1.3.2. Extension Pack 2312の新機能

  • Oracle Cloud Infrastructureリソース一覧取得機能

    Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)上に作成されたリソースの一覧を取得し、プローブに収集してDevOpsポータルのファイル参照機能と連携できる以下の監視項目を追加しました。 ファイル取得や情報の持ち出しに制約がある環境において、問い合わせ時等リソースのOCIDを確認したい場面で、DevOpsポータルから参照が可能となります。

    • OCI:リソース一覧取得

  • Oracle Analytics Cloud監視機能

    OCIのOracle Analytics Cloudに対して、以下の監視項目を追加しました。 インスタンスの異常を早期検知することにより、迅速な復旧対応が可能となります。

    • OCI:Analytics インスタンス状態

  • Docker コンテナログ監視機能

    Dockerのコンテナログをプローブに収集してログ監視と連携できる機能を追加しました。 コンテナの増減により流動的に作成されるログを追従して監視することが可能となります。

    • Docker:コンテナログ監視

  • VMware連携機能 Extension Packによる提供

    従来Senju/DCの機能として提供していたVMware連携を、Extension Packによる提供方式に変更しました。 これにより、Senju/DCのバージョンアップを行わずとも最新化された機能を使用することが可能となります。 また、連携方式の刷新により性能が向上し、VMware vSphere SDK for Perlのインストールが不要となります。

  • ログ取得監視項目におけるファイル名指定パラメータ追加

    各パブリッククラウドのログ情報/アナウンスメント情報取得等のプローブにログファイルを書き出す機能において、出力ファイル名をユーザーが指定できるようにパラメータを追加しました。

  • Azure連携監視項目におけるディメンション指定パラメータ追加

    Azure連携監視項目において、ディメンションを指定して監視ができるようにパラメータを追加しました。 ディメンションで監視対象を絞り込むことにより、より細分化された特定の範囲での異常検知が可能となります。

  • 汎用メトリクス監視 メトリクス一覧更新

    汎用メトリクス監視で選択可能なメトリクス一覧を更新、追加しました。