4.2.6. WEBサーバー監視[EXTENSION]

WEBサーバー監視では、WEBサーバーの応答確認や応答時間の監視が行えます。また、ApacheやIISに関しては、サーバーアクセス数や転送バイト数など、より詳細なWEBサーバーに関する監視を行うことができます。

監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。

注釈

URLを指定する監視タスクでは、実際の監視動作はその監視タスクが作成されたノードではなく、指定したURLに対して行われます。対象ノード上のWebサーバーにアクセスするURLを指定して下さい。

WEBサーバー監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからWEBサーバーのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。

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図 4.18 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)

定義の例としてここでは、「URL応答確認」を登録し監視する場合について説明します。

「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「WEBサーバー」で、エクステンション名が「WEB-Standard監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「URL応答確認」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。

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図 4.19 監視タスクのプロパティ

判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。

監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。

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図 4.20 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)

グローバルノードモニタでは、WEBサーバーの監視の結果は、WEBサーバーのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。

ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「URL応答確認」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。

各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。

参考

  • グローバルノードモニタにWEBサーバーカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。

  • 一部の監視項目を利用するには、事前作業が必要です。詳細は、 Extension Pack のマニュアル 「Web Monitoring」 を参照して下さい。