4.1.6. 設定変更API¶
この章では Senju Configuration Manager の設定変更APIの操作方法について説明します。
注釈
このAPIはユーザーのロールにより利用できる内容が異なります。 また、Administratorロールのユーザーでは利用できません。
注釈
APIの利用にあたっては、ログインユーザーごとに予め発行したAPIトークンをリクエストに含める必要があります。
APIトークンはHTTPヘッダにてキー名 sjcm-api-token
の値として指定してください。
注釈
対象データを特定するための条件として、クエリ文字列に検索条件を指定することができます。 なお、クエリ文字列はURLエンコードされている必要があります。
4.1.6.1. ロール別の可能な操作¶
このAPIについて、ユーザーのロール別の利用可能な内容は以下のとおりです。
ロール名 |
利用可能な操作 |
---|---|
|
参照、新規作成、更新、削除が可能です。 |
|
参照、および有効/無効の項目のみ更新が可能です。 |
|
参照、および有効/無効を除く項目の更新が可能です。 |
|
参照のみ可能です。 |
4.1.6.2. 基本構造¶
設定変更APIの基本的なURL構造は以下のとおりです。
https://{server}:{port}/api/{version}/Settings?type={type}
{type} 部分に指定可能な種別には以下があります。
対象データ |
指定値 |
---|---|
タスク |
|
アイテム |
|
タイマー |
|
クレデンシャル |
|
センサー |
|
プローブ |
|
ルールアクション |
|
フック |
|
通知 |
|
4.1.6.3. 設定内容の参照¶
対象データの設定内容を参照する場合、GETメソッドでリクエストします。
指定可能なパラメータは以下のとおりです。
パラメータ名 |
値の型 |
指定要否 |
説明 |
---|---|---|---|
|
string |
必須 |
|
|
string |
任意 |
検索条件を指定します |
|
string |
任意 |
検索条件を指定します |
パラメータ common
には以下の項目を指定できます。
項目名 |
値の型 |
説明 |
備考 |
---|---|---|---|
|
int |
1回の応答に含めるデータの件数を指定します。 |
範囲:1~100、デフォルト値:25 |
|
int |
ページングされた場合のページ番号を指定します。 |
範囲:1~100、デフォルト値:1 |
|
string |
応答データの並び替えキー項目を指定します。 |
デフォルト値: |
|
string |
応答データの並び替え順序を指定します。 |
|
4.1.6.4. 設定の新規作成¶
対象データの設定を新規作成する場合、POSTメソッドでリクエストします。
指定可能なパラメータは以下のとおりです。
パラメータ名 |
値の型 |
指定要否 |
説明 |
---|---|---|---|
|
string |
必須 |
また、HTTPリクエストのペイロードにて、対象データの各プロパティ値をJSON構造で指定します。 各データのJSON構造は、設定内容の参照APIにより応答されるデータと同様です。
4.1.6.5. 設定の更新¶
対象データの設定を更新する場合、PUTメソッドでリクエストします。
指定可能なパラメータは以下のとおりです。
パラメータ名 |
値の型 |
指定要否 |
説明 |
---|---|---|---|
|
string |
必須 |
|
|
int |
必須 |
対象データのId値を指定します。 |
4.1.6.6. 設定の削除¶
対象データの設定を更新する場合、DELETEメソッドでリクエストします。
指定可能なパラメータは以下のとおりです。
パラメータ名 |
値の型 |
指定要否 |
説明 |
---|---|---|---|
|
string |
必須 |
|
|
int |
必須 |
対象データのId値を指定します。 |
4.1.6.7. HTTPステータスコード¶
APIのレスポンスに失敗した場合、以下のHTTPステータスコードを応答します。
コード |
メッセージ |
発生条件 |
---|---|---|
400 |
|
typeが未指定です |
400 |
|
typeが不正値です |
400 |
|
指定したパラメータが不正値です |
401 |
|
tokenが未指定です |
401 |
|
tokenが不正値です |
401 |
|
tokenの権限不足です |