:55:41        sjPEX_pxd       Information     なし      1       N/A     GEMINI  (千手/共通)  CUnixOcbObj::CallMethod メソッド[receiveACK] パラメータ[ !gemini:SpFrameClnt:7592 !0000] OcbGate[sjPEX_pxd:0] OcbId[aPexServer] , proc #1500 thread #1736.
    ・・・・・・
    

7.5.2. 収集ファイルデータの保存期間について

取得された千手構成管理項目/構成管理項目のデータファイルの保存期間、千手マネージャ上の情報ファイルの保存期間、および千手構成ファイルサーバー上への保存期間について、以下に説明します。

7.5.2.1. 千手エージェント上での構成情報ファイルの保存期間

取得した千手構成管理項目/構成管理項目のファイルは、千手エージェントまたは、プローブに指定されたノード上の以下のディレクトリに一定期間保存されます。

UNIX  :$CCMROOT/ccm/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%CCMROOT%\ccm\取得日付(YYYYMMDD形式)

  CCMROOT環境変数が未設定の場合は、以下となる。

UNIX  :$SENJUHOME/store/ccm/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%SENJUHOME%\store\ccm\取得日付(YYYYMMDD形式)

千手エージェント上のデータファイルの保存期間は環境変数「SjCCM_SavePeriod」で設定できます。(デフォルトでは7日分)

7.5.2.2. 千手マネージャ上の千手マネージャ情報の保存期間

収集した千手マネージャ情報は、千手マネージャ上の以下のディレクトリに一定期間保存されます。

UNIX  :$CCMROOT/sae/mgrinfo/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%CCMROOT%\sae\mgrinfo\取得日付(YYYYMMDD形式)

  CCMROOT環境変数が未設定の場合は、以下となる。

UNIX :$SENJUHOME/store/sae/mgrinfo/取得日付(YYYYMMDD形式)

Windows :%SENJUHOME%\store\sae\mgrinfo\取得日付(YYYYMMDD形式)

また、千手マネージャ情報の保存期間は千手ブラウザの「ドメインポリシーの設定」から設定できます。

7.5.2.3. 千手構成ファイルサーバー上での保存期間

千手エージェントまたは、プローブに取得した千手構成管理項目/構成管理項目のファイルは、千手構成ファイルサーバー上の以下のディレクトリに一定期間保存されます。

Windows :%CMSROOT%\収集日付(YYYYMMDD形式)\対象ノード

千手マネージャで収集した千手マネージャ情報ファイルは、千手構成ファイルサーバー上の以下のディレクトリに一定期間保存されます。

Windows :%CMSROOT%\収集日付(YYYYMMDD形式)\mgrinfo千手マネージャ名

また、千手構成ファイルサーバー上のデータファイルの保存期間は構成ファイルサーバーの設定ファイル「%SENJUHOME%\dat\ccm\sj_ccm.ini」のキー「FILE_REMAIN_DAYS」から設定できます。(デフォルトでは30日分)

7.5.3. 定義データの書き出し、読み込み

千手システムには、定義データをMicrosoft Excelなどの表計算ソフトが取り扱えるデータ形式[テキスト(タブ区切り)(*.txt)]に書き出す機能、及び本マニュアルに記載のフォーマットに従って作成された定義データを読み込む機能があります。

これにより、大量の定義データを編集し、定義する場合や、Senju DevOperation Conductorの定義データを表計算ソフトなどに取り込んで管理することなどを効率よく行うことが可能です。

参考

Microsoft Excelを使って編集する場合の注意事項については Microsoft Excel編集時の注意事項 を参照して下さい。

7.5.3.1. データの書き出し

千手ブラウザで"コンフィグレーション"下の構成管理ノード、接続設定、構成管理項目、実行ユニット、履歴表示設定を選択し、右ボタンをクリックして出るコンテキストメニューで[データの書き出し]を選ぶと出る画面を下記の図に示します。

../_images/image2841.jpg

図 7.124 データの書き出しダイアログ

"コンフィグレーション"エンティティ直下の構成管理ノード、接続設定、構成管理項目、履歴表示設定エンティティなど(以下、システム項目エンティティと呼ぶ)を複数選択したコンテキストメニューで[データの書き出し]を選択した場合、データの書き出しダイアログが表示されます。

データの書き出しダイアログでファイルを指定し[保存]ボタンを押すと、指定されたファイルに千手ブラウザで選択されたものを書き出します。

ファイルへの保存の終了時に表示されるデータの書き出し実行結果ダイアログを下記の図に示します。

../_images/image2861.jpg

図 7.125 データの書き出し実行結果ダイアログ

書き出されるデータファイルのフォーマットは、 コンフィグレーション書き出しファイルのフォーマット を参照して下さい。

データの書き出しを行う際、ファイルに書き出されるエンティティは、

  • 千手ブラウザのツリービューでシステム項目エンティティを選択し、リストビューで登録されているものを1つまたは複数選択してデータの書き出しを行った場合、選択したエンティティのみ書き出します。リストビューでエンティティを1つも選択せずにデータの書き出しを行った場合は、ツリービューで選択されているシステム項目エンティティ下で現在登録されているものすべてを書き出します。

  • システム項目エンティティを選択したコンテキストメニューでデータの書き出しを行った場合、そのエンティティ下で現在登録されているものすべてを書き出します。

また、ファイルに書き出されるエンティティの順序は、現在表示されている順序となります。

7.5.3.2. データの読み込み

データの読み込みでは、コンフィグレーションのエンティティの内容が記述してあるデータファイルを読み込み、記述内容に従って登録を行います。

データファイルのフォーマットについては、 コンフィグレーション書き出しファイルのフォーマット を参照して下さい。

警告

データの読み込みは、登録内容の変更を行います。データの読み込みを行った後、登録内容の変更を取り消すことはできませんので、実行の際は十分注意して行って下さい。データの読み込みを行う前に、データの書き出しにより、変更前のデータを保存しておくことをお勧めします。

[データの読み込み]コンテキストメニューは、以下の2つの状態で右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示させた場合に選択できます。

  • 千手ブラウザで"コンフィグレーション"エンティティ直下の構成管理ノード、接続設定、構成管理項目、実行ユニット、履歴表示設定エンティティ(以下、システム項目エンティティと呼ぶ)のいずれかを選択した状態。

  • ツリービューでシステム項目エンティティを選択し、リストビューで1つも選択しない状態。

なお、システム項目エンティティを複数選択したコンテキストメニューで[データの読み込み]を選択した場合でも、データの読み込みダイアログは1つしか表示されません。

データの読み込みダイアログを下記の図に示します。

../_images/image2881.jpg

図 7.126 データの読み込みダイアログ

データの読み込みダイアログは、以下のような流れで作業を進めます。

  1. 1ページ目([データの読み込み]ページ)で、それぞれのエンティティで読み込むデータファイルを指定した後、[次へ]ボタンを押します。

  2. 指定ファイルの解析結果を表示する2ページ目([データの読み込み内容]ページ)に移ります。

  3. [データの読み込み内容]ページで解析結果を確認し、実際に読み込むと判断した場合、[次へ]ボタンを押します。

  4. 読み込んだ内容を千手マネージャに登録するかを確認するページ([確認]ページ)に移ります。

  5. [確認]ページで[完了]ボタンを押すと、読み込んだ内容を千手マネージャに登録し、その結果を実行結果ダイアログに表示します。

2ページ目及び3ページ目では、[戻る]ボタンを押すことにより1つ前の段階に戻ることができます。

7.5.3.2.1. [データの読み込み]ページ

[データの読み込み]ページを下記の図に、内容を下記の表に示します。

../_images/image2901.jpg

図 7.127 [データの読み込み]ページ

表 7.135 [データの読み込み]ページ

項目

内容

「追加/変更」選択ラジオボタン

読み込んだものが登録されていない場合は、追加します。読み込んだものが既に登録済みであった場合は、選択内容により以下のように動きが異なります。
  • "追加のみ"の場合、上書きせずエラーとなります。

  • "追加および変更"の場合、読み込んだ内容で上書き変更します。

「構成管理ノード」フィールド

構成管理ノードのデータを記述しているファイル名を指定します。

「構成管理ノード」フィールドのリストボタン

構成管理ノードのデータを記述しているファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

「接続設定」フィールド

接続設定のデータを記述しているファイル名を指定します。

「接続設定」フィールドのリストボタン

接続設定のデータを記述しているファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

「構成管理項目」フィールド

構成管理項目のデータを記述しているファイル名を指定します。

「構成管理項目」フィールドのリストボタン

構成管理項目のデータを記述しているファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

「実行ユニット」フィールド

実行ユニットのデータを記述しているファイル名を指定します。

「実行ユニット」フィールドのリストボタン

実行ユニットのデータを記述しているファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

「履歴表示設定」フィールド

履歴表示設定のデータを記述しているファイル名を指定します。

「履歴表示設定」フィールドのリストボタン

履歴表示設定のデータを記述しているファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

注釈

必ずしも一度に、すべてのファイル名を指定する必要はありません。例えば接続設定のデータだけを読み込みたい場合は、接続設定のファイル名だけを指定し、その他のフィールドは空にして下さい。

7.5.3.2.2. [データの読み込み内容]ページ

[データの読み込み]ページで、それぞれのエンティティで読み込むデータファイルを指定した後[次へ]ボタンを押すと、指定ファイルの解析結果を表示する[データの読み込み内容]ページに移ります。

このときは、読み込んだ内容はまだ千手マネージャに登録していません。[データの読み込み内容]ページで、解析結果を確認し実際にその内容を登録するかどうかを判断して下さい。

[データの読み込み内容]ページには、以下のようなタブが存在します。

  • [全般]タブ

    [データの読み込み]ページで指定されたファイルの読み込み結果のサマリをエンティティ毎に表示します。

  • [構成管理ノード]タブ

    構成管理ノードの読み込み内容を表示します。

  • [接続設定]タブ

    接続設定の読み込み内容を表示します。

  • [構成管理項目]タブ

    構成管理項目の読み込み内容を表示します。

  • [実行ユニット]タブ

    実行ユニットの読み込み内容を表示します。

  • [履歴表示設定]タブ

    履歴表示設定の読み込み内容を表示します。

読み込み内容の表示例として、[データの読み込み内容]ページ([構成管理項目]タブ)を下記の図に示します。

../_images/image2921.jpg

図 7.128 [データの読み込み内容]ページ([構成管理項目]タブ)

[構成管理ノード]タブ、[接続設定]タブ、[構成管理項目]タブ、[実行ユニット]タブ、[履歴表示設定]タブでは、読み込んだエンティティをリストに状態別に色分けして表示しています。

エンティティの状態と色を、下記の表に示します。

表 7.136 エンティティの状態と色

状態

説明

正常

黒色

正常に読み込めたエンティティ

異常

赤色

エラーのエンティティ

警告

黄色

選択したエンティティ内でエラーのものが存在する

変更せず

灰色

正常に読み込めましたが、同じ名称のエンティティが既に登録されており、"追加のみ"が選択されているため変更しないエンティティ

注釈

"警告"、"変更せず"の状態は"異常"に分類されて表示されます。

[構成管理ノード] タブ、[履歴表示設定]タブを除く、以下のタブ内では、表示内容が上段リストと下段リストとに分かれて表示されます。

  • [接続設定] タブ

    上段リスト:接続設定グループが表示されます。

    下段リスト:接続設定グループに所属するノード情報が表示されます。

  • [構成管理項目]タブ

    上段リスト:構成管理項目カテゴリが表示されます。

    下段リスト:構成管理項目カテゴリに所属する構成管理項目が表示されます。

  • [実行ユニット]タブ

    上段リスト:実行ユニットグループが表示されます。

    下段リスト:実行ユニットグループに所属する実行ユニットが表示されます。

上段・下段問わず、リストで1行選択すると、選択したエンティティに関する読み込み時の情報が「詳細情報」欄に表示されます。

エラーの場合は、ここにエラー内容が表示されます。

../_images/image2941.jpg

図 7.129 [データの読み込み内容]ページ(エラー時)

読み込み時にエラーのエンティティがあった場合、当該エンティティが属するタブに、異常を示す赤いアイコンが付きます。

リストでエラーの行を選択すると、選択したエンティティのエラー情報が「詳細情報」欄に表示されます。

エラー内容は主に以下の7種類です。

  • 文字エラー(文字 '○' は許されない文字です)

    使用不可能文字を使用しています。

  • 文字数エラー(文字が最大長nを越えています /検索文字列が最大長nを越えています)

    文字数が最大文字数をオーバーしています。

  • 範囲外 / 指定不可(値○は許されません / 指定できません)

    不正な値が指定されています。

  • 省略不可(○を1つ以上指定して下さい / ○が指定されていません)

    省略不可能です。適切なものを指定して下さい。

  • 2重登録(同じ○○が指定されています)

    同じものが2つ以上記述されています。

  • 依存するものが存在しない(○が存在しません / ○が見つかりません)

    例えば、構成管理ノードの定義ファイルで指定された名称は、"ノードグループ"の"全体"に登録されているノード名称でなければなりません。

  • 上限数エラー(これ以上、登録できません)

    接続設定グループ、構成管理カテゴリ、構成管理項目、実行ユニットグループ、実行ユニットの設定上限数を超えています。

[クリップボードへログをコピー]ボタンを押すと、「詳細情報」に表示されているエラー情報をクリップボードへコピーします。

注釈

異常なデータがある場合は、[次へ]ボタンが押せなくなります。[詳細情報]に表示された内容を参考に、読み込みデータから異常となった原因を取り除いて下さい。

コンテキストメニュー

[データの読み込み内容]ページで、リストから読み込みデータを選択し、右クリックすることにより開かれるコンテキストメニューを下記の図に、内容を下記の表に示します。

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図 7.130 [データの読み込み内容]ページのコンテキストメニュー

表 7.137 [データの読み込み内容]ページのコンテキストメニュー

項目

内容

詳細情報をコピー

選択されているデータの詳細情報をクリップボードにコピーします。複数のデータを選択して実行することができます。

7.5.3.2.3. [確認]ページ

[データの読み込み内容]ページで解析結果を確認し、実際に千手マネージャに登録すると判断した場合、[次へ]ボタンを押して下さい。読み込んだ内容を千手マネージャに登録するかどうかを最終的に確認する、[確認]ページに移ります。

1ページ目で"追加のみ"を選択した場合の[確認]ページを下記の図に、1ページ目で"追加および変更"を選択した場合の[確認]ページを下記の図に、内容を下記の表に示します。

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図 7.131 [確認]ページ("追加のみ")

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図 7.132 [確認]ページ("追加および変更")

表 7.138 [確認]ページ("追加および変更")

項目

内容

「すべて反映する/「追加」および「変更(差分あり)」のみ反映」選択ラジオボタン

読み込んだものが登録されていない場合は、どちらを選択していても追加します。読み込んだものが既に登録済みであった場合は、選択内容により以下のように動きが異なります。
  • "すべて反映する"の場合、読み込んだものをすべて反映します。

  • "「追加」および「変更(差分あり)」のみ反映"の場合、"変更(差分なし)"のものについては、同一のものであるため、反映処理を行いません。

ここで[完了]ボタンを押すと、読み込んだ内容を千手マネージャに登録します。

1ページ目で"追加および変更"を選択した場合は、[確認]ページに「すべて反映する/「追加」および「変更(差分あり)」のみ反映」選択ラジオボタンが表示されるため、必要に応じて選択を変更し、[完了]ボタンを押します。

7.5.3.3. データの一括書き出し、読み込み

コンフィグレーションの定義データの書き出し、読み込み機能には、定義データ毎にファイル名を指定する方法以外に、入力フォルダ、または千手オフライザファイルを指定して定義データを一括で書き込み、読み込みを行う機能があります。

定義データの一括読み込み機能で読み込みを行うことができる定義データは以下の定義データです。

  • 実行ユニット

  • 履歴表示設定

  • 接続設定

  • 構成管理ノード

  • 構成管理項目

注釈

千手オフライザは、千手ブラウザと同様の操作性のGUI画面を用いてコンフィグレーションのデータを作成することができます。千手オフライザは、千手マネージャとの接続環境のないオフライン環境下で使用できるため、例えば自席のPC上などのローカル環境で手軽にコンフィグレーションデータの作成・参照・確認などを行うことができます。詳細は千手オフライザのマニュアルをご参照下さい。

7.5.3.3.1. データの一括書き出し

[データの一括書き出し]コンテキストメニューは、以下の2つの状態で右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示させた場合に選択できます。

  • 千手ブラウザで"コンフィグレーション"エンティティを選択した状態。

  • ツリービューで"コンフィグレーション"エンティティを選択し、リストビューで1つも選択しない状態。

コンテキストメニューで[データの一括書き出し]を選択したときに表示される画面を下記の図に示します。

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図 7.133 データの一括書き出しダイアログ

出力フォルダを指定し、[OK]ボタンを押下したときに表示される画面を下記の図に示します。

../_images/image3061.jpg

図 7.134 データの一括書き出し確認ダイアログ

データの一括書き出し確認ダイアログで[OK]ボタンを押下すると、指定したフォルダに実行ユニット、履歴表示設定、接続設定、構成管理ノード、構成管理項目を書き出します。

データの出力時に表示される画面を下記の図に示します。

../_images/image3081.jpg

図 7.135 データの出力結果ダイアログ(テキスト書き出し)

7.5.3.3.2. 千手オフライザファイルの書き出し

[千手オフライザファイルの書き出し]コンテキストメニューは、以下の2つの状態で右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示させた場合に選択できます。

  • 千手ブラウザで"コンフィグレーション"エンティティを選択した状態。

  • ツリービューで"コンフィグレーション"エンティティを選択し、リストビューで1つも選択しない状態。

コンテキストメニューで[千手オフライザファイルの書き出し]を選択したときに表示される画面を下記の図に、内容を下記の表に示します。

../_images/image3101.jpg

図 7.136 データの一括書き出し(コンフィグレーション)ダイアログ

表 7.139 データの一括書き出しダイアログのプロパティ

項目

内容

「ジョブスケジュール」チェックボックス

ジョブスケジュールの定義データを千手オフライザファイルとして書き出します。詳細は、 千手オフライザファイルの書き出し を参照して下さい。

「イベント」チェックボックス

イベントの定義データを千手オフライザファイルとして書き出します。詳細は、 千手オフライザファイルの書き出し を参照して下さい。

「コンフィグレーション」チェックボックス

コンフィグレーションの定義データを千手オフライザファイルとして書き出します。詳細は、 千手オフライザファイルの書き出し を参照して下さい。

「モニタリング」チェックボックス

モニタリングの定義データを千手オフライザファイルとして書き出します。詳細は、 千手オフライザファイルの書き出し を参照して下さい。

「出力ファイル」フィールド

チェックボックスで選択した定義データを書き出すファイル名を指定します。

「出力ファイル」リストボタン

定義データを書き出すファイルを選択するためのファイル選択ダイアログを表示します。

出力ファイルを指定し、[OK]ボタンを押下すると千手オフライザファイルを出力します。

ファイルへの出力時に表示される画面を下記の図に示します。

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図 7.137 データの出力結果ダイアログ(千手オフライザファイル書き出し)

7.5.3.3.3. データの一括読み込み

[データの一括読み込み]コンテキストメニューは、以下の2つの状態で右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示させた場合に選択できます。

  • 千手ブラウザで"コンフィグレーション"エンティティを選択した状態。

  • ツリービューで"コンフィグレーション"エンティティを選択し、リストビューで1つも選択しない状態。

コンテキストメニューで[データの一括読み込み]を選択したときに表示される画面を下記の図に示します。

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図 7.138 データの一括読み込みダイアログ(入力データ指定)

テキストを読み込む場合には、"テキスト(タブ区切り)を読み込む"を選択し、入力フォルダを指定します。

千手オフライザファイルを読み込む場合には、"千手オフライザファイルを読み込む"を選択し、入力ファイルを指定します。

[次へ]ボタンを押すと、各エンティティのデータファイル名が自動的に埋め込まれたダイアログが表示されます。

"テキスト(タブ区切り)を読み込む"を選択した場合の画面を下記の図に、"千手オフライザファイルを読み込む"を選択した場合の画面を下記の図に示します。

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図 7.139 データの一括読み込みダイアログ(テキスト読み込み)

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図 7.140 データの一括読み込みダイアログ(千手オフライザファイル読み込み)

"千手オフライザファイルを読み込む"を選択した場合には、ここで個別にファイルを指定することはできません。

以降は、 [データの読み込み]ページ と同様の手順でコンフィグレーションの定義データの読み込みを行うことができます。

7.5.3.4. コンフィグレーション書き出しファイルのフォーマット

ここでは、千手ブラウザの構成管理ノード、接続設定、構成管理項目、実行ユニット、履歴表示設定のデータ書き出し及びデータ読み込みで扱う、タブ区切りのテキストファイルのフォーマットを説明します。

注釈

1行のフォーマットの説明が複数行に渡っていますが、 <\n> マークまでが1行となっていますので、ご注意下さい。途中で改行されますと、データの読み込みを行った際に間違ったデータを読み込んでしまいます。

【データファイル作成にあたって】

  • 各項目間はタブ(表記例では <\t> と表記します)で区切られています。半角や全角のスペースは、区切りではなくそのまま文字として認識しますのでご注意下さい。

  • 省略可能な項目で省略をする場合、半角や全角のスペースも記入しないで下さい。記入されている場合、そのまま半角や全角のスペースを値として認識してしまいます。

  • ファイルの1行目はヘッダー行となっており、2行目以降に実際のデータが記述されています。ヘッダー行は必須となっています。ヘッダー行はすべて固定文字です。カタカナの半角全角なども区別されますので、ご注意下さい。カタカナは全角のみ入力可能です。

  • データの中にも固定文字で記述すべきものがあるので、指定のものと相違ないように記述して下さい。

  • 省略可能な項目を省略することなどにより、タブだけが最後まで続いているような状態があるときは、そのタブを省略することができます。例えば、接続設定のデータ部では、"説明"の後に続く項目は指定する必要が無いため、後続のタブは省略できます。

  • 接続設定の"パスワード"など機密性の高い項目に関して、Senju DevOperation Conductorでは暗号化して情報を管理しています。この暗号化をパスワード変換と呼びます。"パラメータ値"は、読み込む値がパスワード変換する必要があるか指定する必要があり、パスワード変換する場合は"Y"、既にパスワード変換されている場合は"N"を指定します。例えば、パスワードパラメータの時に"パラメータ値"に"password"と記入した場合は、パスワード変換が必要であるため、"パラメータ値パスワード変換"に"Y"を記入します。[データの書き出し]を行ったデータは、パスワード変換が行われた値で書き出されています。このデータを[データの読み込み]で読み込ませる場合は、パスワード変換に"N"が記入されている必要があります。

  • "$SJ_"で始まる文字列はシステムで予約されています。

  • 接続設定の"デフォルト接続"の名称変更はできません。

データファイルはフォーマットが複雑な上、代替不可の固定文字列もあるため、データファイルを作成する場合、一度現在登録されているデータの[データの書き出し]を行い、作成されたファイルを参照することをお勧めします。

また、[データの読み込み]を行うためにデータファイルを作成される場合、コンフィグレーションのエンティティで設定する各項目の意味を十分理解した上で行って下さい。

7.5.3.4.1. 構成管理ノード

  • ヘッダー行

    名称 <\t> 接続方法 <\t> プローブノードID <\t> Windowsの接続設定 <\t> WMI:アカウント <\t> WMI:パスワード変換 <\t> WMI:パスワード <\t> UNIX/Linuxの接続設定 <\t> コマンド接続 <\t> TELNET:アカウント <\t> TELNET:パスワード変換 <\t> TELNET:パスワード <\t> TELNET:ポート番号 <\t> SSH:アカウント <\t> SSH:パスワード変換 <\t> SSH:パスワード <\t> SSH:ポート番号 <\t> SSH:バージョン <\t> SSH:認証方式 <\t> SSH:パスフレーズ変換 <\t> SSH:パスフレーズ <\t> SSH:秘密鍵ファイル <\t> 収集種別1 <\t> 収集日1 <\t> 収集時刻1 <\t> 収集種別2 <\t> 収集日2 <\t> 収集時刻2 <\t> 収集種別3 <\t> 収集日3 <\t> 収集時刻3 <\t> 収集種別4 <\t> 収集日4 <\t> 収集時刻4 <\t> 収集種別5 <\t> 収集日5 <\t> 収集時刻5 <\t> 収集種別6 <\t> 収集日6 <\t> 収集時刻6 <\t> 収集種別7 <\t> 収集日7 <\t> 収集時刻7 <\t> 収集種別8 <\t> 収集日8 <\t> 収集時刻8 <\t> 千手構成管理項目ID <\t> 千手構成管理項目名 <\t> 収集する <\t> 変更検出 <\t> 変更検出:ファイル <\t> 変更検出:コマンド <\t> 変更検出時アクション:メッセージの送信 <\t> 変更検出時アクション:送信メッセージID <\n>

  • データ行

    (名称) <\t> (接続方法) <\t> (プローブノードID) <\t> (Windowsの接続設定) <\t> (WMI:アカウント) <\t> (WMI:パスワード変換) <\t> (WMI:パスワード) <\t> (UNIX/Linuxの接続設定) <\t> (コマンド接続) <\t> (TELNET:アカウント) <\t> (TELNET:パスワード変換) <\t> (TELNET:パスワード) <\t> (TELNET:ポート番号) <\t> (SSH:アカウント) <\t> (SSH:パスワード変換) <\t> (SSH:パスワード) <\t> (SSH:ポート番号) <\t> (SSH:バージョン) <\t> (SSH:認証方式) <\t> (SSH:パスフレーズ変換) <\t> (SSH:パスフレーズ) <\t> (SSH:秘密鍵ファイル) <\t> (収集種別1) <\t> (収集日1) <\t> (収集時刻1) <\t> (収集種別2) <\t> (収集日2) <\t> (収集時刻2) <\t> (収集種別3) <\t> (収集日3) <\t> (収集時刻3) <\t> (収集種別4) <\t> (収集日4) <\t> (収集時刻4) <\t> (収集種別5) <\t> (収集日5) <\t> (収集時刻5) <\t> (収集種別6) <\t> (収集日6) <\t> (収集時刻6) <\t> (収集種別7) <\t> (収集日7) <\t> (収集時刻7) <\t> (収集種別8) <\t> (収集日8) <\t> (収集時刻8) <\t> (千手構成管理項目ID) <\t> (千手構成管理項目名) <\t> (収集する) <\t> (変更検出) <\t> (変更検出:ファイル) <\t> (変更検出:コマンド) <\t> (変更検出時アクション:メッセージの送信) <\t> (変更検出時アクション:送信メッセージID) <\n>

    (名称)は、ノードIDを記入して下さい。

    (接続方法)は、千手エージェントの場合は"ローカル"を記入し、千手センサーの場合は"リモート"を記入して下さい。

    (プローブノードID)は、リモート接続により情報取得を行う場合にプローブとなるノードIDを記入して下さい。

    (Windowsの接続設定)は、対象機器がWindowsであれば"Y"、UNIX/Linuxまたは、SNMPが搭載されたネットワーク機器の場合は"N"を記入して下さい。

    (WMI:アカウント)は、(Windowsの接続設定)が"Y"の場合、対象サーバーにアクセスする時の認証に使うアカウントを記入して下さい。(Windowsの接続設定)が"N"の場合は省略可能です。

    (WMI:パスワード変換)は、読み込み時に(WMI:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

    (Windowsの接続設定)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

    (WMI:パスワード)は、(WMI:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(Windowsの接続設定)が"N"の場合は省略可能です。

    (コマンド実行)は、対象機器がWindowsであれば"N"、UNIX/Linuxまたは、SNMPが搭載されたネットワーク機器の場合は"Y"を記入して下さい。

    (コマンド接続)は、コマンド実行の接続方式として、"TELNET"または、"SSH"を記入して下さい。

    (TELNET:アカウント)は、TELNET接続時のアカウントを記入して下さい。

    (コマンド接続)が"SSH"の場合は、省略可能です。

    (TELNET:パスワード変換)は、読み込み時に(TELNET:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(コマンド接続)が"SSH"の場合でも、"Nを記入して下さい。

    (TELNET:パスワード)は、(TELNET:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(コマンド接続)が"SSH"の場合は、省略可能です。

    (TELNET:ポート番号)は、TELNET接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は23番ポートが使用されます。(コマンド接続)が"SSH"の場合は、省略可能です。

    (SSH:アカウント)は、SSH接続時のアカウントを記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:パスワード変換)は、読み込み時に(SSH:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

    (コマンド接続)が"TELNET"の場合でも、"N"を記入して下さい。

    (SSH:パスワード)は、(SSH:アカウント)のパスワードを記入して下さい。

    (コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:ポート番号)は、SSH接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は22番ポートが使用されます。(コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:バージョン)は、SSHv1であれば"1"を、SSHv2であれば"2"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:認証方式)は、パスワード認証方式であれば"1"を、公開鍵認証方式であれば"2"を、RhostsRAS認証(SSHv1)/ホストベース認証(SSHv2)であれば"3"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:パスフレーズ変換)は、読み込み時に(SSH:パスフレーズ)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"の場合も、"N"を記入して下さい。

    (SSH:パスフレーズ)は、秘密鍵ファイルのSSHパスフレーズを記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (SSH:秘密鍵ファイル)は、秘密鍵ファイルの格納場所をフルパスで記入して下さい。省略可です。省略時、次の秘密鍵ファイルが使用されます。$SENJUHOME/.ssh/id_rsa、$SENJUHOME/.ssh/identity

    (コマンド接続)が"TELNET"の場合は、省略可能です。

    (収集種別1)(収集日1)(収集時刻1)~(収集種別8)(収集日8)(収集時刻8)は、千手構成項目の収集スケジュールについて記入します。

    収集種別は、"毎月"、"毎週"、"毎日"のいずれかを記入して下さい。

    収集日は、収集種別が"毎月の場合"はその日付を"1日"、"15日"等何日かで記入して下さい。複数日付記入できます。収集種別が"毎週の場合"はその曜日を"月"、"火"等で記入して下さい。尚、曜日は、日/月/火/水/木/金/土の順です。収集種別が"毎日"の場合は省略可能です。

    収集時刻は、"12:34"等5桁の時間を記入して下さい。省略できません。

    ここで記入する項目の意味や値の制限については、 構成管理ノード を参照して下さい。

7.5.3.4.2. 接続設定

  • ヘッダー行

    名称 <\t> 説明 <\t> ノードID <\t> 接続方法 <\t> ローカル:Windows項目取得 <\t> ローカル:WMI:アカウント <\t> ローカル:WMI:パスワード変換 <\t> ローカル:WMI:パスワード <\t> ローカル:SNMP項目取得 <\t> ローカル:SNMP:バージョン <\t> ローカル:SNMP:リトライ回数 <\t> ローカル:SNMP:タイムアウト <\t> ローカル:SNMP:コミュニティ名:パスワード変換 <\t> ローカル:SNMP:コミュニティ名 <\t> ローカル:コマンド実行 <\t> ローカル:コマンド:アカウント <\t> ローカル:コマンド:パスワード変換 <\t> ローカル:コマンド:パスワード <\t> ローカル:ファイル取得 <\t> ローカル:ファイル:アカウント <\t> ローカル:ファイル:パスワード変換 <\t> ローカル:ファイル:パスワード <\t> プローブノードID <\t> Windows項目取得 <\t> WMI:アカウント <\t> WMI:パスワード変換 <\t> WMI:パスワード <\t> SNMP項目取得 <\t> SNMP:バージョン <\t> SNMP:リトライ回数 <\t> SNMP:タイムアウト <\t> SNMP:コミュニティ名:パスワード変換 <\t> SNMP:コミュニティ名 <\t> コマンド実行 <\t> コマンド接続 <\t> コマンド文字コード <\t> TELNET:アカウント <\t> TELNET:パスワード変換 <\t> TELNET:パスワード <\t> TELNET:ポート番号 <\t> SSH:アカウント <\t> SSH:パスワード変換 <\t> SSH:パスワード <\t> SSH:ポート番号 <\t> SSH:バージョン <\t> SSH:認証方式 <\t> SSH:パスフレーズ変換 <\t> SSH:パスフレーズ <\t> SSH:秘密鍵ファイル <\t> ファイル取得 <\t> ファイル接続 <\t> ファイル文字コード <\t> FTP:アカウント <\t> FTP:パスワード変換 <\t> FTP:パスワード <\t> FTP:ポート番号 <\t> FTU:アカウント <\t> FTU:パスワード変換 <\t> FTU:パスワード <\t> FTU:ポート番号 <\n>

  • データ行
    • 1行目(接続設定グループ部)

      (名称) <\t> (説明) <\n>

      (名称)は、接続設定名を記入して下さい。尚、"デフォルト接続"の名称変更はできません。

      (説明)は、接続設定グループの説明を記入して下さい。

    • 2行目(接続設定)

      <\t> <\t> (ノードID) <\t> (接続方法) <\t> (ローカル:Windows項目取得) <\t> (ローカル:WMI:アカウント) <\t> (ローカル:WMI:パスワード変換) <\t> (ローカル:WMI:パスワード) <\t> (ローカル:SNMP項目取得) <\t> (ローカル:SNMP:バージョン) <\t> (ローカル:SNMP:リトライ回数) <\t> (ローカル:SNMP:タイムアウト) <\t> (ローカル:SNMP:コミュニティ名:パスワード変換) <\t> (ローカル:SNMP:コミュニティ名) <\t> (ローカル:コマンド実行) <\t> (ローカル:コマンド:アカウント) <\t> (ローカル:コマンド:パスワード変換) <\t> (ローカル:コマンド:パスワード) <\t> (ローカル:ファイル取得) <\t> (ローカル:ファイル:アカウント) <\t> (ローカル:ファイル:パスワード変換) <\t> (ローカル:ファイル:パスワード) <\t> (プローブノードID) <\t> (Windows項目取得) <\t> (WMI:アカウント) <\t> (WMI:パスワード変換) <\t> (WMI:パスワード) <\t> (SNMP項目取得) <\t> (SNMP:バージョン) <\t> (SNMP:リトライ回数) <\t> (SNMP:タイムアウト) <\t> (SNMP:コミュニティ名:パスワード変換) <\t> (SNMP:コミュニティ名) <\t> (コマンド実行) <\t> (コマンド接続) <\t> (コマンド文字コード) <\t> (TELNET:アカウント) <\t> (TELNET:パスワード変換) <\t> (TELNET:パスワード) <\t> (TELNET:ポート番号) <\t> (SSH:アカウント) <\t> (SSH:パスワード変換) <\t> (SSH:パスワード) <\t> (SSH:ポート番号) <\t> (SSH:バージョン) <\t> (SSH:認証方式) <\t> (SSH:パスフレーズ変換) <\t> (SSH:パスフレーズ) <\t> (SSH:秘密鍵ファイル) <\t> (ファイル取得) <\t> (ファイル接続) <\t> (ファイル文字コード) <\t> (FTP:アカウント) <\t> (FTP:パスワード変換) <\t> (FTP:パスワード) <\t> (FTP:ポート番号) <\t> (FTU:アカウント) <\t> (FTU:パスワード変換) <\t> (FTU:パスワード) <\t> (FTU:ポート番号) <\n>

      (ノードID)は、構成管理サーバーのノードIDを記入して下さい。

      (接続方法)は、千手エージェントの場合は"ローカル"を記入し、千手センサーの場合は"リモート"を記入して下さい。

      (ローカル:Windows項目取得)は、対象機器がWindowsであれば"Y"、UNIX/Linuxまたは、SNMPが搭載されたネットワーク機器の場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:WMI:アカウント)は、(ローカル:Windows項目取得)が"Y"の場合、対象サーバーにアクセスする時の認証に使うアカウントを記入して下さい。(ローカル:Windows項目取得)が"N"の場合は省略可能です。

      (ローカル:WMI:パスワード変換)は、読み込み時に(ローカル:WMI:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:Windows項目取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (ローカル:WMI:パスワード)は、(ローカル:WMI:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(Windows項目取得)が"N"の場合は省略可能です。

      (ローカル:SNMP項目取得)は、OIDの情報を取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:SNMP:バージョン)は、SNMPv1の場合は"1"を、SNMPv2cの場合は"2"を、SNMPv3の場合は"3"を記入して下さい。

      (ローカル:SNMP:リトライ回数)は、"0"から"10"までの範囲で記入して下さい。初期は"2"です。単位は回です。

      (ローカル:SNMP:タイムアウト)は、"1"から"150"の範囲で記入して下さい。初期値は"10"です。単位は秒です。

      (ローカル:SNMP:コミュニティ名:パスワード変換)は、読み込み時に(ローカル:SNMP:コミュニティ名)のコミュニティ名変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:SNMP項目取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。(ローカル:SNMP:コミュニティ名)は、SNMPバージョンがSNMPv1/SNMPv2cの場合は"コミュニティ名"、SNMPv3の場合は"SNMPv3 セキュリティ"を記入して下さい。

      (ローカル:コマンド実行)は、コマンド実行により情報を取得する場合は"Y"を、コマンド実行を行わない場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:コマンド:アカウント)は、コマンド実行で対象サーバーにアクセスする時のアカウントを記入して下さい。(ローカル:コマンド実行)が"N"の場合は、省略可能です。

      (ローカル:コマンド:パスワード変換)は、読み込み時に(ローカル:コマンド:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(ローカル:コマンド実行)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (ローカル:コマンド:パスワード)は、(ローカル:コマンド:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(ローカル:コマンド実行)が"N"の場合は、省略可能です。

      (ローカル:ファイル取得)は、ファイル取得を行う場合は"Y"を、行わない場合は"N"を記入して下さい。

      (ローカル:ファイル:アカウント)は、ファイル取得時に対象サーバーにアクセスする時のアカウントを記入して下さい。(ローカル:ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (ローカル:ファイル:パスワード変換)は、読み込み時に(ローカル:ファイル:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(ローカル:ファイル取得が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (ローカル:ファイル:パスワード)は、(ローカル:ファイル:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(ローカル:ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (プローブノードID)は、リモート接続により情報取得を行う場合にプローブとなるノードIDを記入して下さい。

      (Windows項目取得)は、対象機器がWindowsであれば"Y"、UNIX/Linuxまたは、SNMPが搭載されたネットワーク機器の場合は"N"を記入して下さい。

      (WMI:アカウント)は、(Windows項目取得)が"Y"の場合、対象サーバーにアクセスする時の認証に使うアカウントを記入して下さい。(Windows項目取得)が"N"の場合は省略可能です。

      (WMI:パスワード変換)は、読み込み時に(WMI:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

      (Windows項目取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (WMI:パスワード)は、(WMI:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(Windows項目取得)が"N"の場合は省略可能です。

      (SNMP項目取得)は、OIDの情報を取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (SNMP:バージョン)は、SNMPv1の場合は"1"を、SNMPv2cの場合は"2"を、SNMPv3の場合は"3"を記入して下さい。

      (SNMP:リトライ回数)は、"0"から"10"までの範囲で記入して下さい。初期は"2"です。単位は回です。

      (SNMP:タイムアウト)は、"1"から"150"の範囲で記入して下さい。初期値は"10"です。単位は秒です。

      (SNMP:コミュニティ名:パスワード変換)は、読み込み時に(SNMP:コミュニティ名)のコミュニティ名変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

      (SNMP項目取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (SNMP:コミュニティ名)は、SNMPバージョンがSNMPv1/SNMPv2cの場合は"コミュニティ名"、SNMPv3の場合は"SNMPv3 セキュリティ"を記入して下さい。

      (コマンド実行)は、コマンド実行により情報を取得する場合は"Y"を、行わない場合は"N"を記入して下さい。

      (コマンド接続)は、コマンド実行の接続方式として、"TELNET"、"SSH"、"LOCAL"のいずれかを記入して下さい。(コマンド実行)が"N"の場合は、省略可能です。

      (TELNET:アカウント)は、TELNET接続時または、LOCAL取得の場合のアカウントを記入して下さい。(コマンド接続)が"SSH"の場合は、省略可能です。

      (TELNET:パスワード変換)は、読み込み時に(TELNET:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(コマンド接続)が"SSH"の場合でも、"Nを記入して下さい。

      (TELNET:パスワード)は、(TELNET:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(コマンド接続)が"SSH"の場合は、省略可能です。

      (TELNET:ポート番号)は、TELNET接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は23番ポートが使用されます。(コマンド接続)が"SSH"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:アカウント)は、SSH接続時のアカウントを記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:パスワード変換)は、読み込み時に(SSH:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。

      (コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (SSH:パスワード)は、(SSH:アカウント)のパスワードを記入して下さい。

      (コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:ポート番号)は、SSH接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は22番ポートが使用されます。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:バージョン)は、SSHv1であれば"1"を、SSHv2であれば"2"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:認証方式)は、パスワード認証方式であれば"1"を、公開鍵認証方式であれば"2"を、RhostsRAS認証(SSHv1)/ホストベース認証(SSHv2)であれば"3"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:パスフレーズ変換)は、読み込み時に(SSH:パスフレーズ)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合も、"N"を記入して下さい。

      (SSH:パスフレーズ)は、秘密鍵ファイルのSSHパスフレーズを記入して下さい。(コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (SSH:秘密鍵ファイル)は、秘密鍵ファイルの格納場所をフルパスで記入して下さい。省略可です。省略時、次の秘密鍵ファイルが使用されます。$SENJUHOME/.ssh/id_rsa、$SENJUHOME/.ssh/identity

      (コマンド接続)が"TELNET"または"LOCAL"の場合は、省略可能です。

      (ファイル取得)は、ファイル取得を行う場合は"Y"を、行わない場合は"N"を記入して下さい。

      (ファイル接続)は、ファイル取得の接続をFTPで行う場合は"FTP"を、FTUで行う場合は"FTU"を記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTP:アカウント)は、FTPでサーバーにアクセスする時の、アカウントを記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTP:パスワード変換)は、読み込み時に(FTP:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (FTP:パスワード)は、(FTP:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTP:ポート番号)は、FTP接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は21番ポートが使用されます。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTU:アカウント)は、FTUでサーバーにアクセスする時の、アカウントを記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTU:パスワード変換)は、読み込み時に(FTP:パスワード)のパスワード変換を行う場合は"Y"を、そのまま読み込む場合は"N"を記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合でも、"N"を記入して下さい。

      (FTU:パスワード)は、(FTU:アカウント)のパスワードを記入して下さい。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      (FTU:ポート番号)は、FTU接続時に使用するポート番号を記入して下さい。省略可です。省略時は8461番ポートが使用されます。(ファイル取得)が"N"の場合は、省略可能です。

      ここで記入する項目の意味や値の制限については、 接続設定 を参照して下さい。

7.5.3.4.3. 構成管理項目

  • ヘッダー行

    名称 <\t> 説明 <\t> 構成管理項目名 <\t> 構成管理項目説明 <\t> 変更検出 <\t> 変更検出:ファイル <\t> 変更検出:コマンド <\t> データ種別 <\t> ファイル名 <\t> ファイル取得種別 <\t> 取得最大サイズ(先頭から) <\t> 取得最大サイズ(最後から) <\t> ファイル/ディレクトリ名 <\t> モードの取得 <\t> オーナーの取得 <\t> サイズの取得 <\t> タイムスタンプの取得 <\t> チェックサムの取得 <\t> リンク先情報の取得 <\t> パス付きで取得 <\t> コマンドライン <\t> 終了しきい値 <\t> OID <\t> WMI名前空間 <\t> WMIクラス名 <\t> WMIインスタンス指定方法 <\t> WMIインスタンス値 <\t> レジストリキー <\t> イベントログ <\t> イベントログ絞込み <\t> 収集前アクション:コマンド実行 <\t> 収集前アクション:コマンドライン <\t> 収集後アクション:コマンド実行 <\t> 収集後アクション:コマンドライン <\t> 差分検出時アクション:メッセージの送信 <\t> 差分検出時アクション:メッセージID <\t> 構成サーバー上での保存形式:圧縮 <\t> 構成サーバー上での保存形式:暗号化 <\n>

  • データ行
    • 1行目(構成管理項目カテゴリ部)

      (名称) <\t> (説明) <\n>

      (名称)は、構成管理項目テゴリグループの名称を記入して下さい。

      (説明)は、構成管理項目カテゴリの説明を記入して下さい。

    • 2行目(構成管理項目部)

      <\t> <\t> (構成管理項目名) <\t> (構成管理項目説明) <\t> (変更検出) <\t> (変更検出:ファイル) <\t> (変更検出:コマンド) <\t> (データ種別) <\t> (ファイル名) <\t> (ファイル取得種別) <\t> (取得最大サイズ(先頭から)) <\t> (取得最大サイズ(最後から)) <\t> (ファイル/ディレクトリ名) <\t> (モードの取得) <\t> (オーナーの取得) <\t> (サイズの取得) <\t> (タイムスタンプの取得) <\t> (チェックサムの取得) <\t> (リンク先情報の取得) <\t> (パス付きで取得) <\t> (コマンドライン) <\t> (終了しきい値) <\t> (OID) <\t> (WMI名前空間) <\t> (WMIクラス名) <\t> (WMIインスタンス指定方法) <\t> (WMIインスタンス値) <\t> (レジストリキー) <\t> (イベントログ) <\t> (イベントログ絞込み) <\t> (収集前アクション:コマンド実行) <\t> (収集前アクション:コマンドライン) <\t> (収集後アクション:コマンド実行) <\t> (収集後アクション:コマンドライン) <\t> (差分検出時アクション:メッセージの送信) <\t> (差分検出時アクション:メッセージID) <\t> (構成サーバー上での保存形式:圧縮) <\t> (構成サーバー上での保存形式:暗号化) <\n>

      (構成管理項目名)は、構成管理項目を記入して下さい。

      (構成管理項目説明)は、構成管理項目の説明を記入して下さい。省略可能です。

      (変更検出)は、"なし"、"前回との差分"、"指定ファイルとの差分"、"指定コマンドとの差分"のいずれかを記入して下さい。

      (変更検出:ファイル)は、(変更検出)が"指定ファイルとの差分"の場合に指定ファイルをフルパスで記入して下さい。(変更検出)が"指定ファイルとの差分"以外の場合は、省略可能です。

      (変更検出:コマンド)は、(変更検出)が"指定コマンドとの差分"の場合に指定コマンドをフルパスで記入して下さい。(変更検出)が"指定コマンドとの差分"以外の場合は、省略可能です。

      (データ種別)は、ファイル取得を行う場合は"ファイル"を、ファイルリスト取得を行う場合は"ファイルリスト"を、コマンド実行を行う場合は"コマンド"を、SNMPのOID情報を取得する場合は"SNMP"を、WMI情報を取得する場合は"WMI"を、レジストリ情報を取得する場合は"レジストリ"を、イベントログの取得を行う場合は"イベントログ"を記入して下さい。

      (ファイル名)は、(データ種別)が"ファイル"の場合にフルパスで記入して下さい。(データ種別)が"ファイル"以外の場合は、省略可能です。

      (ファイル取得種別)は、(データ種別)が"ファイル"の場合で取得サイズの指定を行う場合、"全体"、"先頭から"、"最後から"のいずれかを記入して下さい。(データ種別)が"ファイル"以外の場合は、"全体"を記入して下さい。

      (取得最大サイズ(先頭から))は、(データ種別)が"ファイル"の場合で取得サイズの指定を"先頭から"にしている時、そのサイズを"1"から"99"の範囲で記入して下さい。また、(データ種別)が"ファイル"の場合で取得サイズの指定を"全体"にしている場合は、"1"を記入して下さい。(データ種別)が"ファイル"以外の場合は、"1"を記入して下さい。

      (取得最大サイズ(最後から))は、(データ種別)が"ファイル"の場合で取得サイズの指定を"最後から"にしている時、そのサイズを"1"から"99"の範囲で記入して下さい。また、(データ種別)が"ファイル"の場合で取得サイズの指定を"全体"にしている場合は、"1"を記入して下さい。(データ種別)が"ファイル"以外の場合は、"1"を記入して下さい。

      (ファイル/ディレクトリ名)は、(データ種別)が"ファイルリスト"の場合、ファイルまたは、ディレクトリをフルパスで記入して下さい。(データ種別)が"ファイルリスト"以外の場合は、省略可能です。

      (モードの取得)は、ファイル/ディレクトリのアクセスモードまては、アクセス権を取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (オーナーの取得)は、ファイル/ディレクトリの所有者情報を取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (サイズの取得)は、ファイル/ディレクトリのサイズを取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (タイムスタンプの取得)は、ファイル/ディレクトリのタイムスタンプを取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (チェックサムの取得)は、ファイル/ディレクトリのチェックサムを取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (リンク先情報の取得)は、ファイル/ディレクトリがシンボリックリンクされている場合リンク先情報も取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (パス付きで取得)は、ファイル/ディレクトリ名をパス付で取得する場合は"Y"を、取得しない場合は"N"を記入して下さい。

      (コマンドライン)は、コマンド実行により情報を取得する場合に、そのコマンドをフルパスで記入して下さい。コマンド実行を行わない場合は、省略可能です。

      (終了しきい値)は、(コマンドライン)にコマンドが記入されている場合、そのコマンドの正常終了となる終了しきい値を、"0"から"2147483647"の範囲内で記入して下さい。終了しきい値は、指定値以下が正常終了扱いとなります。(コマンドライン)にコマンドが記入されていない場合は、"0"を記入して下さい。

      (OID)は、SNMPのOID情報を取得する場合は、OIDを記入して下さい。SNMPのOID情報を取得しない場合は、省略可能です。

      (WMI名前空間)は、WMI情報を取得する場合に、そのWMI名前空間を記入して下さい。WMI情報を取得しない場合は、省略可能です。

      (WMIクラス名)は、WMI情報を取得する場合に、そのWMIクラス名を記入して下さい。WMI情報を取得しない場合は、省略可能です。

      (WMIインスタンス指定方法)は、Nameプロパティを取得する場合は"0"を、Keyプロパティで取得する場合は、"1"を記入して下さい。WMI情報を取得しない場合は、省略可能です。

      (WMIインスタンス値)は、インスタンス値を指定する場合に記入して下さい。省略可能です。

      (レジストリキー)は、レジストリ情報を取得する場合は、HKEY_から始まるレジストリキーを記入して下さい。取得しない場合は、省略可能です。

      (イベントログ)は、イベントログを取得する場合、その種別を"System"、"Security"、"Application"のいずれかで記入して下さい。イベントログの取得を行わない場合は、省略可能です。

      (イベントログ絞込み)は、取得日付として前日分は"2"、当日分は"1"、全ては"3"を記入して下さい。イベントログ取得を行わない場合は、"2"を記入して下さい。

      (収集前アクション:コマンド実行)は、構成管理項目の取得を行う前にコマンドを実行する場合は"Y"を、実行しない場合は"N"を記入して下さい。

      (収集前アクション:コマンドライン)は、(収集前アクション:コマンド実行)が"Y"の場合、実行コマンドをフルパスで記入して下さい。(収集前アクション:コマンド実行)が"N"の場合は、省略可能です。

      (収集後アクション:コマンド実行)は、構成管理項目の取得を行った後にコマンドを実行する場合は"Y"を、実行しない場合は"N"を記入して下さい。

      (収集後アクション:コマンドライン)は、(収集後アクション:コマンド実行)が"Y"の場合、実行コマンドをフルパスで記入して下さい。(収集後アクション:コマンド実行)が"N"の場合は、省略可能です。

      (差分検出時アクション:メッセージの送信)は、変更検出のいずれかの指定で差分を検出した場合に、メッセージ送信を行う場合は"Y"を、行わない場合は"N"を記入して下さい。

      (差分検出時アクション:メッセージID)は、(差分検出時アクション:メッセージの送信)が"Y"の場合、送信するメッセージIDを記入して下さい。(差分検出時アクション:メッセージの送信)が"N"の場合は、省略可能です。

      (構成サーバー上での保存形式:圧縮)は、圧縮する場合は"Y"を、しない場合は"N"を記入して下さい。

      (構成サーバー上での保存形式:暗号化)は、暗号化を行う場合は"Y"を、行わない場合は"N"を記入して下さい。

      ここで記入する項目の意味や値の制限については、 構成管理項目 を参照して下さい。

7.5.3.4.4. 実行ユニット

  • ヘッダー行

    名称 <\t> 説明 <\t> 実行ユニット名 <\t> 実行ユニット説明 <\t> 構成管理項目名 <\t> 接続設定名 <\t> ノードグループ <\t> ノード <\t> 除外ノード <\t> 収集種別1 <\t> 収集日1 <\t> 収集時刻1 <\t> 収集種別2 <\t> 収集日2 <\t> 収集時刻2 <\t> 収集種別3 <\t> 収集日3 <\t> 収集時刻3 <\t> 収集種別4 <\t> 収集日4 <\t> 収集時刻4 <\t> 収集種別5 <\t> 収集日5 <\t> 収集時刻5 <\t> 収集種別6 <\t> 収集日6 <\t> 収集時刻6 <\t> 収集種別7 <\t> 収集日7 <\t> 収集時刻7 <\t> 収集種別8 <\t> 収集日8 <\t> 収集時刻8 <\n>

  • データ行
    • 1行目(実行ユニットグループ部)

      (名称) <\t> (説明) <\n>

      (名称)は、実行ユニットグループの名称を記入して下さい。

      (説明)は、実行ユニットグループの説明を記入して下さい

    • 2行目(実行ユニット部)

      <\t> <\t> (実行ユニット名) <\t> (実行ユニット説明) <\t> <\t> <\t> (ノードグループ) <\t> (ノード) <\t> (除外ノード) <\t> (収集種別1) <\t> (収集日1) <\t> (収集時刻1) <\t> (収集種別2) <\t> (収集日2) <\t> (収集時刻2) <\t> (収集種別3) <\t> (収集日3) <\t> (収集時刻3) <\t> (収集種別4) <\t> (収集日4) <\t> (収集時刻4) <\t> (収集種別5) <\t> (収集日5) <\t> (収集時刻5) <\t> (収集種別6) <\t> (収集日6) <\t> (収集時刻6) <\t> (収集種別7) <\t> (収集日7) <\t> (収集時刻7) <\t> (収集種別8) <\t> (収集日8) <\t> (収集時刻8) <\n>

      (実行ユニット名)は、実行ユニットの名称を記入して下さい。

      (実行ユニット説明)は、実行ユニットの説明を記入して下さい

      (ノードグループ)は、構成管理項目の収集元をノードグループとする場合に記入して下さい。省略可能です。

      (ノード)は、構成管理項目の収集元ノードIDを記入して下さい。省略できません。

      (除外ノード)は、(ノードグループ)にノードグループを記入した場合、その中から除外したいノードがあれば、ノードIDを記入して下さい。省略可能です。

      (収集種別1)(収集日1)(収集時刻1)~(収集種別8)(収集日8)(収集時刻8)は、構成管理項目の収集スケジュールについて記入します。

      収集種別は、"毎月"、"毎週"、"毎日"のいずれかを記入して下さい。

      収集日は、収集種別が"毎月の場合"はその日付を"1日"、"15日"等何日かで記入して下さい。複数日付記入できます。収集種別が"毎週の場合"はその曜日を"月"、"火"等で記入して下さい。尚、曜日は、日/月/火/水/木/金/土の順です。収集種別が"毎日"の場合は省略可能です。

      収集時刻は、"12:34"等5桁の時間を記入して下さい。省略できません。

    • 3行目(構成管理項目部)

      <\t> <\t> <\t> <\t> (構成管理項目名) <\t> (接続設定名) <\n>

      (構成管理項目名)は、実行ユニット内に所属させる構成管理項目名を記入して下さい。省略できません。

      (接続設定名)は、接続設定グループ名を記入して下さい。省略できません。

      ここで記入する項目の意味や値の制限については、 実行ユニット を参照して下さい。

7.5.3.4.5. 履歴表示設定

  • ヘッダー行

    履歴表示設定名 <\t> 説明 <\t> 表示期間種別 <\t> 引数1 <\t> 引数2 <\t> 表示日種別 <\t> 表示日 <\n>

  • データ行
    • 1行目(履歴表示設定部)

      (履歴表示設定名) <\t> (説明) <\n>

      (名称)は、履歴表示設定の名称を記入して下さい。

      (説明)は、履歴表示設定名の説明を記入して下さい

    • 2行目~(履歴表示設定の表示期間部)

      <\t> <\t> (表示期間種別) <\t> (引数1) <\t> (引数2) <\t> (表示日種別) <\t> (表示日) <\n>

      (表示期間種別)は、表示期間の指定方法を記入して下さい。相対日付指定の場合は"1"を、絶対日付指定の場合は"2"のいずれかを記入して下さい。省略できません。

      (引数1)は、相対日付指定の場合は、期間を記入します。絶対日付指定の場合は、指定の開始日を記入して下さい。省略できません。

      (引数2)は、相対日付指定の場合は、終了日を記入します。終了日が今日の場合は"0"、昨日の場合は"1"、日付指定の場合はその日数を2~999の範囲で記入して下さい。絶対日付指定の場合は、指定の終了日を記入して下さい。省略できません。

      (表示日種別)は、表示日指定を"毎月"、"毎週"、"毎日"で記入して下さい。省略できません。

      (表示日)は、表示日指定で"毎月"を指定した場合は、選択する日にちをカンマ区切りで"1日,2日,3日"のように記入します。表示日指定で"毎週"を指定した場合は、選択する曜日をカンマ区切りで"日,月,火"のように記入します。尚、曜日は、日/月/火/水/木/金/土の順です。表示日指定で"毎日"を指定した場合は、省略します。

      ここで記入する項目の意味や値の制限については、 履歴表示設定 を参照して下さい。

7.5.4. コマンドによる変更検出について

千手構成管理項目または、構成管理項目の変更検出を行う場合、"指定コマンドを実行"して変更検出を行うことができます。

7.5.4.1. コマンド作成ルール

指定コマンドは、以下のルールに従って作成することで、その実行結果を構成モニタ上に表示することができます。

  • 終了コードの扱い

    コマンドの終了コードは、構成モニタ上の「状態」フィールドに、値に応じた結果を表示します。

    表 7.140 終了コードの扱い

    終了コード

    「状態」フィールド表示内容

    説明

    0

    取得成功(変更なし)

    検査して差分がない状態

    10

    取得成功(変更あり)

    検査して差分がある状態

    0、10以外

    取得失敗

    上記以外の状態

  • 標準出力

    コマンドの終了コードが0または10の場合は、標準出力のメッセージの内容を、構成モニタの「付加情報」フィールドに表示します。コマンドの終了コードが0、10以外の場合は、標準出力の1行目をコマンドの実行失敗時のメッセージ(!CCM026)の付加文言として使用します。

  • コマンド内で参照可能な環境変数

    コマンド内で参照可能な環境変数について、下記の表に内容を説明します。

    表 7.141 環境変数

    環境変数名

    設定される値

    sjCCM_targetNode

    対象ノードID

    sjCCM_Unit

    実行ユニット名

    sjCCM_Item

    構成管理項目名

    sjCCM_curFileName

    今回取得したファイル名

    sjCCM_preFileName

    前回取得したファイル名※1

    sjCCM_File

    ファイル名※2

    注意)

    ※1:初回取得時は、前回取得が無いので参照できません。初回取得以降は参照できます。

    ※2:ファイル取得、ファイルリスト取得時のみ参照できます。

7.5.5. 構成情報取得時のアクションにて実行するコマンドについて

構成管理項目の変更検出を行う場合、取得前にアクションを実行する、取得後にアクションを実行するにコマンドを指定して、取得前後に取得を実行するノード上のコマンドを実行させることができます。

7.5.5.1. 取得前アクションのコマンド作成ルール

取得前アクションコマンドは、以下のルールに従って作成する必要があります。

  • 終了コードの扱い

    コマンドの終了コードは、構成モニタ上の「状態」フィールドに、値に応じた結果を表示します。

    表 7.142 終了コードの扱い

    終了コード

    「状態」フィールド表示内容

    説明

    0

    (なし)※1

    コマンドが正常に終了した状態

    0以外

    取得失敗

    コマンドが異常終了した状態。この場合、メッセージ(!CCM025)が表示されます。この場合、構成管理情報の取得は行われません。

    注意)

    ※1:取得前アクションコマンドの後に構成情報の取得が実施され、その結果が表示されます。

  • 標準出力

    標準出力の内容はどこにも表示されません。

  • コマンド内で参照可能な環境変数

    コマンド内で参照可能な環境変数について、下記の表に内容を説明します。

    表 7.143 環境変数

    環境変数名

    設定される値

    sjCCM_targetNode

    対象ノードID

    sjCCM_Unit

    実行ユニット名

    sjCCM_Item

    構成管理項目名

    sjCCM_File

    ファイル名※2

    注意)

    ※2:ファイル取得、ファイルリスト取得時のみ参照できます。

7.5.5.2. 取得後アクションのコマンド作成ルール

取得後アクションコマンドは、ユーザー側で以下のルールを満たすものを作成する必要があります。

  • 終了コードの扱い

    コマンドの終了コードは、構成モニタ上の「状態」フィールドに、値に応じた結果を表示します。

    表 7.144 終了コードの扱い

    終了コード

    「状態」フィールド表示内容

    説明

    0

    (なし)※1

    コマンドが正常に終了した状態

    0以外

    (なし)※1

    コマンドが異常終了した状態。この場合、メッセージ(!CCM028)が表示されます。

    注意)

    ※1:取得後アクションの正常終了、異常終了にかかわらず、構成情報の取得結果の状態が表示されます。

  • 標準出力

    標準出力の内容はどこにも表示されません。

  • コマンド内で参照可能な環境変数

    コマンド内で参照可能な環境変数について、下記の表に内容を説明します。

    表 7.145 環境変数

    環境変数名

    設定される値

    sjCCM_targetNode

    対象ノードID

    sjCCM_Unit

    実行ユニット名

    sjCCM_Item

    構成管理項目名

    sjCCM_curFileName

    今回取得したファイル名

    sjCCM_preFileName

    前回取得したファイル名※2

    sjCCM_File

    ファイル名※3

    注意)

    ※2:初回取得時は、前回取得が無いので参照できません。初回取得以降は参照できます。

    ※3:ファイル取得、ファイルリスト取得時のみ参照できます。

7.5.5.3. リモートノードの情報取得に「ローカル」を選択した場合のコマンド作成ルール

リモートノードの情報取得に、取得方法で「ローカル」を選択することで、プローブ上でコマンドを実行します。

その際にコマンド内で参照可能な環境変数は、以下になります。これらの環境変数を使用して、リモートノードの情報を取得するコマンドを作成します。

表 7.146 環境変数

環境変数名

設定される値

sjCCM_CmdAccount

接続設定のプロパティ([接続設定(リモート)]タブ)の「コマンド実行/ファイルリスト取得の接続設定」フレームで指定した「ユーザー名」が設定されます。

sjCCM_CmdPassword

接続設定のプロパティ([接続設定(リモート)]タブ)の「コマンド実行/ファイルリスト取得の接続設定」フレームで指定した「パスワード」が設定されます。
パスワードはBase64でエンコードした形で環境変数に設定されます。そのため、コマンドを作成する際は、パスワード部分をBase64でデコードを行うように作成する必要があります。

sjCCM_CmdTarget

接続設定のプロパティ([全般]タブ)の「ノードID」が設定されます。

注釈

作成したコマンドは千手稼働アカウントで実行されます。

7.5.6. 構成管理項目テンプレート

Senju DevOperation Conductorであらかじめ用意されている、テンプレートの一覧を下記の表に示します。

[ ]の内容は、ユーザー側で任意の値を設定して下さい。

注釈

テンプレートは、各OS毎に用意していますが、全バージョンでの取得に対応しているわけではありません。取得対象ノードにて、定義する内容の確認を行ってから、定義して下さい。

7.5.6.1. OS起動設定情報

OS起動設定に関する情報を取得します。

表 7.147 構成管理テンプレート(OS起動設定情報)

名称

種別

対象名

カーネルパラメータ(一覧参照)-Linux

コマンド

/sbin/sysctl -a

カーネルパラメータ(設定内容)-Linux

ファイル

/etc/sysctl.conf

キーボード設定情報-Linux

コマンド

cat /etc/sysconfig/keyboard

システムスタートアップ情報(詳細)-Linux

ファイルリスト

/etc/rc.d

システムスタートアップ情報-Linux

ファイル

/etc/inittab

ブートパラメータLinux

ファイル

/boot/grub/grub.conf

マウス設定情報-Linux

コマンド

cat /etc/sysconfig/mouse

カーネルパラメータHP-UX

コマンド

/usr/sbin/kctune

システムスタートアップ情報-HP-UX

ファイル

/etc/inittab

ブートパラメータHP-UX

コマンド

/usr/sbin/setboot -v

カーネルパラメータSolaris

ファイル

/etc/system

システムスタートアップ情報-Solaris

ファイル

/etc/inittab

ブートパラメータSolaris

コマンド

/usr/sbin/eeprom

カーネルパラメータAIX

コマンド

lsattr -E -l sys0

システムスタートアップ情報-AIX

ファイル

/etc/inittab

ブートパラメータAIX

コマンド

bootlist -m both

システムスタートアップ情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_StartupCommand,Command

システム環境変数情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_Environment,VariableValue

7.5.6.2. システム設定情報

システム設定に関する情報を取得します。

表 7.148 構成管理テンプレート(システム設定情報)

名称

種別

対象名

OSリビジョン情報-Linux

ファイル

/etc/redhat-release

カーネルバージョン情報-Linux

コマンド

cat /proc/version

クライアント認証設定情報-Linux

ファイル

/etc/sysconfig/authconfig

ケルベロス認証設定情報-Linux

ファイル

/etc/krb5.conf

システムログ取得設定情報-Linux

ファイル

/etc/syslog.conf

ジョブ実行許可ユーザー情報-Linux

ファイル

/etc/at.allow

ジョブ実行禁止ユーザー情報-Linux

ファイル

/etc/at.deny

スケジュール設定情報(at)-Linux

コマンド

at -l

スケジュール設定情報(cron)-Linux

ファイルリスト

/etc/cron.*

スケジュール設定情報(crontab)-Linux

ファイル

/etc/crontab

スケジュール設定情報(crontabs)-Linux

コマンド

cat /var/spool/cron/crontabs/*

ネットワークカード情報-Linux

コマンド

cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*

ネットワーク時刻同期設定情報-Linux

ファイル

/etc/ntp.conf

ネットワーク設定情報-Linux

ファイル

/etc/sysconfig/network

言語設定情報-Linux

ファイル

/etc/sysconfig/i18n

地域別標準時間帯設定(TimeZone)情報-Linux

ファイル

/etc/sysconfig/clock

OSリビジョン情報-HP-UX

コマンド

uname -r -v

システムログ取得設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/syslog.conf

ジョブ実行許可ユーザー情報-HP-UX

ファイル

/usr/lib/cron/at.allow

ジョブ実行禁止ユーザー情報-HP-UX

ファイル

/usr/lib/cron/at.deny

スケジュール設定情報(at)-HP-UX

コマンド

at -l

スケジュール設定情報(cron)-HP-UX

ファイルリスト

/var/adm/cron/cron.*

スケジュール設定情報(crontabs)-HP-UX

コマンド

cat /var/spool/cron/crontabs/*

ネットワーク時刻同期設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/ntp.conf

ネットワーク設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/rc.config.d/netconf

言語設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/rc.config.d/LANG

地域別標準時間帯設定(TimeZone)情報-HP-UX

ファイル

/etc/TIMEZONE

OSリビジョン情報-Solaris

コマンド

uname -r -v

カーネルバージョン情報-Solaris

コマンド

showrev -a

ケルベロス認証設定情報-Solaris

ファイル

/etc/krb5/krb5.conf

システムログ取得設定情報-Solaris

ファイル

/etc/syslog.conf

ジョブ実行許可ユーザー情報-Solaris

ファイル

/etc/cron.d/at.allow

ジョブ実行禁止ユーザー情報-Solaris

ファイル

/etc/cron.d/at.deny

スケジュール実行許可ユーザー情報-Solaris

ファイル

/etc/cron.d/cron.allow

スケジュール実行禁止ユーザー情報-Solaris

ファイル

/etc/cron.d/cron.deny

スケジュール設定情報(at)-Solaris

コマンド

at -l

スケジュール設定情報(cron)-Solaris

ファイル

/etc/default/cron

スケジュール設定情報(cron.d)-Solaris

ファイルリスト

/etc/cron.d/cron.*

スケジュール設定情報(crontabs)-Solaris

コマンド

cat /var/spool/cron/crontabs/*

ネットワーク時刻同期設定情報-Solaris

ファイル

/etc/inet/ntp.conf

言語設定情報-Solaris

ファイル

/etc/default/init

地域別標準時間帯設定(TimeZone)情報-Solaris

ファイル

/etc/default/init

OSリビジョン情報-AIX

コマンド

uname -r -v

システムログ取得設定情報-AIX

ファイル

/etc/syslog.conf

システム環境変数情報-AIX

ファイル

/etc/environment

ジョブ実行許可ユーザー情報-AIX

ファイル

/var/adm/cron/at.allow

ジョブ実行禁止ユーザー情報-AIX

ファイル

/var/adm/cron/at.deny

スケジュール実行許可ユーザー情報-AIX

ファイル

/var/adm/cron/cron.allow

スケジュール実行禁止ユーザー情報-AIX

ファイル

/var/adm/cron/cron.deny

スケジュール設定情報(at)-AIX

コマンド

at -l

スケジュール設定情報(cron)-AIX

ファイルリスト

/var/adm/cron/cron.*

スケジュール設定情報(crontabs)-AIX

コマンド

cat /var/spool/cron/crontabs/*

ネットワーク時刻同期設定情報-AIX

ファイル

/etc/ntp.conf

言語設定情報-AIX

コマンド

locale

地域別標準時間帯設定(TimeZone)情報-AIX

コマンド

env | grep TZ

OSリビジョン情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_OperatingSystem

システムログ取得設定情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_NTEventlogFile

スケジュール設定情報(at)-Windows

コマンド

at

スケジュール設定情報(schtasks)-Windows

コマンド

schtasks /Query

ネットワーク時刻同期設定情報-Windows

コマンド

net time /querysntp

ネットワーク設定情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_NetworkAdapterConfiguration

地域別標準時間帯設定(TimeZone)情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_SystemTimeZone

7.5.6.3. システム稼働情報

システムの稼働に関する情報を取得します。

表 7.149 構成管理テンプレート(システム稼働情報)

名称

種別

対象名

タスク稼働情報-Linux

コマンド

top -b -n1

ネットワーク稼働情報-Linux

コマンド

netstat -a

プロセス稼働情報-Linux

コマンド

/bin/ps -ewwo pid,ppid,vsz,pcpu,time,args

タスク稼働情報-HP-UX

コマンド

top -d 1

ネットワーク稼働情報-HP-UX

コマンド

netstat -a

プロセス稼働情報-HP-UX

コマンド

setenv UNIX95 1;ps -e -o vsz,sz,cpu,pcpu,state,uid,user,wchan,args

タスク稼働情報-Solaris

コマンド

prstat -a -n 50 1 1|tee

ネットワーク稼働情報-Solaris

コマンド

netstat -a

プロセス稼働情報-Solaris

コマンド

/usr/bin/ps -eo pid,ppid,vsz,pcpu,time,args

タスク稼働情報-AIX

コマンド

top -d 1 -n 9999

ネットワーク稼働情報-AIX

コマンド

netstat -a

プロセス稼働情報-AIX

コマンド

/usr/bin/ps -eo pid,ppid,vsz,pcpu,cputime,args

ネットワーク稼働情報-Windows

コマンド

netstat -a

プロセス稼働情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_Process

7.5.6.4. ホスト情報

ホストに関する情報を取得します。

表 7.150 構成管理テンプレート(ホスト情報)

名称

種別

対象名

CPU情報-Linux

コマンド

cat /proc/cpuinfo

デバイス情報-Linux

ファイル

/etc/sysconfig/hwconf

ホストID情報-Linux

コマンド

hostid

ホスト情報-Linux

コマンド

uname -a;free

ハードウェア情報-HP-UX

コマンド

/usr/sbin/ioscan -f

ホストID情報-HP-UX

コマンド

uname -i

ホスト情報-HP-UX

コマンド

uname -a;swapinfo

CPU情報-Solaris

コマンド

/usr/sbin/prtdiag -v

システム構成情報-Solaris

コマンド

prtconf -v

ホストID情報-Solaris

コマンド

hostid

ホスト情報-Solaris

コマンド

prtconf

システム構成情報-AIX

コマンド

prtconf

ホストID情報-AIX

コマンド

hostid

ホスト情報-AIX

コマンド

prtconf

BIOS情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_BIOS,Version

CPU情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_Processor,Caption

ネットワークアダプタ情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_NetworkAdapter

ホスト情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_OperatingSystem

7.5.6.5. ディスク情報

ディスクに関する情報を取得します。

表 7.151 構成管理テンプレート(ディスク情報)

名称

種別

対象名

ディスクパーティション情報-Linux

コマンド

/sbin/fdisk -l

ディスク使用量情報-Linux

コマンド

df -k

マウント情報-Linux

ファイル

/etc/mtab

マウント設定情報-Linux

ファイル

/etc/fstab

ディスクパーティション情報-HP-UX

コマンド

/sbin/vgdisplay -v

ディスク使用量情報-HP-UX

コマンド

df -k

マウント情報-HP-UX

コマンド

mount

マウント設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/fstab

ディスク使用量情報-Solaris

コマンド

df -k

マウント情報-Solaris

コマンド

mount

マウント設定情報-Solaris

ファイル

/etc/vfstab

ディスク使用量情報-AIX

コマンド

df -k

マウント情報-AIX

コマンド

mount

マウント設定情報-AIX

ファイル

/etc/filesystems

ディスクパーティション情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_DiskPartition

ディスク空き容量情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_LogicalDisk,FreeSpace

ディスク容量情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_LogicalDisk,Size

共有ディレクトリ情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_ShareToDirectory

7.5.6.6. ネットワーク情報

ネットワークに関する情報を取得します。

表 7.152 構成管理テンプレート(ネットワーク情報)

名称

種別

対象名

DNS設定情報-Linux

ファイル

/etc/resolv.conf

IPポートサービス情報-Linux

ファイル

/etc/services

RPCサービス情報-Linux

ファイル

/etc/rpc

インターネットサービスデーモン設定情報-Linux

コマンド

cat /etc/xinetd.d/*

ネットワークインターフェース情報-Linux

コマンド

/sbin/ifconfig -a

ネットワーク接続設定情報-Linux

コマンド

/sbin/sysctl -a | grep net

ネットワーク調整パラメータ設定情報-Linux

コマンド

cd /proc/sys/net/ipv4/conf/all;tail *

ホストテーブル設定情報-Linux

ファイル

/etc/hosts

ホスト名検索方法設定情報(host)-Linux

ファイル

/etc/host.conf

ホスト名解決設定情報(nsswitch)-Linux

ファイル

/etc/nsswitch.conf

DNS設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/resolv.conf

IPポートサービス情報-HP-UX

ファイル

/etc/services

RPCサービス情報-HP-UX

ファイル

/etc/rpc

インターネットサービスデーモン設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/inetd.conf

ネットワークインターフェース情報-HP-UX

コマンド

ifconfig [インターフェース]

ホストテーブル設定情報-HP-UX

ファイル

/etc/hosts

ホスト名解決設定情報(nsswitch)-HP-UX

ファイル

/etc/nsswitch.conf

DNS設定情報-Solaris

ファイル

/etc/resolv.conf

IPポートサービス情報-Solaris

ファイル

/etc/services

RPCサービス情報-Solaris

ファイル

/etc/rpc

インターネットサービスデーモン設定情報-Solaris

ファイル

/etc/inetd.conf

ネットワークインストール情報-Solaris

コマンド

cat /etc/hostname.* /etc/defaultrouter /etc/defaultdomain

ネットワークインターフェース情報-Solaris

コマンド

/sbin/ifconfig -a

ホストテーブル設定情報-Solaris

ファイル

/etc/hosts

ホスト名解決設定情報(nsswitch)-Solaris

ファイル

/etc/nsswitch.conf

DNS設定情報-AIX

ファイル

/etc/resolv.conf

IPポートサービス情報-AIX

ファイル

/etc/services

RPCサービス情報-AIX

ファイル

/etc/rpc

インターネットサービスデーモン設定情報-AIX

ファイル

/etc/inetd.conf

ネットワークインターフェース情報-AIX

コマンド

ifconfig -a

ネットワーク調整パラメータ設定情報-AIX

コマンド

no -a

ホストテーブル設定情報-AIX

ファイル

/etc/hosts

ホスト名検索方法設定情報(netsvc)-AIX

ファイル

/etc/netsvc.conf

ホスト名解決設定情報(nsswitch)-AIX

ファイル

/etc/nsswitch.conf

DNS設定情報-Windows

コマンド

ipconfig /All

IPポートサービス情報-Windows

コマンド

type %SystemRoot%\system32\drivers\etc\services

WINSサーバー設定情報-Windows

レジストリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Wins

ターミナルサービス設定情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_TerminalServiceSetting

ネットワークインターフェース情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_NetworkAdapterConfiguration

ネットワークプロトコル情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_NetworkProtocol

ホストテーブル設定情報-Windows

コマンド

type %SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts

7.5.6.7. ソフトウェア/パッチ情報

ソフトウェア/パッチに関する情報を取得します。

表 7.153 構成管理テンプレート(ソフトウェア/パッチ情報)

名称

種別

対象名

ソフトウェア/パッチ情報-Linux

コマンド

rpm -qa

ソフトウェア/パッチ情報-HP-UX

コマンド

/usr/sbin/swlist -l bundle -l product

ソフトウェア/パッチ情報-Solaris

コマンド

pkginfo

ソフトウェア/パッチ情報-AIX

コマンド

lslpp -L all

ソフトウェア情報-Windows

レジストリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MICROSOFT\WINDOWS\CURRENTVERSION\UNINSTALL

パッチ情報(WMI)-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_QuickFixEngineering

パッチ情報(レジストリ)-Windows

レジストリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates

7.5.6.8. サービス情報

サービスに関する情報を取得します。

表 7.154 構成管理テンプレート(サービス情報)

名称

種別

対象名

サービス稼働情報-Linux

コマンド

/sbin/chkconfig --list

サービス稼働情報-Solaris

コマンド

svcs -apv

サービス稼働情報-Windows

WMI

root\CIMV2,Win32_Service

7.5.6.9. ユーザー情報

ユーザー、グループに関する情報を取得します。

表 7.155 構成管理テンプレート(ユーザー情報)

名称

種別

対象名

グループ情報-Linux

ファイル

/etc/group

ディスク使用情報-Linux

コマンド

du -sk [ユーザーホームディレクトリ]

ユーザー、グループチェック情報-Linux

コマンド

/usr/sbin/pwck

ユーザー情報-Linux

ファイル

/etc/passwd

グループ情報-HP-UX

ファイル

/etc/group

ディスク使用情報-HP-UX

コマンド

du -sk [ユーザーホームディレクトリ]

ユーザー情報-HP-UX

ファイル

/etc/passwd

グループ情報-Solaris

ファイル

/etc/group

ディスク使用情報-Solaris

コマンド

du -sk [ユーザーホームディレクトリ]

ユーザー情報-Solaris

ファイル

/etc/passwd

グループ情報-AIX

ファイル

/etc/group

ディスク使用情報-AIX

コマンド

du -sk [ユーザーホームディレクトリ]

ユーザー情報-AIX

ファイル

/etc/passwd

グローバルグループ詳細情報-Windows

コマンド

net group /DOMAIN [グループ名]

グローバルグループ情報-Windows

コマンド

net group /DOMAIN

グローバルユーザー詳細情報-Windows

コマンド

net user /DOMAIN [ユーザー名]

グローバルユーザー情報-Windows

コマンド

net user /DOMAIN

ドメインローカルグループ詳細情報-Windows

コマンド

net localgroup /DOMAIN [グループ名]

ドメインローカルグループ情報-Windows

コマンド

net localgroup /DOMAIN

ユーザー詳細情報-Windows

コマンド

net user [ユーザー名]

ユーザー情報-Windows

コマンド

net user

ローカルグループ詳細情報-Windows

コマンド

net localgroup [グループ名]

ローカルグループ情報-Windows

コマンド

net localgroup

注釈

Windows千手センサーにて、NTLM認証方式によるTELNET接続を利用した場合には、以下の構成管理項目テンプレートを利用する構成管理情報の取得はできません。

  • ユーザー情報-Windows

  • ローカルグループ情報-Windows

7.5.6.10. ログイン情報

ログインに関する情報を取得します。

表 7.156 構成管理テンプレート(ログイン情報)

名称

種別

対象名

ユーザー最終アクセス情報-Linux

コマンド

last -100 [ユーザー名]

ユーザー最終アクセス情報-HP-UX

コマンド

last -100 [ユーザー名]

ユーザー最終アクセス情報-Solaris

コマンド

last -100 [ユーザー名]

ユーザー最終アクセス情報-AIX

コマンド

last -100 [ユーザー名]

7.5.7. 制限事項

構成管理項目を利用するにあたって、次のような制限事項があります。ご注意ください。

  • WindowsにてTELNET接続を利用した場合では、出力結果が128バイトを越える場合、一部表示結果が抜けることがあります。

  • ノード定義にロングホスト名が設定されている場合は、構成情報を取得するための接続設定に、リモート取得を設定しないで下さい。

7.5.8. コンフィグレーションの環境変数の設定方法

ここでは、コンフィグレーションで設定できる環境変数の具体的な設定方法を説明します。

7.5.8.1. 構成情報結果ファイルおよび、マネージャ情報の格納ディレクトリを変更する場合の設定

変数名 CCMROOT

設定値 任意のディレクトリ(デフォルト:千手インストールディレクトリ/store)

説明

コンフィグレーションで取得した結果が格納されている構成情報結果ファイル、及び、メッセージログやオペレーションログ、統計データなどを保存するディレクトリがデフォルトでは「千手インストールディレクトリ/store」となっています。大量に保存する場合に、ディスクの空き容量が少なくなることがあります。

この場合、ログの保存世代数を減らして対処することが考えられます。

また、環境変数で上記のファイルやログを出力するディレクトリを他のディスクのディレクトリに変更することにより、ディスクの空き容量が少なくなることを回避できます。

設定手順

  1. 千手稼働アカウント権限

    千手エージェントに千手稼働アカウントでログオンして下さい。

  2. 環境変数の設定

    <Unix>

    ターミナルから以下のコマンドを実行して下さい。(大文字、小文字に注意して下さい)

    % sj_source.com -cCCMROOT=任意のディレクトリ(絶対パスで指定)
    success
    % exit
    

    注釈

    千手稼働アカウントの文字コードがUTF-8の場合、環境変数(CCMROOT)にマルチバイト文字を含めないでください。

    設定した環境変数を確認するには、千手稼働アカウントで再ログインした後、以下のコマンドを実行して下さい。

    % env | grep CCMROOT
    

    <Windows>

    コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して下さい。(大文字、小文字に注意して下さい)

    $ sj_source -cCCMROOT=任意のディレクトリ(絶対パスで指定)
    環境変数反映コマンドは正常に終了しました。
    

    設定した環境変数を確認するには、コマンドプロンプトを再起動後、以下のコマンドを実行して下さい。

    $ sj_source | find "CCMROOT"
    
  3. 千手プロセスのダウン/アップ

    この後、千手エージェントのリブートを行って下さい。

7.5.8.2. ファイル収集にSFTPを利用する場合の設定

変数名 SJCCM_GETFILE_SFTP

設定値 0と1(デフォルト0)

説明

コンフィグレーションの構成管理項目でファイルを取得する場合にデフォルトではFTPにより取得を行います。

プローブノードとなる千手エージェントに環境変数を設定することにより、FTPサーバーが動作していないLinuxサーバーに対してもFTPの代わりにSFTPを利用してファイルを取得することが可能になります。

環境変数に設定値"1"を設定した場合、該当のプローブノードで動作する、接続設定(リモート)のファイル取得の接続設定で「FTPによる接続」を設定している実行ユニットは全てSFTPでファイルを取得します。

注釈

本設定ではパスワード認証による接続のみをサポートしています。

設定手順

  1. 千手稼働アカウント権限

    千手エージェントに千手稼働アカウントでログオンして下さい。

  2. 環境変数の設定

    <Unix>

    ターミナルから以下のコマンドを実行して下さい。(大文字、小文字に注意して下さい)

    % sj_source.com -cSJCCM_GETFILE_SFTP=1
    success
    % exit
    

    設定した環境変数を確認するには、千手稼働アカウントで再ログインした後、以下のコマンドを実行して下さい。

    % env | grep SJCCM_GETFILE_SFTP
    

    <Windows>

    コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行して下さい。(大文字、小文字に注意して下さい)

    $ sj_source -cSJCCM_GETFILE_SFTP=1
    環境変数反映コマンドは正常に終了しました。
    

    設定した環境変数を確認するには、コマンドプロンプトを再起動後、以下のコマンドを実行して下さい。

    $ sj_source | find "SJCCM_GETFILE_SFTP"
    
  3. 千手プロセスのダウン/アップ

    この後、千手エージェントのリブートを行うか、千手ブラウザのノードモニタより、"sjCCM_monitord"プロセスを再起動して下さい。