4.1.7. 処理制御API

この章では Senju Configuration Manager の処理制御APIの操作方法について説明します。

設定変更メニューの各項目で作成したデータは、有効/無効の設定を持ちます。 この有効/無効を切り替えることで、タスクやルールアクションの処理を制御することができます。

注釈

このAPIはManagerロールまたはOperatorロールのユーザーが利用できます。

注釈

APIの利用にあたっては、ログインユーザーごとに予め発行したAPIトークンをリクエストに含める必要があります。 APIトークンはHTTPヘッダにてキー名 sjcm-api-token の値として指定してください。

注釈

対象データを特定するための条件として、クエリ文字列に検索条件を指定することができます。 なお、クエリ文字列はURLエンコードされている必要があります。

4.1.7.1. 基本構造

処理制御APIの基本的な構造は以下のパターンがあります。 なお全てPATCHメソッドでリクエストします。

表 4.16 エンドポイントのパターン

エンドポイント

ペイロード

api/{version}/{Type}?Id={id}&IsEnabled=false

api/{version}/{Type}

{"Id":{id} , "IsEnabled":true}

api/{version}/{Type}/{id}?IsEnabled=true

api/{version}/{Type}/{id}

{"IsEnabled":true}

api/{version}/{Type}?IsEnabled=false

{"Id":{id}}

api/{version}/{Type}/{id}/IsEnabled

false

以下はURL構造の例です。

https://{server}:{port}/api/{version}/{Type}/{id}?IsEnabled=true

4.1.7.2. パラメータ参考表

上述の {Type} 部分には以下の項目を指定できます。

表 4.17 処理制御APIの対象一覧

対象データ

指定値

タスク

Tasks

プローブ

Probes

センサー

Sensors

ルールアクション

Rules

通知

Channels

4.1.7.3. HTTPステータスコード

APIのレスポンスに失敗した場合、以下のHTTPステータスコードを応答します。

表 4.18 処理失敗時のHTTPステータスコード

コード

メッセージ

発生条件

400

The {param} field is required.

IDまたIsEnableが未指定です

401

Token access permission expired.

指定したトークンが不正です

404

Not Found.

IDが範囲外であるなど条件不正です