2.2.7. 千手ブラウザ内のドラッグ・アンド・ドロップ

千手ブラウザ内のエンティティの一部は、エンティティ間のドラッグ・アンド・ドロップが行えるようになっています。例えば、「ジョブ」を「ネット.定義有効日」に落とすとジョブをネットに追加することができます。しかし、関連性のないエンティティに対して(例えば、「ジョブ」を「ノードグループ」に落とす、等)の操作はできません。

可能な操作の一覧を、下記の表に示します。

表 2.39 ドラッグ・アンド・ドロップ操作一覧

from(Drag)

to(Drop)

アクション

ノード

ノードグループ

ノードをノードグループに所属させます。ドロップさせるノードグループによって動作が異なります。
  • _ALL、または_OSで始まるノードグループの場合、ノードの貼り付けと同様の操作となり、「新規作成」扱いとなります。これは、元の属性を引き継いだ新たなノードを、そのノードグループに追加するときなどに使用します。

  • ユーザーが作成したノードグループの場合、当該ノードグループにそのノードを所属させます。ノード、構成管理ノード、構成管理ノードにノードを追加します。

ノード

構成管理ノード

構成管理ノードにノードを追加します。

ルール

ルールグループ

メッセージアクションのルールグループにルールを追加します。

ジョブ

ネット.定義有効日

ネット.定義有効日にジョブを追加します。

ネット

システム

ネットをシステムに追加します。

システム

実行システム

実行システムを作成します。

宛先

宛先グループ

宛先を宛先グループに追加します。

構成管理項目テンプレート

構成管理項目カテゴリ

構成管理項目テンプレートの情報が入った状態で構成管理項目を作成するダイアログを表示します。

千手コマンド

ノードグループ

コマンドの引数にノードグループを設定して、コマンドを実行します。コマンドの引数にノード名を指定する場合は、ノードグループに所属するノードを順番に引数に設定して、コマンドを実行します。

千手コマンド

ノード

コマンドの引数にノードを設定して、コマンドを実行します。

ユーザーコマンド

ノードグループ

コマンドの引数にノードグループを設定して、コマンドを実行します。コマンドの引数にノード名を指定する場合は、ノードグループに所属するノードを順番に引数に設定して、コマンドを実行します。

ユーザーコマンド

ノード

コマンドの引数にノードを設定して、コマンドを実行します。

週間スケジュール

ノードグループ

週間スケジュールをノードグループに所属するノードに割り当てます。このとき、監視時間帯に割り当てるか、自動運転用に割り当てるかを指定します。

週間スケジュール

ノード

週間スケジュールをノードに割り当てます。このとき、監視時間帯に割り当てるか、自動運転用に割り当てるかを指定します。

営業日カレンダー

ノードグループ

営業日カレンダーをノードグループに所属するノードに割り当てます。このとき、監視時間帯に割り当てるか、自動運転用に割り当てるかを指定します。

営業日カレンダー

ノード

営業日カレンダーをノードに割り当てます。このとき、監視時間帯に割り当てるか、自動運転用に割り当てるかを指定します。

任意のエンティティ(ドメイン、ノード下のメッセージ、メッセージフィルタ条件、ログフィルタ監視項目、JSONログフィルタ監視項目、エイリアスを除く)

エイリアス、エイリアスフォルダ

ドラッグしているエンティティのエイリアスを作成します。

注釈

千手ブラウザの[オプション]メニューから[ノードグループ表示設定]を実行しツリーに千手仮想サーバーホストグループ(SJVMMSRVグループ)が表示されている場合に、グループから外すためツリーから削除するような操作を行わないでください。