1. 本書について

  • 本書は、Senju Quick Assistant(Senju/QA)のバージョン毎の主な新機能、不具合対応、前バージョンからの変更点、稼働環境の情報をまとめたものです。

  • 本書は、Senju Quick Assistantをインストールまたは利用する前に一読して下さい。なお、万一ご不明な点や記載誤り・漏れなど、お気づきの点がございましたら弊社までお知らせ下さい。

  • 本書に記載した内容は予告無く変更することがあります。

  • 本書の内容の一部または全部を無断でコピーすることは法律で禁止されています。

2. はじめに

2.1. マニュアル構成

Senju Quick Assistantのマニュアル構成は以下の通りです。

  1. リリースノート(Release Note)

  2. インストールガイド(Install Guide)

  3. ユーザーズガイド(Users Guide)
    1. Senju Quick Assistant導入にあたって(Introduction)

    2. 運用ガイド(Getting start Guide)

    3. 資料集(Reference Guide)

3. 稼働環境

Senju Quick Assistantの各サーバーの稼働環境を説明します。

各サーバーの構成について下図に示します。

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図 3.1 Senju Quick Assistantの構成

注釈

記載されているOS/プロダクトでも、OS/プロダクト提供ベンダーのサポートが終了した場合は、弊社もベンダーからのサポートが受けられなくなります。
そのため、OS/プロダクトの動作に依存する部分については、お客様に対して十分なサポート(調査、対策、改修など)を行うことができなくなりますので予めご了承下さい。
このようなOS/プロダクトをご使用の場合は、早めの切り替えをご検討願います。

3.1. サーバー環境

Senju Quick Assistantの各サーバーの稼働環境は以下のとおりです。

注釈

ディスク容量は、Senju Quick Assistantが稼働するのに最低限必要な空き容量を示しています。
同様にメモリ容量は、Senju Quick Assistantが稼働するマシンに装備すべき最低必要量を示しています。
また、1台のマシンで複数の機能を使用する場合、ディスク容量、メモリ容量はそれぞれ各機能の合計分の容量が必要となりますのでご注意下さい。

3.1.1. Windowsサーバー

表 3.1 Senju Quick Assistant アプリケーションサーバーの稼働環境
OS
Windows Server 2019 日本語版
対応機種
上記対応OSのハードウェア互換性リスト(HCL)に記載されたx64アーキテクチャをもつPC及び周辺機器
搭載CPU
2プロセッサ/コア以上を推奨
ディスク容量
20GB以上
メモリ容量
4.0GB以上(8.0GB以上を推奨)
ネットワーク
TCP/IPプロトコルを使用。使用するポート番号については 通信ポート をご覧ください。

3.1.2. Linuxサーバー

表 3.2 Senju Quick Assistant アプリケーションサーバーの稼働環境
OS
Red Hat Enterprise Linux Server 8.4 for x64
対応機種
上記対応OSのハードウェア互換性リスト(HCL)に記載されたx64アーキテクチャをもつPC及び周辺機器
搭載CPU
2プロセッサ/コア以上を推奨
ディスク容量
20GB以上
メモリ容量
4.0GB以上(8.0GB以上を推奨)
ネットワーク
TCP/IPプロトコルを使用。使用するポート番号については 通信ポート をご覧ください。

3.2. クライアント環境

表 3.3 クライアント(PC)の稼働環境
OS
Windows 10 日本語版
Windows 11 日本語版
対応機種
上記対応OSのハードウェア互換性リスト(HCL)に記載されたx64アーキテクチャをもつPC及び周辺機器
搭載CPU
2プロセッサ/コア以上を推奨
ディスク容量
5GB以上
メモリ容量
2.0GB以上(4.0GB以上を推奨)
ネットワーク
TCP/IPプロトコルを使用。使用するポート番号については 通信ポート をご覧ください。
グラフィックス
High Color(16ビット)以上の色数を表現可能なビデオカード
WEBブラウザ
Google Chrome 96.0以上
Mozilla Firefox 96.0以上
Microsoft Edge 96.0以上

3.3. 通信ポート

Senju Quick Assistant で使用する通信ポートは、デフォルトの設定では下記となります。

下記のgtおよびltは以下の内容を表します。
gt=greater then(より大きい任意ポート)
lt=less then(より小さい任意ポート)
表 3.4 通信ポート
通信内容
ポート
アプリケーションサーバー ⇔ DBサーバー
gt 1024/tcp ⇔ 5432/tcp
アプリケーションサーバー ⇔ 全文検索サーバー
gt 1024/tcp ⇔ 9200/tcp
全文検索サーバー ⇔ DBサーバー
gt 1024/tcp ⇔ 5432/tcp
WEBサーバー ⇔ クライアント
80 or 443/tcp ⇔ gt 1024/tcp