1.2. 稼働環境

当パッケージを利用するためには、以下の環境が必要になります。

注釈

OS/プロダクト提供ベンダーのサポートが終了した場合、弊社もベンダーからのサポートが受けられず お客様に対して調査、対策、改修など十分なサポートを行うことができなくなります。予めご了承ください。

1.2.1. 千手システム

適用先ノードで以下が導入済みであること。

  • Senju DevOperation Conductor 2022.0.0 以降 の Windows版 千手マネージャもしくは千手エージェント

参考

千手マネージャならびに千手エージェントの稼働環境については、対象バージョンの Senju DevOperation Conductor Release Note をご確認ください。

1.2.1.1. システム構成

コンポーネントをインストール可能な千手システムの構成を以下に示します。

  • 千手データベースサービス(千手DBコンポーネント)
    • 千手マネージャ もしくは 千手エージェント

  • 千手ウェブサービス(千手WEBコンポーネント)
    • 千手マネージャ もしくは 千手エージェント

    • 千手マネージャ もしくは 千手エージェント + 千手データベースサービス

  • 千手ウェブサービス拡張(千手WEBアドオン)
    • 千手マネージャ もしくは 千手エージェント + 千手ウェブサービス

    • 千手マネージャ もしくは 千手エージェント + 千手データベースサービス + 千手ウェブサービス

1.2.1.2. システム構成上の制限

  • 千手データベースサービス
    • 1つの千手ドメインに構築できる数は1ノードです

    • 1つのホストに構築できるノード数は千手マネージャまたは千手エージェントに準拠します

  • 千手ウェブサービス
    • 1つの千手ドメインに構築できる数は最大2ノード(プライマリウェブサービス、セカンダリウェブサービス)です

    • プライマリウェブサービスは、千手データベースサービスと同一ノードに構築します

    • セカンダリウェブサービスは、千手データベースサービスが稼働していないノードに構築します

    • 1つのホストに構築できるノード数は千手マネージャまたは千手エージェントに準拠します

    • 千手ウェブサービス拡張は、1つのホストに1つです

1.2.2. 千手データベースサービス

千手マネージャあるいは、千手エージェントに千手データベースサービスを追加して利用する場合、以下の環境が必要になります。

対応機種

下記対応OSのハードウェア互換性リスト(HCL)またはWindowsカタログに記載されたX64アーキテクチャをもつPCおよび周辺機器。

対応OS

千手エージェント (Windows) の稼働環境に準じる

ディスク容量

千手マネージャまたは、千手エージェントのディスク容量に加えさらに10GB程度必要です。(保存する履歴データ量に依存します。)

メモリ容量

千手マネージャまたは、千手エージェントのメモリ容量に加えさらに4GB程度必要です。

データベースシステム

Microsoft SQL Server 2016
Microsoft SQL Server 2017
Microsoft SQL Server 2019
Microsoft SQL Server 2022

ネットワーク

対象バージョンの Senju DevOperation Conductor Release Note をご確認ください

コマンド

sqlcmd, bcp

参考

データベースシステム(DBMS(SQL Server))のService Packレベルに対する対応状況につきましては、Senjuインフォメーションセンターまでお問合せ下さい。

注釈

  • WSFC上にインストールする場合、SQL Server StandardあるいはEnterpriseのエディションが必要となります。

  • 千手データベースサービス稼働ノードと接続先データベース稼働ノードが異なる場合、千手データベースサービス稼働ノードに上記コマンドが導入されていない可能性があり、その際は個別に導入が必要です。

1.2.3. 千手ウェブサービス

千手マネージャあるいは、千手エージェントに千手ウェブサービスを追加して利用する場合、以下の環境が必要になります。

対応機種

下記対応OSのハードウェア互換性リスト(HCL)またはWindowsカタログに記載されたX64アーキテクチャをもつPCおよび周辺機器。

対応OS

千手エージェント (Windows) の稼働環境に準じる

WEBサーバー

Microsoft Internet Information Service 10.0

ディスク容量

千手マネージャまたは、千手エージェントのディスク容量に加えさらに2GB程度必要です。

メモリ容量

千手マネージャまたは、千手エージェントのメモリ容量に加えさらに1GB程度必要です。

ネットワーク

対象バージョンの Senju DevOperation Conductor Release Note をご確認ください
インテグレーション機能(Webhook)の利用に際してはイベント連携元からのHTTPSによる通信が受信できることが必要です

コマンド

sqlcmd, bcp

注釈

  • 千手ウェブサービスは日本語環境で稼働させる必要があります。
    クラウド環境で提供されるWindowsイメージなど、英語版Windows環境で千手ウェブサービスを稼働させる場合、システムおよび Senju DevOperation Conductor の稼働アカウントの地域と言語の設定を日本語版の環境相当になるように設定して下さい。
    設定手順はMicrosoft社のドキュメントを参照願います。
  • 千手ウェブサービス稼働ノードと接続先データベース稼働ノードが異なる場合、千手ウェブサービス稼働ノードに上記コマンドが導入されていない可能性があり、その際は個別に導入が必要です。

千手ウェブサービスの導入先には以下をインストールしておく必要があります。

  • .NET Framework 4.6.1 以上

  • Web サーバー (IIS)
    • 基本認証

    • 静的なコンテンツ

    • ISAPI 拡張機能

    • ASP

    • ASP.NET または ASP.NET 4.5

    • Applicatioin Initialization

  • .NET Runtime 6.x.x [1]

  • ASP.NET Core Runtime 6.x.x [1]

  • ASP.NET Core Module (ANCM) for IIS [1]

参考