3.5. バージョン2020.0.0の新機能¶
3.5.1. 共通機能¶
- Senjuアプリケーションの64bit化
千手マネージャや千手エージェントなどのすべてのモジュールを64ビットアプリケーション化しました。
- WEBコンソールのUTF-8化
WEBコンソールの文字コードをUTF-8化しました。
- WEBコンソールのメニュー構成変更
WEBコンソールのTOP画面及びツリーメニューの構成を変更しました。
- WEBコンソールのヘッダ改善
WEBコンソールのヘッダに、接続中のドメインとユーザー名を表示する機能を追加しました。
- WEBコンソールの初期表示画面指定機能
WEBコンソールにて、ログイン後に初期表示される画面をロールで切り替えることができる機能を追加しました。
- ノードディスカバリー機能
WEBコンソールにノードディスカバリー画面を追加しました。 千手エージェントと同一ネットワークに存在するノードを検出して、一括でノード登録や監視設定が可能になります。
- ファイル参照機能
WEBコンソールにファイル参照画面を追加しました。 千手エージェント上の任意のファイルを参照することが可能になります。 参照先のディレクトリは、設定により絞り込むことができます。
- メッセージ対応状況、コメント機能
WEBコンソールのメッセージ履歴検索画面で、メッセージ毎に対応状況やコメントを記載する機能を追加しました。
- 障害影響・原因のサジェスト
WEBコンソールのメッセージ履歴検索画面で、個々のメッセージに対してSenju/DCが取得・保持している関連情報をサジェスト(レコメンド)表示する機能を追加しました。
- 予兆監視機能
WEBコンソールにて、監視タスクがしきい値を超える前に、履歴データに基づく傾向分析を行い、 近い将来(例えば1週間後など)にしきい値を超える可能性があることを事前に通知する機能を追加します。
- 公開コマンドグループのフォルダ対応
WEBコンソールのドメインリスト設定で、公開コマンドグループにフォルダを指定できる機能を追加しました。
- WEBコンソールのモニタリング履歴検索改善
WEBコンソールのモニタリング履歴検索画面で、監視タスクID選択時に監視タスク名と監視対象ノードを表示するよう修正しました。
- WEBコンソールのジョブ稼働履歴検索
WEBコンソールのジョブ稼働履歴検索画面の検索条件で、詳細な検索条件の表示/非表示を切り替えることができるように修正しました。
- WEBコンソールのJavaApplet利用画面の刷新
ジョブサービスモニタを、JavaAppletを利用しない画面に変更しました。 ランチャート(モニタ)をジョブモニタとして刷新し、JavaAppletを利用しない画面に変更しました。 これにより、JavaAppletを利用できないスマートフォンなどからでも、機能を利用することができます。 また、メッセージモニタ画面を廃止し、メッセージモニタ画面の機能をメッセージ履歴検索画面に統合しました。 また、ランチャート(定義)画面、ランブック(定義)画面、ランブック(モニタ)画面を廃止しました。
3.5.2. イベント¶
バージョン 2020.0.0 では、新機能の追加はありません。
3.5.3. モニタリング¶
- 監視レシピ機能
監視レシピという項目を追加しました。 監視レシピでは、監視タスクテンプレートと同等のものを千手ブラウザ上で定義として保持することができます。 監視レシピをノードに対して適用することで、あらかじめ設定しておいた監視タスク一式をノードに反映することができます。
- 監視タスクの一括変更機能
監視タスクについて、共通の項目である検査間隔やしきい値、プローブノードなどを、千手ブラウザのGUI上で複数選択して一括で変更する機能を追加しました。
- 監視の異常判定保留機能
監視タスクの異常判定について、連続して異常判定したものをエラーとして扱い、単発のエラーを抑止する機能を追加しました。 これにより、瞬間的なCPUやトランザクションのスパイクが発生した場合の確認作業を削減することができます。 監視タスクの詳細設定タブより、異常として判定する回数を設定可能となります。
- 監視タスクのしきい値判定の複数指定への対応
監視タスクの計算結果の型が文字列の場合に、複数の値を「,」または「;」で区切ることで複数の条件による判定を行えるようになりました。 (本機能は、リリースナンバーが2000-01のパッチを千手エージェントに適用することにより使用可能です。)
- 監視タスクの一括変更機能の改善
監視タスクの一括変更について、詳細設定タブ(正常時/警告時/異常時アクション)についても一括で変更する機能を追加しました。 (本機能は、リリースナンバーが2000-01の千手ブラウザを利用することにより使用可能です。)
3.5.4. ジョブスケジュール¶
- ジョブ定義数拡張
ジョブスケジュールのジョブ定義上限数を10万から20万に拡張します。
3.5.5. キャパシティ¶
バージョン 2020.0.0 では、新機能の追加はありません。
3.5.6. コンフィグレーション¶
バージョン 2020.0.0 では、新機能の追加はありません。