4.5.15. ローカルシステムアカウントの千手エージェントの制限事項

4.5.15.1. SQL Server監視の制限事項

ローカルシステムアカウントで稼働するWindows版千手エージェントからモニタリングのSQL Server監視を行う場合に、以下のような制限があります。

SQL Serverインストール時は、以下のように設定されている必要があります。
  • 認証方式:混合認証

SQL Server 監視を行う際の制限を以下の表に記します。

監視対象:千手エージェント(※1)

監視対象:千手エージェント(※2)

監視対象:千手センサー(※1)

監視対象:千手センサー(※2)

ログイン名/ユーザー名(※4)指定あり

監視可能

監視可能

監視可能

ログイン名/ユーザー名(※4)指定なし

監視可能

監視可能(※3)

監視不可

※1 は以下の監視タスクです。
  • SQL Server:データベース データ領域 合計(MB)

  • SQL Server:データベース データ領域 使用量(MB)

  • SQL Server:データベース データ領域 空き容量(MB)

  • SQL Server:データベース データ領域 使用率(%)

  • SQL Server:データベース トランザクションログ 合計(MB)

  • SQL Server:データベース トランザクションログ 使用量(MB)

  • SQL Server:データベース トランザクションログ 空き容量(MB)

  • SQL Server:データベース トランザクションログ 使用率(%)

  • SQL Server:データベース 物理スキャンフラグメンテーション率(%)

  • SQL Server:データベース 論理スキャンフラグメンテーション率(%)

  • SQL Server:データベース エクステントスキャンフラグメンテーション率(%)

※2 は以下の監視タスクです。
  • SQL Server:DB接続時間(秒)

  • SQL Server:DBデータ取得時間(秒)

  • SQL Server:DBデータ取得時間(簡易指定)(秒)

  • SQL Server:DBデータ更新時間(COMMIT)(秒)

  • SQL Server:DBデータ更新時間(ROLLBACK)(秒)

  • SQL Server:DBストアドプロシージャ実行時間(秒)

※3 ODBCデータソースの設定画面でWindows認証を指定して下さい。

※4 ※1の場合はログイン名、※2の場合はユーザー名になります。

4.5.15.2. 「TELNET ポート稼働確認」「TELNET所要時間」の制限事項

ローカルシステムアカウントの千手エージェントからモニタリングの「TELNET ポート稼働確認」、「TELNET所要時間(ミリ秒)」の取得を行う場合、TELNETサービスがNTLM認証である場合は、取得ができません。パスワードを用いた認証方式に設定して下さい。