2.2.6. 千手ブラウザの状態表示

千手ブラウザでは、監視・運用項目の状態を、エンティティの色により確認する事ができます。監視しているノードの異常やジョブの異常終了を検知すると、それに該当するエンティティに赤のマークが付きます。これを「状態表示機能」と呼びます。

また、千手ブラウザは階層表示を縮退可能なため、赤マークのエンティティが隠れていることもあります。そのような場合でも、通知を確実に行うため、千手ブラウザには、その上位のエンティティへ赤色状態を伝播する機能を持っています。

このように、エンティティの状態は上へ上へと伝播するため、あるドメイン下に一つでも赤マークのエンティティがあると、一番上のドメインエンティティまで赤色となります。

状態表示機能は、設定により、機能のON/OFFが可能です。設定は、千手ブラウザ([表示]メニュー)→[表示設定...]から行います。