1.4. 重要な変更

1.4.1. バージョン: 2023.03.07

1.4.1.1. 千手ウェブサービス

パスワードポリシーの設定方法変更

ログインパスワードの有効期限、最小文字列長、複雑さ要件、ならびにロックアウトまでの認証失敗に関する設定方法が変更されます。 千手WEBアドオンの適用後は、以下のファイルに必要情報を記述して設定します。

  • (千手WEBアドオン導入先)\smc\wwwroot\dat\config\system_override.json
    • PasswordUpdateDateInterval

    • PasswordMinLength

    • PasswordComplexFlg

    • PasswordMissCount

なお、千手WEBアドオンを適用前の千手ウェブサービス環境では、以下のファイルに必要情報を記述して設定されています。 これら項目の設定情報は千手WEBアドオンを適用後の環境では無視されます。

  • (千手ウェブサービス導入先)\xml\sjCOM_Config.xml
    • PasswordUpdateDateInterval

    • PasswordMinLength

    • PasswordComplexFlg

    • PasswordMissCount

SAML認証および外部認証の設定方法変更

千手ウェブサービスにおけるSAML認証および外部認証の設定方法が変更されます。 千手WEBアドオンの適用後は、千手ウェブサービスに root などの特権ユーザーでログインし、「認証管理」メニューから認証方式別にWEB画面上で設定します。

なお、千手WEBアドオンを適用前の千手ウェブサービス環境では、以下のファイルに必要情報を記述して設定されています。 これらファイルの設定情報は千手WEBアドオンを適用後の環境では無視されます。

  • SAML認証: (千手ウェブサービス導入先)\xml\sjCOM_ExternalAuth.xml

  • 外部認証: (千手ウェブサービス導入先)\xml\sjCOM_SamlConfig.xml

1.4.2. バージョン: 2022.04.27

1.4.2.1. 千手ウェブサービス

Webhook連携元拡充のための認証トークン書式変更

インテグレーション機能において、連携可能なシステムやサービスを拡充するため、連携元の制限に配慮して認証トークンの文字列長が短縮されました。 この変更のため当バージョンより前の千手WEBアドオン(バージョン 2022.01.14 )の環境で発行済みの認証トークンは無効となります。 継続して利用するエンドポイントでは認証トークンの再発行を実施のうえ、発行された新しい認証トークンを連携元にて再指定してください。