4.1.3. 構成情報検索

この章では、収集した構成情報を検索・表示する画面の基本的な使い方を説明します。

4.1.3.1. 構成情報の種別

収集した構成情報は以下の種類に区別され、対応する各画面にで参照・検索が可能となります。

• Linuxソフトウェア

• Linuxファイル

• SNMPインベントリ

• WMIインベントリ

• Textデータ

• JSONデータ

• Tableデータ

また、構成情報は、最新データと履歴データを区別します。 既定では[最新のみ]を表示します。

図 4.14 [最新のみ]

注釈

[最新のみ] を指定された場合、最新データであっても、直近1ヶ月より古いデータは表示されません。

[日時プルダウンリスト]または[詳細指定]を選択した時、履歴データを表示させます。

参考

[日時プルダウンリスト]のデフォルト値([------])は一年間です。

図 4.15 [日時プルダウンリスト]

[詳細指定]を選択した時、履歴データの登録日時範囲を指定できます。

図 4.16 [詳細指定]

注釈

履歴データが大量に存在する場合、検索条件によっては検索および参照に時間を要します。

4.1.3.2. 検索条件の演算子

各一覧画面において、 ? アイコンが併記された検索フォームでは、 完全一致や否定などの条件を指定することができます。

図 4.17 演算子アイコン

表 4.1 検索条件を指定する演算子の種類

演算子	名前	備考
=	部分一致	大文字と小文字を区別しません。
==	完全一致	大文字と小文字を区別しません。
~=	正規表現	正規表現の規則に従い、大文字と小文字を区別します。
!=	否定	正規 表現の規則に従い、大文字と小文字を区別します。
!==	完全否定	正規表現の規則に従い、大文字と小文字を区別します。

• 部分一致

検索フォームに入力した内容が含まれる構成情報を検索します。

図 4.18 部分一致

図 4.19 部分一致(検索結果)

• 完全一致

検索フォームに入力した内容と一致する構成情報を検索します。

図 4.20 完全一致

図 4.21 完全一致(検索結果)

• 正規表現

検索フォームに入力した内容を正規表現として解釈して構成情報を検索します。

図 4.22 正規表現

図 4.23 正規表現(検索結果)

• 否定

検索フォームに入力した内容を含まない構成情報を検索します。

図 4.24 否定

図 4.25 否定(検索結果)

• 完全否定

検索フォームに入力した内容が一致しない構成情報を検索します。

図 4.26 完全否定

図 4.27 完全否定(検索結果)

4.1.3.3. 検索条件の複数指定

検索条件は複数を組み合わせて指定することができます。

複数の検索条件を指定するには、ある検索条件を入力した後、さらに「Search」フィールドに検索条件を追加入力します。

追加された検索条件は、既に存在する検索条件と比較して、 対象とする項目が異なればAND条件として、同じであれば演算子によってANDまたはOR条件として、追加されます。

なお、検索条件に適合するかの判定は、検索項目ごとの処理されます。

• 異なる検索項目

複数指定された検索条件をAND条件として解釈し、全ての条件を満たす構成情報を検索します。

異なる検索項目を指定した場合の例:

図 4.28 異なる検索項目(入力)

図 4.29 異なる検索項目(検索結果)

• 同じ検索項目

検索条件の演算子より、AND条件またはOR条件として解釈し、検索します。

表 4.2 演算子ごとの条件

演算子	種類
=	OR
==	OR
~=	OR
!=	AND
!==	AND

同じ検索項目を指定した場合の例:

図 4.30 同じ検索項目(入力)

図 4.31 同じ検索項目(検索結果)