9. パッチ適用について

本章では、Senju/DC 2025.0.0 のアップグレードパッチ、アップデートパッチ適用時の注意点および適用手順について説明します。
パッチを適用する際は、パッチのREADMEおよび本章の注意事項を確認の上、手順に従ってパッチの適用または取消を行ってください。

9.1. 注意事項

9.1.1. パッチ共通

  • パッチ適用・取消は、必ず千手稼働アカウントで実施してください。
    Windowsのローカルシステムアカウントで千手を稼働させている場合、管理者権限のあるアカウントで実施してください。
  • Windowsの場合、パッチの適用・取消は、「管理者として実行」したコマンドプロンプトにて実施してください。
  • 複数アカウントまたは複数ターミナルで同時にパッチを適用しないでください。環境の整合性が損なわれる恐れがあります。
  • リモートアップデート機能を利用して、千手ブラウザまたは千手マネージャからパッチを適用・取消する場合、
    対象ノードの千手システムが稼働している状態で実施してください。
  • Windowsの場合、Senju/DC 2025 で利用する Microsoft Visual C++ 再頒布パッケージがインストールされていないか、
    パッチに同梱しているバージョンより古い場合、自動的に再頒布パッケージがインストールされます。
    DLLの競合などにより、OS再起動が必要となった場合は以下のメッセージが出力されますのでOSの再起動を行ってください。
    WARNING : The Microsoft Visual Studio C++ 2015-20xx Redistributable x64 Package required a reboot.
  • Linuxの場合、マルチエージェントへパッチ適用・取消する際は、作業を行うマシンから各千手ホームにアクセスできるようにしてください。
  • パッチ適用ノードが千手DevOpsポータルのマルチエージェントである場合、各ノードに千手エージェントのパッチを適用してください。
    パッチ適用後、各ノードに最新のSenju/DC DevOpsパッケージを適用してください。
  • 当バージョンのパッチを適用した千手マネージャに接続する千手ブラウザは、Senju/DC 2025 以降のバージョンである必要があります。
  • 当バージョンのパッチを適用した千手エージェントを管理する千手マネージャは、Senju/DC 2025 以降のバージョンである必要があります。
  • クラスター環境へのパッチ適用は、別途クラスター用のマニュアルも参照してください。

9.1.2. アップグレードパッチ

  • Senju/DC 2025 にするためのパッチです。同バージョンのパッケージをインストールした環境に適用する必要はありません。
  • 千手システムを利用するために必要なOSパッチ、カーネルパラメータの推奨値は、インストールガイドを参照し、必要に応じて設定してください。
    リソースが確保できない場合、アップグレード後の千手システムの起動に失敗することがあります。
  • パッチ適用後に Senju/DC 2025 のライセンスキーの適用が必要になりますので、新しいライセンスキーを用意してください。
  • パッチ適用ノードがSenju/DC 2023以下の千手データベースサーバー、または千手ウェブサーバーの場合、パッチの適用前に千手DBコンポーネントおよび千手WEBコンポーネントをアンインストールする必要があります。
    詳細はSenju/DC DevOps マイグレーションガイドを参照してください。
  • Extension Pack を適用している場合、パッチ適用後に Senju/DC 2025.0.0 サポート内で最新のExtension Packの適用を行ってください。
  • Extension Pack を適用している場合、パッチ取消後にExtension Packの再適用を行う必要があります。
    Extension Packのバージョンによって再適用の手順が異なるため、詳細は、千手カスタマサポートセンターまでお問合せください。
  • パッチの取消を行なうと、定義データを含め、千手システム全体をアップグレード前の状態に戻します。
    アップグレード後に行なった定義変更はすべて失われますので、取消前にバックアップを取得しておくなど、必要に応じて対処を行なってください。
    なお、バックアップ方法やバックアップからの復旧手順につきましては、千手カスタマサポートセンターにお問い合わせください。
  • パッチ取消によりSenju/DC 2023以下に戻す場合かつ、パッチ適用後にDevOpsパッケージをインストールした場合、パッチ取消前に
    DevOpsパッケージのアンインストールが必要です。パッチ取消後、Senju/DC 2022 以上であれば、DevOpsパッケージの再インストールが可能です。
    詳細は、千手カスタマサポートセンターまでお問い合わせください。
  • パッチを適用するために必要なディスクの空き容量は以下の通りです。
    • Linux x64

      • 千手マネージャの場合: 約 990MB

      • 千手エージェントの場合: 約 1000MB

    • Linux arm64

      • 千手マネージャの場合: 約 1030MB

      • 千手エージェントの場合: 約 440MB

    • Windows x64

      • 千手マネージャの場合: 約 980MB

      • 千手エージェントの場合: 約 390MB

    千手マネージャの場合、上記に加え unity_dat のバックアップサイズが必要になります。
    unity_dat のサイズは環境によって異なりますので、パッチ適用を実行後の適用確認の出力でご確認ください。
    ディスク容量が足りない場合、パッチの適用に失敗します。
    また、失敗したタイミングによっては復旧が困難になる場合がありますのでご注意ください。

9.2. パッチ適用・取消前に

該当する千手ドメイン、またはノードに対して、以下の作業を行ってください。

9.2.1. パッチ共通 (千手マネージャの場合)

  • パッチ作業は、ランブックオートメーションが稼働する時間帯を避けて行ってください。
    当該ノードでランブックオートメーションを設定している場合は、関係するブックを一時的に無効にする、また関係する実行ブックを削除することを推奨します。
  • パッチ作業は、自動サイクル運用が稼働する時間帯(自動サイクル運用の基準時刻の前後30分間)を避けて行ってください。
  • パッチ作業はコンフィグレーションの収集の時間帯を避けて行ってください。
  • パッチ作業の対象となるノードに接続している千手ブラウザがある場合は、以下の手順に従って、千手ドメイン切断を実行してください。
    1. 千手ブラウザで対象ノードのドメインに関係するツールをすべて閉じてください。

    2. 千手ブラウザのツリービューでパッチ作業の対象となるドメインを選択してメニューの[接続]→[千手ドメイン切断]を実行します。

    3. 警告ダイアログが表示されますので「OK」を選択してください。

  • 当該ノードが千手ウェブサービス稼働ノードの場合、千手システムのアプリケーションプールの停止を推奨します。
    千手システムのアプリケーションプールを停止する場合、以下の手順を実行してください。
    1. 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」より「アプリケーションプール」を開きます

    2. 以下のアプリケーションプールを選択し、停止してください

      • SenjuAppPool

    3. 千手DBコンポーネントをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも停止してください

      • SenjuIWASAppPool

    4. 千手WEBアドオンをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも停止してください

      • SenjuCacheServer

      • SenjuMgmtConsole

      • SenjuWebhookGateway

      • SenjuWebhookServer

  • 当該ノードがWindowsかつ、VMware監視、APサーバー監視機能を使用している場合、パッチ作業前に関連プロセスを以下の手順に従って、停止してください。
    1. 千手ブラウザにて、対象ノードのノードモニタを起動します

    2. ノードモニタのプロセスタブを表示し、メニューから[表示]→[千手システムプロセスを表示]を選択して、千手システムプロセスを表示させます

    3. 稼働中の以下のプロセスを選択してコンテキストメニューの[千手プロセス]より[停止...]を実行してください

      • sjANM_monExtd

      • sjANM_vmmMond

      • sjANM_monJmxd

    4. 各プロセスの状態が「正常終了」となれば完了です

  • パッチ適用・取消時に千手システムを停止しますが、ユーザーが手動で起動した千手コマンドは停止対象となりません。
    千手プロセスが残っていることにより、パッチ適用・取消に失敗する場合がありますので、手動で起動したプロセスがないか、パッチ作業前にご確認ください。

9.2.2. パッチ共通 (千手エージェントの場合)

  • パッチ作業は、ランブックオートメーションが稼働する時間帯を避けて行ってください。
    当該ノードでランブックオートメーションを設定している場合は、関係するブックを一時的に無効にする、また関係する実行ブックを削除することを推奨します。
  • 当該ノードでジョブスケジュールを使用している場合、パッチ作業はフレームの起動の時間帯、および、ジョブの稼働している時間帯を避けて行ってください。
  • 当該ノードでコンフィグレーションを設定している場合は、収集の時間帯を避けて行ってください。
  • 当該ノードが千手ウェブサービス稼働ノードの場合、千手システムのアプリケーションプールの停止を推奨します。
    千手システムのアプリケーションプールを停止する場合、以下の手順を実行してください。
    1. 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」より「アプリケーションプール」を開きます

    2. 以下のアプリケーションプールを選択し、停止してください

      • SenjuAppPool

    3. 千手DBコンポーネントをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも停止してください

      • SenjuIWASAppPool

    4. 千手WEBアドオンをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも停止してください

      • SenjuCacheServer

      • SenjuMgmtConsole

      • SenjuWebhookGateway

      • SenjuWebhookServer

  • 当該ノードがWindowsかつ、VMware監視、APサーバー監視機能を使用している場合、パッチ作業前に関連プロセスを以下の手順に従って、停止してください。
    1. 千手ブラウザにて、対象ノードのノードモニタを起動します

    2. ノードモニタのプロセスタブを表示し、メニューから[表示]→[千手システムプロセスを表示]を選択して、千手システムプロセスを表示させます

    3. 稼働中の以下のプロセスを選択してコンテキストメニューの[千手プロセス]より[停止...]を実行してください

      • sjANM_monExtd

      • sjANM_vmmMond

      • sjANM_monJmxd

    4. 各プロセスの状態が「正常終了」となれば完了です

  • パッチ適用・取消時に千手システムを停止しますが、ユーザーが手動で起動した千手コマンドは停止対象となりません。
    千手プロセスが残っていることにより、パッチ適用・取消に失敗する場合がありますので、手動で起動したプロセスがないか、パッチ作業前にご確認ください。

9.2.3. アップグレードパッチ

特にありません

9.3. パッチ適用方法

千手エージェントに対し、リモートアップデート機能を利用して千手ブラウザまたは千手マネージャからパッチを適用する場合は、
ユーザーズガイド [2.4.8 千手ソフトウェア保守]を参照してください。

9.3.1. アップグレードパッチ(Linuxの場合)

以下に示します手順におけるパッチ名称の表記は Linux x64版千手エージェントのパッチ名称となっておりますので、
実際の適用にあたってはご使用になられているノード、OS、アーキテクチャのパッチ名称と読み替えて作業を行ってください。

パッチ名称

  • Linux x64版 千手マネージャ用: sj_patch-mgr-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227.tar.gz

  • Linux arm64版 千手マネージャ用:sj_patch-mgr-2500-00-linux-arm64-upgrade-20260227.tar.gz

  • Linux x64版 千手エージェント用:sj_patch-agt-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227.tar.gz

  • Linux arm64版 千手エージェント用: sj_patch-agt-2500-00-linux-arm64-upgrade-20260227.tar.gz

参考

  • 表記中の % プロンプトは千手稼働アカウント権限での作業を表します。

  • 表記中の xxx などは環境などにより異なる箇所です。必要に応じて、項目に合った値であるかをご確認ください。

9.3.1.1. パッチファイルのコピー

適用ノードに千手稼働アカウントでログインし、 今回提供するパッチファイルを、展開先とする任意のディレクトリにコピーしてください。

9.3.1.2. パッチファイルの展開

以下のコマンドを実行し、パッチファイルを展開します。

% tar xvfz ./sj_patch-agt-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227.tar

9.3.1.3. パッチ適用

パッチの適用を行うと、デフォルトでは千手ホームディレクトリ直下の .backup ディレクトリにバックアップを取得します。
千手のホームディレクトリ以外の場所にバックアップを取得したい場合、事前にバックアップ用ディレクトリを作成してください。
  1. 以下のコマンドを実行し、パッチを適用します。

    % cd (パッチをコピーしたディレクトリ)
    % cd ./sj_patch-agt-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227
    % ./sjPCH_install.sh
    

    バックアップ先を変更する場合はバックアップ先指定オプション(-b)を指定します

    • スペースを含むパスは指定できません

    • 指定したパスが存在しない場合、エラーとなります

    • バックアップはパッチ取り消しの際必要となりますので、適切に保管してください

    % ./sjPCH_install.sh -b バックアップ保存先パス
    

    バックアップをしない場合は、バックアップ指定先オプション(-b)に NONE を指定します

    • このオプションは、仮想化環境などで別方法によりバックアップを取得する環境向けのオプションです

    • バックアップを取得しない場合、パッチの取消はできませんのでご注意ください

    % ./sjPCH_install.sh -b NONE
    
  2. 適用確認

    適用環境のチェックが実施され、下記のメッセージが出力されますので、出力内容を確認してください。

    WARNINGメッセージが出力されている場合、内容を確認してください。

    適用を続行する場合は、"y" を入力してください。"n" を入力すると処理は中止されます。何も入力せずにEnterキーを押下すると、処理は継続されます。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: sj_patch-agt-XXXX-XX-XXXXX-XXX-XXXXXX-YYYYMMDD
    :: Patch Installer for Senju system
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    INFO : Check the environment ...
    
    Target Account
      User Name         [xxxxx]
      Home Directory    [/xxxx/xxxxx]
    
    Target System
      Node ID           [xxxxxx]
      Senju Domain      [xxxxxx]
      Senju Version     [xxxxxx]
      Component Type    [agt]
      Language          [xxxxxxxx]
    
    INFO : Please confirm disk space ...
    
    Senju home & Backup Directory
            Directory Path     : $SENJUHOME, /xxx/yyy/.backup
            Free Size (MB)     : XXXXXX
            Required Size (MB) : XXX
    
    Filesystem          kbytes    used   avail %used Mounted on
    /XXXX              XXXXXXX  XXXXXX  XXXXXX   XX% /XXXX
    
    INFO : Check succeeded.
    Are you sure you want to start apply patch? [Y/n] :
    
    注1)

    バックアップディレクトリが千手ホームと異なるドライブである場合、ディスクの空き容量確認は以下のように表示されます。

    INFO : Please confirm disk space ...
    
    Senju home Directory
            Directory Path     : $SENJUHOME
            Free Size (MB)     : XXXXX
            Required Size (MB) : XXX
    
    Backup Directory
            Directory Path     : /xxx/yyy
            Free Size (MB)     : XXXXX
            Required Size (MB) : XXX
    
    注2)

    バックアップ先ディレクトリに、既にバックアップアーカイブがある場合、下記のメッセージが出力されます。

    パッチインストーラーはアーカイブを上書きしないよう、バックアップ処理をスキップします。

    INFO : Backup archive already exits. [ xxxxxx ]
    
    注3)

    ディスクの空き容量が少ない場合、下記のメッセージが出力され、パッチ適用が中止されます。

    ディスクの空き容量を確保した後、再度パッチを適用してください。

    #     #    #    ######  #     #   ###   #     #  #####
    #  #  #   # #   #     # ##    #    #    ##    # #     #
    #  #  #  #   #  #     # # #   #    #    # #   # #
    #  #  # #     # ######  #  #  #    #    #  #  # #  ####
    #  #  # ####### #   #   #   # #    #    #   # # #     #
    #  #  # #     # #    #  #    ##    #    #    ## #     #
     ## ##  #     # #     # #     #   ###   #     #  #####
    
    Senju home & Backup Directory
            Directory Path     : $SENJUHOME, /xxx/yyy/.backup
            Free Size (MB)     : XXXXXX
            Required Size (MB) : XXX
    
    WARN : Not enough free disk space for patch installation.
    WARN : You may not be able to install this patch.
    
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : INSTALLATION ENDED WITH ABNORMAL STATE. [1]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
  3. 千手起動

    適用が完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    適用が正常に完了している場合、千手システムを起動するか聞かれます。すぐに起動する場合は "y" を、後で起動させる場合は "n" を入力してください。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : INSTALLATION COMPLETED SUCCESSFULLY. [0]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    Do you want to start the Senju system? [y/N] :
    

9.3.2. アップグレードパッチ(Windowsの場合)

以下に示します手順におけるパッチ名称の表記は 千手エージェントのパッチ名称となっておりますので、
実際の適用にあたってはご使用になられているノードのパッチ名称と読み替えて作業を行ってください。

パッチ名称

  • Windows版 千手マネージャ用: sj_patch-mgr-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227.car64

  • Windows版 千手エージェント用:sj_patch-agt-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227.car64

参考

  • 表記中の > プロンプトは千手稼働アカウント権限での作業を表します。

  • 表記中の xxx などは環境などにより異なる箇所です。必要に応じて、項目に合った値であるかをご確認ください。

9.3.2.1. パッチファイルのコピー

適用ノードに千手稼働アカウントでログインし、 今回提供するパッチファイルを、展開先とする任意のディレクトリにコピーしてください。

9.3.2.2. パッチファイルの展開

以下のコマンドを実行し、パッチファイルを展開します。

> sj_car64 -e sj_patch-agt-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227.car64

9.3.2.3. パッチ適用

パッチの適用を行うと、デフォルトでは千手ホームディレクトリ直下の .backup ディレクトリにバックアップを取得します。
千手のホームディレクトリ以外の場所にバックアップを取得したい場合、事前にバックアップ用ディレクトリを作成してください。
  1. 以下のコマンドを実行し、パッチを適用します。

    > cd /d (パッチをコピーしたディレクトリ)
    > cd sj_patch-agt-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227
    > sjPCH_install.cmd
    

    バックアップ先を変更する場合はバックアップ先指定オプション(-b)を指定します

    • 千手ホームディレクトリは指定できません

    • スペースを含むパスは指定できません

    • ネットワークパスを指定することはできません。事前にネットワークドライブの割り当てを行ってください

    • 指定したパスが存在しない場合、エラーとなります

    • バックアップ先ディレクトリに千手稼働アカウントの書き込み権限が必要です

    • バックアップはパッチ取り消しの際必要となりますので、適切に保管してください

    % sjPCH_install.cmd -b バックアップ保存先パス
    

    バックアップをしない場合は、バックアップ指定先オプション(-b)に NONE を指定します

    • このオプションは、仮想化環境などで別方法によりバックアップを取得する環境向けのオプションです

    • バックアップを取得しない場合、パッチの取消はできませんのでご注意ください

    % sjPCH_install.cmd -b NONE
    
  2. 適用確認

    適用環境のチェックが実施され、下記のメッセージが出力されますので、出力内容を確認してください。

    WARNINGメッセージが出力されている場合、内容を確認してください。

    適用を続行する場合は、"y" を入力してください。"n" を入力すると処理は中止されます。何も入力せずにEnterキーを押下すると、処理は継続されます。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: sj_patch-agt-XXXX-XX-XXXXX-XXX-XXXXXX-YYYYMMDD
    :: Patch Installer for Senju System
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    INFO : Check the environment ...
    
    Target Account
      User Name         [xxxxx]
      Home Directory    [x:\xxxx\xxxxx]
    
    Target System
      Node ID           [xxxxxx]
      Senju Domain      [xxxxxx]
      Senju Version     [xxxxxx]
      Component Type    [agt]
      Language          [xxxxxxxx]
    
    INFO : Please confirm disk space ...
    
    Senju home & Backup Directory
            Directory Path     : %SENJUHOME%, X:\XXXXX\.backup
            Free Size (MB)     : XXXXX.XX
            Required Size (MB) : XXX.XX
    
    INFO : Check succeeded.
    
    Are you sure you want to start apply patch? [Y/n] :
    
    注1)

    バックアップディレクトリが千手ホームと異なるドライブである場合、ディスクの空き容量確認は以下のように表示されます。

    INFO : Please confirm disk space ...
    
    Senju home Directory
            Directory Path     : %SENJUHOME%
            Free Size (MB)     : XXXXX.XX
            Required Size (MB) : XXX.XX
    
    Backup Directory
            Directory Path     : X:\XXXXX
            Free Size (MB)     : XXXXX.XX
            Required Size (MB) : XXX.XX
    
    注2)

    バックアップ先ディレクトリに、既にバックアップアーカイブがある場合、下記のメッセージが出力されます。

    パッチインストーラーはアーカイブを上書きしないよう、バックアップ処理をスキップします。

    INFO : Backup archive already exits. [ xxxxxx ]
    
    注3)

    ディスクの空き容量が少ない場合、下記のメッセージが出力され、パッチ適用が中止されます。

    ディスクの空き容量を確保した後、再度パッチを適用してください。

    #     #    #    ######  #     #   ###   #     #  #####
    #  #  #   # #   #     # ##    #    #    ##    # #     #
    #  #  #  #   #  #     # # #   #    #    # #   # #
    #  #  # #     # ######  #  #  #    #    #  #  # #  ####
    #  #  # ####### #   #   #   # #    #    #   # # #     #
    #  #  # #     # #    #  #    ##    #    #    ## #     #
     ## ##  #     # #     # #     #   ###   #     #  #####
    
    Senju home & Backup Directory
            Directory Path     : %SENJUHOME%, X:\XXXXX\.backup
            Free Size (MB)     : XXXXX.XX
            Required Size (MB) : XXX.XX
    
    WARN : Not enough free disk space for patch installation.
    WARN : You may not be able to install this patch.
    
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : INSTALLATION ENDED WITH ABNORMAL STATE. [1]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
  3. 千手起動

    適用が完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    適用が正常に完了している場合、千手システムを起動するか聞かれます。すぐに起動する場合は "y" を、後で起動させる場合は "n" を入力してください。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : INSTALLATION COMPLETED SUCCESSFULLY. [0]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    Do you want to start the Senju system? [y/N] :
    

9.4. パッチ取消方法

パッチ適用後に千手の運用において不具合が生じた場合、以下の手順によりパッチ適用前の状態に戻すことができます。
パッチを取り消すと、定義データを含め、千手システム全体がパッチ適用前の状態に復帰します。パッチ適用後にお客様が
行った定義の変更および追加はすべて失われますので、取り消し前にバックアップを取得しておくなど、必要に応じて対処
を行なってください。なお、バックアップの対象フォルダや対象ファイルはお客様が更新された定義により異なりますので、
バックアップ方法および復旧手順につきましては、千手カスタマサポートセンターにお問い合わせください。

9.4.1. アップグレードパッチ(Linuxの場合)

以下に示します手順におけるパッチ名称の表記は Linux x64版千手エージェントのパッチ名称となっておりますので、
実際の作業にあたってはご使用になられているノード、OS、アーキテクチャのパッチ名称と読み替えて行ってください。

参考

  • 表記中の % プロンプトは千手稼働アカウント権限での作業を表します。

  • 表記中の xxx などは環境などにより異なる箇所です。必要に応じて、項目に合った値であるかをご確認ください。

9.4.1.1. パッチファイルのコピー

取消ノードに千手稼働アカウントでログインし、 今回提供するパッチファイルを、展開先とする任意のディレクトリにコピーしてください。

パッチ適用時のパッチファイルがある場合、この手順はスキップしてください。

9.4.1.2. パッチファイルの展開

以下のコマンドを実行し、パッチファイルを展開します。

% tar xvfz ./sj_patch-agt-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227.tar

パッチ適用時の展開したパッチディレクトリがある場合、この手順はスキップしてください。

9.4.1.3. パッチ取消

  1. 以下のコマンドを実行し、パッチを取消します。

    % cd (パッチをコピーしたディレクトリ)
    % cd ./sj_patch-agt-2500-00-linux-x64-upgrade-20260227
    % ./sjPCH_install.sh -u
    

    バックアップを取得しない場合はバックアップ先指定オプション(-b)に NONE を指定します

    • パッチ取消前の unity_dat のバックアップが不要な環境向けのオプションです

    • 千手マネージャのみ有効です

    % ./sjPCH_install.sh -u -b NONE
    
  2. 取消の確認

    取消環境のチェックが実施され、下記のメッセージが出力されますので、出力内容を確認してください。

    WARNINGメッセージが出力されている場合、内容を確認してください。

    取消を続行する場合は、"y" を入力してください。"n" を入力すると処理は中止されます。何も入力せずにEnterキーを押下すると、処理は継続されます。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: sj_patch-agt-XXXX-XX-XXXXX-XXX-XXXXXX-YYYYMMDD
    :: Patch Installer for Senju system
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    INFO : Check the environment ...
    
    Target Account
      User Name         [xxxxx]
      Home Directory    [/xxxx/xxxxx]
    
    Target System
      Node ID           [xxxxxx]
      Senju Domain      [xxxxxx]
      Senju Version     [xxxxxx]
      Component Type    [agt]
      Language          [xxxxxxxx]
    
    INFO : Check succeeded.
    Are you sure you want to start restore patch? [Y/n] :
    
  3. 千手起動

    取消が完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    取消が正常に完了している場合、千手システムを起動するか聞かれます。すぐに起動する場合は "y" を、後で起動させる場合は "n" を入力してください。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : UNINSTALLATION COMPLETED SUCCESSFULLY. [0]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    Do you want to start the Senju system? [y/N] :
    

9.4.2. アップグレードパッチ(Windowsの場合)

以下に示します手順におけるパッチ名称の表記は 千手エージェントのパッチ名称となっておりますので、
実際の作業にあたってはご使用になられているノードのパッチ名称と読み替えてください。

参考

  • 表記中の > プロンプトは千手稼働アカウント権限での作業を表します。

  • 表記中の xxx などは環境などにより異なる箇所です。必要に応じて、項目に合った値であるかをご確認ください。

9.4.2.1. パッチファイルのコピー

取消ノードに千手稼働アカウントでログインし、 今回提供するパッチファイルを、展開先とする任意のディレクトリにコピーしてください。

パッチ適用時のパッチファイルがある場合、この手順はスキップしてください。

9.4.2.2. パッチファイルの展開

以下のコマンドを実行し、パッチファイルを展開します。

> sj_car64 -e sj_patch-agt-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227.car64

パッチ適用時の展開したパッチディレクトリがある場合、この手順はスキップしてください。

9.4.2.3. パッチ取消

  1. 以下のコマンドを実行し、パッチを取消します。

    > cd (パッチをコピーしたディレクトリ)
    > cd sj_patch-agt-2500-00-windows-x64-upgrade-20260227
    > sjPCH_install.cmd -u
    

    バックアップを取得しない場合はバックアップ先指定オプション(-b)に NONE を指定します

    • パッチ取消前の unity_dat のバックアップが不要な環境向けのオプションです

    • 千手マネージャのみ有効です

    > sjPCH_install.cmd -u -b NONE
    
  2. 取消の確認

    取消環境のチェックが実施され、下記のメッセージが出力されますので、出力内容を確認してください。

    WARNINGメッセージが出力されている場合、内容を確認してください。

    取消を続行する場合は、"y" を入力してください。"n" を入力すると処理は中止されます。何も入力せずにEnterキーを押下すると、処理は継続されます。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: sj_patch-agt-XXXX-XX-XXXXX-XXX-XXXXXX-YYYYMMDD
    :: Patch Installer for Senju system
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    INFO : Check the environment ...
    
    Target Account
      User Name         [xxxxx]
      Home Directory    [x:\xxxx\xxxxx]
    
    Target System
      Node ID           [xxxxxx]
      Senju Domain      [xxxxxx]
      Senju Version     [xxxxxx]
      Component Type    [agt]
      Language          [xxxxxxxx]
    
    INFO : Check succeeded.
    Are you sure you want to start restore patch? [Y/n] :
    
  3. 千手起動

    取消が完了すると、以下のメッセージが出力されます。

    取消が正常に完了している場合、千手システムを起動するか聞かれます。すぐに起動する場合は "y" を、後で起動させる場合は "n" を入力してください。

    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : UNINSTALLATION COMPLETED SUCCESSFULLY. [0]
    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    Do you want to start the Senju system? [y/N] :
    

9.5. パッチ適用・取消後に

該当する千手ドメイン、またはノードに対して、以下の作業を行ってください。

9.5.1. パッチ共通 (千手マネージャの場合)

  • ノード定義の反映を行ってください
    千手ブラウザのツリービューから[ドメイン]を選択し、右クリックにて表示されるコンテキストメニューから[反映(ノード定義)]を行います
  • 監視属性の反映を行ってください
    千手ブラウザのツリービューからパッチを適用したノードを選択し、右クリックにて表示されるコンテキストメニューから[反映(監視属性)]を行ってください
  • パッチ適用前にランブックオートメーションで関係する実行ブックを削除した場合は、再度実行ブックを作成します
  • 当該ノードが、千手ウェブサービス稼働ノードかつ千手システムのアプリケーションプールが停止している場合、以下の手順で起動してください。

    1. 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」より「アプリケーションプール」を開きます

    2. 以下のアプリケーションプールを選択し、起動してください

      • SenjuAppPool

    3. 千手DBコンポーネントをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも起動してください

      • SenjuIWASAppPool

    4. 千手WEBアドオンをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも起動してください

      • SenjuCacheServer

      • SenjuMgmtConsole

      • SenjuWebhookGateway

      • SenjuWebhookServer

  • パッチ適用後にパッチを展開したディレクトリの削除ができます。
    千手のホームディレクトリ以外の場所にパッチを展開した場合など、必要に応じてディレクトリを削除してください。
    パッチの取り消しを行う場合は、改めてパッチファイルを展開してください。

9.5.2. パッチ共通 (千手エージェントの場合)

  • 監視属性の反映を行ってください
    千手ブラウザのツリービューからパッチを適用したノードを選択し、右クリックにて表示されるコンテキストメニューから[反映(監視属性)]を行ってください
  • パッチ適用前にランブックオートメーションで関係する実行ブックを削除した場合は、再度実行ブックを作成します
  • 当該ノードが、千手ウェブサービス稼働ノードかつ千手システムのアプリケーションプールが停止している場合、以下の手順で起動してください。

    1. 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」より「アプリケーションプール」を開きます

    2. 以下のアプリケーションプールを選択し、起動してください

      • SenjuAppPool

    3. 千手DBコンポーネントをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも起動してください

      • SenjuIWASAppPool

    4. 千手WEBアドオンをインストールしている環境の場合、以下のアプリケーションプールも起動してください

      • SenjuCacheServer

      • SenjuMgmtConsole

      • SenjuWebhookGateway

      • SenjuWebhookServer

  • パッチ適用後にパッチを展開したディレクトリの削除ができます。
    千手のホームディレクトリ以外の場所にパッチを展開した場合など、必要に応じてディレクトリを削除してください。
    パッチの取消を行う場合は、改めてパッチファイルを展開してください。

9.5.3. アップグレードパッチ

  • 千手マネージャの場合、ライセンスキーファイルが発行されます。ユーザーズガイドを参照して更新を行ってください。

  • 千手オートスケール機能を使用していた場合、千手マネージャにパッチを適用した後アップグレード前に使用していたデプロイテンプレートを更新する必要があります。

  • デプロイノードグループにテンプレートとして使用できるノードが登録されている場合

    1. デプロイテンプレートの書き出し

      千手ブラウザにて、デプロイノードグループのコンテキストメニューから「デプロイテンプレートの書き出し」を選択してください。
      テンプレートにしたいノード名と保存ファイル名を指定し、保存してください。
    2. デプロイテンプレートの転送

      千手ブラウザにて、デプロイノードグループのコンテキストメニューから「デプロイテンプレートの転送」を選択してください。
      1.で作成したファイルを指定し、OKを押下してください。
  • デプロイノードグループにテンプレートとして使用できるノードが登録されていない場合

    1. デプロイテンプレートの取得

      千手ブラウザにて、デプロイノードグループのコンテキストメニューから「デプロイテンプレートの取得」を選択してください。
      保存ファイル名を指定し、OKを押下してください。
    2. オフライザファイルの作成

      千手オフライザにてアップグレード前の千手バージョンと同じバージョンのオフライザファイルを千手ドメイン名で新規作成してください。
      作成したドメインに千手ドメイン名と同じ名前のデプロイノードグループ作成し「デプロイテンプレートの読み込み」を選択してください。
      1.で保存したファイルを指定し、OKを押下してください。
      ノードが読み込めたことを確認したら、オフライザファイルを保存してください。
    3. オフライザファイルをバージョン指定で開く

      千手オフライザにてツールバーのファイルから「千手バージョンを指定して開く」を選択してください。
      2.で保存したオフライザファイルを指定しバージョンにSenju/DC 2025.0.0 を指定して開いてください。
    4. デプロイテンプレートの書き出し

      3.で開いたファイルにて、デプロイノードグループのコンテキストメニューから「デプロイテンプレートの書き出し」を選択してください。
      テンプレートにしたいノード名と保存ファイル名を指定し、OKを押下してください。
    5. デプロイテンプレートの転送

      千手ブラウザにて、デプロイノードグループのコンテキストメニューから「デプロイテンプレートの転送」を選択してください。
      4.で作成したファイルを指定し、OKを押下してください。

9.6. パッチで出力されるメッセージと対処

以下にパッチ作業時に発生する可能性のあるメッセージと対処方法を示します。

  • メッセージ

    INFO : Check the environment ...
    ・・・
    INFO : Check succeeded.
    
    事前の環境チェックを開始します。
    正常に完了すると"succeeded"メッセージが出力されます。
    エラーメッセージが表示された場合は、内容を確認し、対処してください。
  • メッセージ

    INFO : Backup the Senju system ...
    INFO : Taking the backup ...
    ・・・
    INFO : Backup succeeded.
    [/xxxx/xxxxxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxx]
    
    バックアップの取得を開始します。
    正常に完了すると"succeeded"メッセージと作成したバックアップファイルのパスが表示されます。
  • メッセージ

    An exception occurred in checking the environment.
    
    適用環境の情報取得の際に問題が発生しています。
    コマンド、状況により対応方法が異なりますので、log ディレクトリに生成された sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、
    千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to execute check command.
    
    適用前の環境チェックで問題があった場合に出力されます。
    注意事項 を確認して必要な対応が行われているか確認してください。
  • メッセージ

    INFO : Backup the Senju system ...
    INFO : Taking the backup ...
    ・・・
    INFO : Backup succeeded.
    [/xxxx/xxxxxx/xxxxxxxx/xxxxxxxxxxxxxxxx]
    
    バックアップの取得を開始します。
    正常に完了すると"succeeded"メッセージと作成したバックアップファイルのパスが表示されます。
  • メッセージ

    INFO : Backup file already exists. [/xxx/xxx/xxxxxxx]
    INFO : Skipped backing up.
    
    既にバックアップが取得されている場合に表示されます。
    バックアップアーカイブが存在する場合、上書きを避けるため、バックアップ取得はスキップされます。
  • メッセージ

    INFO : Update the Senju system ...
    ・・・
    INFO : Update succeeded. [/xxx/xxx/sj_patch-xxx-xxx-xx-xxx-xxx-xxx.xxx]
    
    パッチの適用を開始します。千手が起動している場合は停止されます。
    正常に完了すると、"succeeded"メッセージが出力されます。
    エラーが発生した場合は、バックアップからのリカバリを試みます。
  • メッセージ

    INFO : Post process starting ...
    ・・・
    INFO : Post process succeeded.
    
    千手ホームディレクトリ以外のファイルの更新、環境設定の更新を開始します。
    正常に完了すると"succeeded"メッセージが出力されます。
    エラーメッセージが表示された場合は、内容を確認し、対処してください。
  • メッセージ

    INFO : Restore the Senju system ...
    ・・・
    INFO : Restore succeeded.
    
    パッチの取消処理を開始します。千手が起動している場合は停止されます。
    正常に完了すると、"succeeded"メッセージが出力されます。
    エラーメッセージが表示された場合は、内容を確認し、対処してください。
  • メッセージ

    ERROR: Senju is not installed.
    ERROR: File not found. [xxx]
    ERROR: File is empty. [xxx]
    ERROR: Failed to get an environment variable.
    
    千手の定義ファイルもしくは環境変数の値が参照できません。
    千手のインストールが正しく行われていない可能性があります。
    千手稼働アカウントおよび千手稼働環境を確認してください。
    ローカルシステムアカウントの場合、パッチを展開するディレクトリは、千手ホーム配下である必要があります。
  • メッセージ

    WARN : Could not apply the patch to this environment. [xxxx]
    
    パッチが千手稼働環境と適合していない場合に出力されます。
    稼働環境を確認し、適切なパッチを選択しなおしてください。
  • メッセージ

    WARN : Senju installer is already running.
    
    千手のパッケージ、パッチインストーラーが既に起動している場合に出力されます。
    該当のプロセスが終了してから、再度、パッチインストーラーを起動してください。
  • メッセージ

    ERROR: This OS version is unsupported.
    ERROR: This Senju version is unsupported. [xxx]
    ERROR: OS settings is missing.
    ERROR: OS checks failed.
    
    OSのバージョンや千手のバージョンがサポート対象外である場合、OSの設定に不足がある場合に出力されます。
    サポート対象の詳細については、リリースノートを参照してください。
  • メッセージ

    WARN : The patch is not required to this Senju version. [xxx]
    
    当該パッチが既に適用されているか、当該パッチより千手のバージョンが上位バージョンです。当該パッチの適用は必要ありません。
  • メッセージ

    WARN : Not enough free disk space for patch installation.
    WARN : You may not be able to install this patch.
    
    ディスクの空き容量が不足しています。
    出力されたディスク容量を確認し、不足しているディスクの容量を増やすか、バックアップ先を変更してください。
  • メッセージ

    WARN : A file with the same name as the backup directory already exists. [xxx]
    
    バックアップディレクトリと同じ階層に同名のファイルが存在する場合に出力されます。
    バックアップ先 もしくは ファイル名を変更してください。
  • メッセージ

    WARN : The backup directory does not exist. [xxx]
    
    バックアップディレクトリを指定した場合、指定したディレクトリが存在しない場合に出力されます。
    バックアップディレクトリを指定する場合は、事前にディレクトリを作成してください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to create the backup directory. [xxx]
    
    デフォルトのバックアップディレクトリの場合、パッチインストーラーでバックアップディレクトリを作成します。
    その際、エラーになると当該メッセージが出力されます。表記されたパスの権限、ディスク容量に問題がないかを確認してください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to ddm merge.
    
    パッチの適用時の定義ファイルのマージ処理に失敗した場合に出力されます。
    コマンド、状況により対応方法が異なりますので、オフライザファイルと log ディレクトリに生成された
    sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    INFO : Could not find 'Senju Manager(senju)' from Programs and Features.
    INFO : Could not find 'Senju Agent(xxx)' from Programs and Features.
    
    [プログラムと削除]に当該パッケージの情報が見つからなかった場合に出力されます。千手システムが稼働する上では問題がありませんので対応は不要です。
  • メッセージ

    WARN : Failed to update DisplayVersion.
    
    [プログラムと削除]の当該パッケージのバージョン情報の更新に失敗した場合に出力されます。千手システムが稼働する上では問題がありませんので対応は不要です。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to apply the patch.
    
    パッチの適用に失敗した場合に出力されます。
    適用に失敗した原因は、当該メッセージの直前に出力されますので、その内容を確認してください。
  • メッセージ

    WARN : Failed to write senju information.
    WARN : Failed to write update module information.
    
    パッチの取消に必要な情報の書き込みに失敗した場合に出力されます。
    パッチの取消を予定している場合は、log ディレクトリに生成された
    sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    ERROR: Not found the backup file. [xxx]
    
    パッチの適用もしくは取消を行った際、バックアップファイルが見つからない場合に出力されます。
    表記されたパスにバックアップファイルがあるか、読み込みが可能かを確認してください。
  • メッセージ

    ERROR: Cannot uninstall the patch. [xxx]
           You must first uninstall the latest patch.
    
    パッチの取消が行えない場合に出力されます。
    パッチの取消は、最後に適用したパッチから行ってください。
    取消の再実行で出力された場合は、直前の取消処理で問題が発生していますので、log ディレクトリに生成された
    sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to restore the modules. [xxx]
    
    パッチの取消を行った際、モジュールの復帰に失敗した場合に出力されます。
    モジュールが何らかのプロセスで使用していないかを確認してください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to update of registry.
    ERROR: Failed to import registry.
    
    パッチの適用もしくは取消を行った際、レジストリの更新処理に失敗した場合に出力されます。
    レジストリへのアクセス権限を確認してください。
    パッチの取消時に発生した場合は、千手システムの稼働に支障がないか確認しますので、log ディレクトリに生成された
    sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    WARN : The registry cannot be deleted. Please delete it manually.
    
    パッチの適用もしくは取消を行った際、レジストリの削除処理に失敗した場合に出力されます。
    レジストリへのアクセス権限を確認してください。該当のレジストリが削除されていない場合は、手動で削除を行ってください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed in execution. [xxx]
    
    パッチの適用もしくは取消を行った際に実行されるコマンドが失敗した場合に出力されます。
    コマンド、状況により対応方法が異なりますので、log ディレクトリに生成された
    sj_patch-xxx-xxxx-xx-xxx-xxx-xxx-xxx_YYYYMMDDHHMMSS.log を取得の上、千手カスタマサポートセンターに対応方法をご確認ください。
  • メッセージ

    ERROR: Failed to execute check command.
    INFO : Please check the precautions in the README.
    
    パッチを適用するために、事前にインストールしておく必要のある設定が足りていない場合に出力されます。
    リリースノートを確認し、事前にインストールしておく必要のある設定を行ってから、再度パッチの適用を実施してください。
  • メッセージ

    WARN : Linux Senju Database Server is unsupported.
    
    千手DBコンポーネントがインストールされている場合、出力されます。
    Windowsの千手DBコンポーネントへ移行してください。詳細は、千手カスタマサポートセンターまでお問い合わせください。
  • メッセージ

    WARN : After installing this patch, please continue to update the Senju Extension Pack.
    
    Senju/DC Extension Packを適用している環境において、パッチの適用を行った際に出力されます。
    パッチの適用後に最新のExtension Packの適用を行ってください。
  • メッセージ

    WARN : After uninstalling this patch, please continue to restore the Senju Extension Pack.
    
    Senju/DC Extension Packを適用している環境において、パッチの取消を行った際に出力されます。
    パッチの取消後にパッチ適用前に使用していたバージョンのExtension Packの再適用を行ってください。
  • メッセージ

    ERROR: A backup was not created during patch application, so uninstalling the patch is not possible.
    
    パッチの適用時にバックアップを取得していない為、パッチの取消が行えません。
  • メッセージ

    パッチの適用・キャンセル終了時には以下のメッセージが表示されます。

    正常終了時:

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : XXXXXX COMPLETED SUCCESSFULLY. [0]
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    処理が正常に完了した場合に表示されます。
    正常終了の場合、終了ステータスは 0 になります。

    異常終了時:

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : XXXXXX ENDED WITH ABNORMAL STATE. [1]
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    エラーが発生し、パッチ適用・キャンセルが正常に完了しなかった場合に表示されます
    エラーメッセージの内容を確認し、対応を行ってください。
    異常終了の場合、終了ステータスは 1 になります。
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    :: Patch Installer : XXXXXX ENDED WITH ABNORMAL STATE. [2]
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    
    更新開始後にエラーとなった場合、パッチはバックアップからのリカバリを試みます。
    リカバリが正常に終了した場合、終了ステータスは 2 になります。
    メッセージを確認し、エラー原因を取り除いた上で、再度パッチの適用を実施してください。