9.5.6. エラー発生時の対応方法

WEBコンソールを利用する際に発生する主なエラー画面とその対応方法について説明します。

9.5.6.1. ドメイン接続エラー

  • エラー画面

    ドメインの接続に失敗した場合、以下のエラーとなります。

    ../../_images/09_domain_error.jpg

    図 9.508 ドメイン接続失敗

  • 対応方法
    1. ドメインリストに登録されている接続千手ユーザーの"ユーザー名/パスワード"が正しいことを確認してください。

      "ユーザー名/パスワード"が誤っている場合、正しい"ユーザー名/パスワード"を設定してください。

    2. "Senju Extended Interface Service_<千手稼働アカウント>"サービスが起動していることを確認してください。

      サービスが起動していない場合、サービスを起動してください。

    3. 千手マネージャが起動していることを確認してください。

      千手マネージャが起動していない場合、千手マネージャを起動してください。

    4. 千手マネージャ上で"千手データベースサービスの登録"設定が正しく設定されていることを確認してください。

      "千手データベースサービスの登録"の設定方法については「インストールガイド」を参照してください。

9.5.6.2. 履歴情報データベース接続エラー

  • エラー画面

    データベースの接続に失敗した場合、以下のエラーとなります。

    ../../_images/09_database_error.jpg

    図 9.509 履歴情報データベース接続失敗

  • 対応方法
    1. 千手マネージャ上で"千手データベースサービスの登録"設定が正しく設定されていることを確認してください。

      "千手データベースサービスの登録"の設定方法については「インストールガイド」を参照してください。

    2. 64bitのデータソース(ODBC)を起動し、システムDSNに"senjuInfDSN_<千手ドメイン名>"が正しく登録されていることを確認してください。

      データソースが正しく登録されていない場合、インストール時の指定に誤りがありますので、再インストールを行ってください。

9.5.6.3. サービスアクセス権限エラー

  • エラー画面

    アクセス権限が無い画面に移動した場合、以下のエラーとなります。

    ../../_images/09_servicepolicy_error.jpg

    図 9.510 サービスアクセス権限エラー

  • 対応方法
    1. 登録ユーザーに割り当てたロールに関連するサービスポリシーを確認し、該当サービスのアクセス権限があるか確認してください。

      アクセス権限が不足している場合、サービスポリシーを編集して適切な権限を付与してください。

    2. 登録ユーザーの管理者に割り当てたロールに関連するサービスポリシーを確認し、該当サービスのアクセス権限があるか確認してください。

      アクセス権限が不足している場合、サービスポリシーを編集して適切な権限を付与してください。

9.5.6.4. タイムアウトエラー

  • エラー画面

    画面表示時の処理でタイムアウトが発生した場合、以下のエラーとなります。

    ../../_images/09_domain_timeout_error.jpg

    図 9.511 接続ドメイン処理タイムアウトエラー

    ../../_images/09_search_timeout_error.jpg

    図 9.512 履歴情報検索タイムアウトエラー

  • 対応方法
    1. ドメイン接続処理に時間がかかる場合には以下の対応を検討してください。
      • ドメインのメモリ、CPUなどの増強。

      • 蓄積する監視タスク数を減らし、検査間隔を伸ばす。

    2. 履歴情報検索処理時間がかかる場合には以下の対応を検討してください。
      • 千手データベースサーバのメモリ、CPUなどの増強。

      • 検索間隔の短縮。

9.5.6.5. セッションエラー

  • エラー画面

    セッションが切断された場合、以下のエラーとなります。

    ../../_images/09_session_error.jpg

    図 9.513 セッションエラー

  • 対応方法
    1. アプリケーションプールのリサイクルのタイミングではセッションが切断されるため、再ログインが必要になります。

      リサイクルのタイミングについてはIISの設定で変更することが可能なため、運用環境に合わせてリサイクルのタイミングを設定してください。