4.2.3.11. ユーザー

当画面で Senju Configuration Manager にログインするためのユーザーを定義します。

4.2.3.11.1. 一覧画面

ユーザー一覧画面とその内容を下記に示します。

注釈

• Administrator のロールを持つユーザーだけはユーザー一覧画面が参照できます。

図 4.271 ユーザー一覧画面

表 4.171 ユーザー一覧画面

項目	内容
[新規..]ボタン	ユーザーを新規作成します。ユーザー新規画面に移動します。
[インポート]ボタン	指定ファイルからユーザー情報を登録します。
[エクスポート]ボタン	ユーザー情報をファイルに出力します。
[Search..]プルダウン	ユーザー一覧テーブルの各カラムを検索項目として設定します。ユーザー一覧検索項目( 図 4.272 )が表示されます。
[検索]ボタン	選択した検索項目の検索文字列を紐付けてユーザー一覧検索を実行します。
「ユーザー一覧」テーブル	ユーザーの一覧を表示します。

ユーザー一覧の各カラムの内容を下記に示します。

表 4.172 ユーザー一覧の各カラムの内容

項目	内容
ユーザー名	ユーザーの名称です。レコードをクリックすることでユーザー詳細画面に移動します。
説明	ユーザーの説明です。
ロール名	ロールの種類です。 以下の種類があります。 ・Administrator ・Manager ・Operator ・Editor ・User
トークン発行	ユーザーのトークン発行権限が表示します。
ロックアウト	ユーザーのロックアウト状態が表示します。
最終ログイン日時	ユーザーの前回ログイン時間です。

図 4.272 ユーザー一覧検索項目

表 4.173 ユーザー一覧検索項目

検索項目	検索内容
[ユーザー名]	検索文字列を入力します。
[説明]	検索文字列を入力します。
[ロール名]	下記種類を指定します。 ・Administrator ・Manager ・Operator ・Editor ・User
[トークン発行]	True/False意味する文字列を指定します。
[ロックアウト]	True/False意味する文字列を指定します。

注釈

• True/False意味する文字列:

  • True: 1, on, true, y, yes

  • False: 0, off, false, n, no と「True」の以外

具体的な検索使い方は( 検索条件の演算子 )を参照してください。

4.2.3.11.2. 詳細画面

ユーザー詳細画面とその内容を下記に示します。

図 4.273 ユーザー詳細画面(パスワード認証)

図 4.274 ユーザー詳細画面(LDAP認証/SAML認証)

表 4.174 ユーザー詳細の各カラムの内容

項目	内容
ユーザー名	ユーザーの名称です。
説明	ユーザーの説明です。
認証方式	ユーザーの認証方式です。 「パスワード」の場合は登録されているパスワードで認証します。 「LDAP認証」の場合はLDAP認証サーバーに登録されているパスワードで認証します。 「SAML認証」の場合はSAML認証サーバーに登録されているパスワードで認証します。
認証名	ユーザーが選択された認証名です。認証方式が「LDAP認証/SAML認証」の場合、当該項目を表示します。
ロール名	ロールの種類です。 以下の種類があります。 ・Administrator ・Manager ・Operator ・Editor ・User
トークン発行	ユーザーのトークン発行権限が表示します。
ロックアウト	ユーザーのアカウントがロックアウトしている場合は「有効」、ロックアウトしていない場合は「無効」と表示されます。
有効	ユーザーが利用可能な場合は「有効」、ユーザーが利用できない場合は「無効」と表示されます。
次回ログイン時にパスワード変更が必要	次回ログイン時にパスワードの変更が必要な場合は「有効」、不要な場合は「無効」と表示されます。
パスワードの残り有効日数	パスワードの有効日数が表示されます。有効期限が無い場合は「無期限」と表示されます。
最終ログイン日時	ユーザーの前回ログイン時間です。
[削除]ボタン	当該ユーザーを削除します。
[編集]ボタン	当該ユーザーの編集画面に移動します。
[リストに戻る]ボタン	ユーザー一覧画面に移動します。

4.2.3.11.3. 新規画面

ユーザー新規画面とその内容を下記に示します。

図 4.275 ユーザー新規画面

表 4.175 ユーザー新規画面

項目	内容
「ユーザー名」フィールド	ユーザーの名称です。
「説明」フィールド	ユーザーの説明です。
「認証方式」プルダウン	ユーザーの認証方式です。詳細は( 認証方式種類 )を参照してください。
「パスワード」フィールド	ユーザーのパスワードです。「認証方式」がパスワードの場合にはこちらを利用します。
「確認パスワード」フィールド	ユーザーのパスワードを再確認します。「認証方式」がパスワードの場合にはこちらを利用します。
「認証名」プルダウン	ユーザーの認証方式の名称です。「認証方式」がパスワード以外の場合にはこちらを利用します。
「ロール名」プルダウン	ユーザーのロールです。詳細は( ロール種類 )を参照してください。
「トークン発行」スイッチ	ユーザーのトークン発行権限がある場合は「ON」、権限がありない場合は「OFF」を指定します。
「有効」スイッチ	ユーザーが利用可能な場合は「ON」、ユーザーが利用できない場合は「OFF」を指定します。
「次回ログイン時にパスワード変更が必要」スイッチ	次回ログイン時にパスワードの変更が必要な場合は「ON」、不要な場合は「OFF」を指定します。
「パスワードの有効期限」スイッチ	パスワードの有効期限制御を有効にする場合は「ON」、無効にする場合は「OFF」を指定します。
[リストに戻る]ボタン	入力されている内容を破棄して、ユーザー一覧画面に移動します。
[登録]ボタン	ユーザーを新規作成します。
[キャンセル]ボタン	入力されている内容を破棄して、ユーザー一覧画面に移動します。

表 4.176 認証方式種類

項目	内容
パスワード認証	登録されているパスワードで認証します。
LDAP認証	LDAP認証サーバーに登録されているパスワードで認証します。「認証管理」に関連なLDAP認証サーバーの設定を追加するのが前提条件です。
SAML認証	SAML認証サーバーに登録されているパスワードで認証します。「認証管理」に関連なSAML認証サーバーの設定を追加するのが前提条件です。

表 4.177 ロール種類

項目	役割
Administrator	ユーザーを管理すること、認証管理とトークンを管理することができます。
Manager	設定定義管理すること、構成情報を参照すること、自分自身のユーザー情報を参照することができます。
Operator	設定定義を参照すること、変更する(有効/無効だけを変更できる)こと、構成情報を参照すること、自分自身のユーザー情報を参照することができます。
Editor	設定定義管理(作成と変更は無効だけを指定できる)、構成情報を参照すること、自分自身のユーザー情報を参照することができます。
User	設定定義を参照すること、構成情報を参照すること、自分自身のユーザー情報を参照することができます。

ユーザー新規画面の各入力フィールドの入力可能な文字、文字数の制限、省略可／不可を下記に示します。

表 4.178 ユーザー新規画面の入力フィールド

フィールド	使用可能な文字	文字数	省略
「ユーザー名」	半角英数字、'-'、'_'、'.'、'@'	256文字まで	不可
「説明」	'['、'^'、'='、'@'、'+'、'-'、']'、'*'、'$'以外の文字	512バイトまで	可
「パスワード」	制御( パスワード制御 )以外の文字	6文字以上100文字まで、	パスワード認証の場合、省略不可
「確認パスワード」	制御( パスワード制御 )以外の文字	6文字以上100文字まで、	パスワード認証の場合、省略不可

表 4.179 パスワード制御

項目	制御条件
同じ文字	同じ文字が3連続以上です。
パスワード辞書	'senju'、'config'、'scm'、'pass'、'shadow'、'secret'、'guest'、'master'、 'manager'、'admin'、'user'、'usr'、'vip'、'hello'、'welcome'、'dummy'、 'new'、'unknown'、'hoge'、'qwe'、'asd'、'zxc'、'qaz'、'wsx'、 'edc'、'abc'、'cba'、'xyz'、'zyx'、'123'、'789'、'321'、 '987'、'1010'、'0101'、'1212'、'0909'、'0011'、'1122'、'a1b2'

4.2.3.11.4. 編集画面

ユーザー編集画面とその内容を下記に示します。

図 4.276 ユーザー編集画面

表 4.180 ユーザー編集画面

項目	内容
「ユーザー名」フィールド	ユーザーの名称です。
「説明」フィールド	ユーザーの説明です。
「認証方式」プルダウン	ユーザーの認証方式です。詳細は( 認証方式種類 )を参照してください。
「パスワード」フィールド	ユーザーの新しいパスワードです。「認証方式」がパスワードの場合にはこちらを利用します。
「認証名」プルダウン	ユーザーの認証方式の名称です。「認証方式」がパスワード以外の場合にはこちらを利用します。
「トークン発行」スイッチ	ユーザーのトークン発行権限がある場合は「ON」、権限がありない場合は「OFF」を指定します。
「ロックアウト」スイッチ	ユーザーアカウントがロックアウトしている場合は「ON」、ロックアウトしていない場合は「OFF」を指定します。
「有効」スイッチ	ユーザーが利用可能な場合は「ON」、ユーザーが利用できない場合は「OFF」を指定します。
「次回ログイン時にパスワード変更が必要」スイッチ	次回ログイン時にパスワードの変更が必要な場合は「ON」、不要な場合は「OFF」を指定します。
「パスワードの有効期限」スイッチ	パスワードの有効期限制御を有効にする場合は「ON」、無効にする場合は「OFF」を指定します。
[保存]ボタン	ユーザーを変更します。
[キャンセル]ボタン	入力されている内容を破棄して、ユーザー詳細画面に移動します。

ユーザー編集画面の各入力フィールドの入力可能な文字、文字数の制限、省略可／不可を下記に示します。

表 4.181 ユーザー編集画面の入力フィールド

フィールド	使用可能な文字	文字数	省略
「説明」	'['、'^'、'='、'@'、'+'、'-'、']'、'*'、'$'以外の文字	512バイトまで	可
「パスワード」	制御( パスワード制御 )以外の文字	6文字以上100文字まで	パスワード認証の場合、省略不可

4.2.3.11.5. インポート確認画面

インポートボタンを押し、インポート元データファイルを指定して、ユーザーインポート結果画面に遷移します。ユーザーインポート確認画面とその内容を下記に示します。

図 4.277 ユーザーインポート確認画面

表 4.182 ユーザーインポート確認画面

項目	内容
「ユーザー名」フィールド	ユーザーの名称です。
「説明」フィールド	ユーザーの説明です。
「認証方式」フィールド	ユーザーの認証方式です。 0:パスワード認証 1:LDAP認証 2:SAML認証
「パスワード」フィールド	ユーザーのパスワードです。「認証方式」がパスワードの場合にはこちらを表示されます。
「トークン発行」フィールド	ユーザーのトークン発行権限がある場合は「True」、権限がありない場合は「False」と表示されます。
「ロックアウト」フィールド	ユーザーアカウントがロックアウトしている場合は「True」、ロックアウトしていない場合は「False」と表示されます。
「有効」フィールド	ユーザーが利用可能な場合は「True」、ユーザーが利用できない場合は「False」と表示されます。
「パスワード初期化」フィールド	次回ログイン時にパスワードの変更が必要な場合は「True」、不要な場合は「False」と表示されます。
「パスワード有効期」フィールド	パスワードの有効期限制御を有効にする場合は「True」、無効にする場合は「False」と表示されます。
「ロール名」フィールド	ユーザーのロールです。詳細は( ロール種類 )を参照してください。
「認証管理ID」フィールド	認証管理に定義した認証方法です。
[リストに戻る]ボタン	ユーザー一覧画面に移動します。
[反映]ボタン	ユーザーをインポートします。

4.2.3.11.6. エクスポート画面

ユーザーエクスポート画面とその内容を下記に示します。

図 4.278 ユーザーエクスポート確認画面

ユーザー情報ファイル ”WebUserInfoReport.csv” をエクスポートします。 ファイルフォーマットは、ユーザーインポート機能にて指定するインポート元データファイルと同一です。

注釈

• Administratorロール以外のユーザーがエクスポートできません。

4.2.3.11.7. 削除確認画面

ユーザー削除確認画面とその内容を下記に示します。

図 4.279 ユーザー削除確認画面

表 4.183 ユーザー削除確認画面

項目	内容
[削除]ボタン	当該ユーザーを削除します。
[キャンセル]ボタン	ユーザーの詳細画面に戻ります。

注釈

• Administratorロールのユーザーが一つしかない場合、[削除]ボタン押下、「Access Denied」画面に移動します。