ITリレーション
ITリレーション機能は、システムを構成するIT機器やファシリティ、サービスをアイテムとして定義し、これらのアイテムの関係性を設定することで、システム全体の構成情報を一元的に管理します。これにより障害が発生した際に障害の発生個所や影響範囲の特定を速やかに行うことができ、迅速に障害に対応することが可能となります。
ITリレーション 機能概要
- ・各アイテム毎の上位、下位の関係性を容易に把握し、障害発生時の原因や影響範囲を迅速に特定します。
- ・仮想環境の構成情報および関係性を自動構築します。動的に変化する仮想環境の状態をリアルタイムに確認できます。
ITリレーションモニタ
仮想環境の構成情報および関係性を、モニタリングで取得している情報をもとに自動構築することができます。動的に変化する仮想環境を最新の情報で確認することができ、また、物理環境と仮想環境のリレーションを統合監視することで、複雑化する仮想環境を適切に管理することができます。
機能概要
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ジョブフローの定義や登録、スケジュール実行、ジョブ進行状況の モニタリング、レポーティングなどを行います。エージェントレスでのジョブ管理に加え、Telnetが使えなくても 自動運用が可能です。
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約400個の監視項目により、システム全体を監視します。標準実装されていない項目はカスタム監視で対応します。時間帯ごとにしきい値が変更でき、無駄なメッセージを愛知しします。1ドメインで最大2000ノードまで監視可能です。
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システム障害時の診断・復旧作業、仮装ノードのデプロイ作業など、手順書に従い実施するダイレクトオペレーション作業(人の判断を要する部分)を自動化します。メッセージアクションからの自動実行、千手ブラウザからの主導実行、コマンドでの実行ができます。
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サービスの視点からシステム全体の依存関係を可視化。障害発生時に どのサービスに影響が出るのかをスピーディに把握できるほか、複数ドメインにまたがるリレーション管理も可能です。
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モニタリングで収集したデータから傾向と予測値のグラフ化や 分析が可能になります。これにより仮想基盤などのリソース管理を計画的に行えます。
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システム構成情報を自動収集・一元管理します。 多様な切り口での参照や、最新の構成情報や変更履歴の把握も容易です。 サービスと構成アイテムの関係性も可視化できます。
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開発担当者に対して、WEBベースで運用管理機能を提供します。レスポンシブデザインにより、マルチデバイスに対応。開発担当者のセルフメンテナンスや、外部関係者とのシームレスなコミュニケーションを実現しまます。
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他社製運用管理ツールのジョブを自動変換ツールを使ってSenju/DCに移行します。
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マウスやキーボードの操作を記録しGUI操作を自動化します。APIを多数用意しており、VBScriptを使って確実にGUI操作を行います。
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AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドが提供しているツールと連携し、マルチクラウド環境を一元化。インフラからミドルウェア、アプリケーションまでを透過的に管理します。さらにSenju Platform Visualizer(Senju/PV)と合わせて利用することで、ITサービス視点とインフラ視点の両面でマルチクラウド環境を効率的に管理します。
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スマートフォンによる運用や自動プロビジョニングなど、様々な機能を実装しています。
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システム変更などのサービス要求の申請・受付・承認のワークフローを管理し、承認された作業をランブックオートメーション機能を使って自動実行します。予定された作業が実行されたら、正常に完了していることの確認も行います。オペレーションミス防止や、作業負荷軽減に加え、迅速な対応によるサービスレベル向上、過去の作業履歴要請による障害未然防止も実現します。