3.2. アンインストール時に残したデータの再利用

3.2.1. 概要

DevOpsパッケージのアンインストール時に、データを残す選択肢があります。

ここでは、アンインストール時に残したデータを利用したインストールの注意事項や手順についてご案内します。

3.2.2. 想定利用シーン

  • DevOpsパッケージのアンインストール前のバージョンより同等バージョン以上を再インストール
    DevOpsパッケージは、バージョン 2405 以降、アンインストールを行わなくてもアップデートインストールによって新しいバージョンの適用が可能ですので、そちらの利用も検討ください
  • 千手システムとデータベースサーバーの稼働環境の分離
    リソース負荷の分散などで、データベースをそのまま残し、千手システムを別のホストに移動するといったシナリオに有効です

3.2.3. 制限・注意事項

  • 千手システムとデータベースサーバーが別ホストの場合、SQL Serverにはsysadmin権限を持ったSQL Server認証のユーザーが必要となります

  • インストールに失敗した場合の再インストールにはご利用いただけません

  • データベースのデータ格納先は、再インストール時には指定できません

  • アンインストール後から再インストールの間にデータベースサーバーのホスト名を変更を行った場合、SQL Serverのサーバー名の変更が必要です。
    また、千手ウェブサービスを利用し、データベース接続にWindows認証を行う場合は、ログインユーザーとして作成済の sjwebuser のホスト名も変更が必要です。SSMSなどを利用して変更を行ってください。

3.2.4. アンインストール前に

3.2.4.1. 千手WEBコンポーネント

アンインストールするバージョンが 2501 以前の場合、以下のバックアップが別途必要です。

  • アンインストール時のアンインストール対象となる以下のファイルをバックアップします

    WEBコンポーネントのインストール先(既定の場合 C:\inetpub\wwwroot\senju )以下にある api\App_Data\senjuWebAPI.sdf を同インストール先以外の任意のディレクトリに退避してください

3.2.4.2. 千手WEBアドオン

アンインストールするバージョンが 2405 の場合、以下のバックアップが別途必要です。

  • インテグレーション機能の定義のバックアップ

    WEBコンソールにログインし、インテグレーション機能の定義のバックアップを行います。アクション、スクリプト、エンドポイントの定義をExportしてください

3.2.5. インストールと設定

3.2.5.1. 千手DBコンポーネント

インストールガイドの通り、セットアップを進めていきます。既存のデータベースを検出すると再利用を確認されます。

  • データベースへの接続設定にて、アンインストール時に残したデータベースの情報を入力してください

    ../_images/win_sdb_db_connection_setting1.jpg
  • 既存のデータベースがあると再利用の確認が行われますので、「はい」を選択してください

    ../_images/win-db-use_senjudb.jpg

    注釈

    • 「いいえ」を選択した場合、インストーラーは終了します
      既存のデータベースを利用しない場合は、他のデータベースサーバーホストを指定するか、既存のデータベースを削除してください
    • 「はい」を選択した場合、「千手データベースのデータ格納先を指定する」を指定していた場合は無効になり、既存の場所から変更されません

3.2.5.2. 千手WEBコンポーネント

インストールガイドの通り、セットアップを進めていきます。既存のデータベースを検出すると再利用を確認されます。

  • データベースへの接続設定にて、アンインストール時に残したデータベースの情報を入力してください

    ../_images/win_web_dsn_db1.jpg
  • 既存のデータベースがあると再利用の確認が行われますので、「はい」を選択してください

    ../_images/win-web-use_senjumaintdb.jpg

    注釈

    • 「いいえ」を選択した場合、インストーラーは終了します
      既存のデータベースを利用しない場合は、他のデータベースサーバーホストを指定するか、既存のデータベースを削除してください
    • 「はい」を選択した場合、千手メンテナンスデータベースの設定画面にて「データ格納先を指定する」を指定していた場合は無効になり、既存の場所から変更されません

  • インストール完了後、アンインストール前にファイルを退避している場合はファイルを再配置します。

    インストールしたパス(既定の場合 C:\inetpub\wwwroot\senju )の api フォルダに App_Data フォルダを作成し、上記で退避していたファイル( senjuWebAPI.sdf )を配置してください

3.2.5.3. 千手WEBアドオン

インストールガイドの通り、セットアップを進めていきます。

  • データベースへの接続設定にて、アンインストール時に残したデータベースの情報を入力してください

    ../_images/install_guide-install_connection_setting1.jpg

    注釈

    • 既存のデータベースの確認は行っていませんので、再利用の確認メッセージはありません

インストール完了後、退避していたデータの再登録を行います。

  • バージョン 2405 にて、アンインストール前に定義をExportした場合

    WEBコンソールにログインし、上記でExportした定義のImportを行ってください

  • バージョン 2501 以降で、アンインストール時にデータを残す選択をした場合

    %ProgramData%\NRI\senju_webapps.d\backup\senju_webapps 配下にある appsettings_user.json, system_override.json を必要に応じて、インストールしたパスの同階層に反映してください

    注釈

    • セットアップウィザードによって、インストールしたパスには同名ファイルがすでに存在しています

    • インストール時に設定した内容と退避した定義の内容を比較して、必要に応じて上書きやカスタマイズを行ってください

    • 設定内容については、セットアップガイドやユーザーズガイドをご確認ください