4.2. saprfc.iniの設定

saprfc.iniファイルは、SAP R/3サーバーに関する情報が書かれたファイルで、 Job Scheduler for R/3コマンド群はこのファイルを参照します。
saprfc.iniファイルは、UNIXの場合は Job Scheduler for R/3コマンド群が稼働するエージェント上の$SENJUHOME/dat/pex/sapディレクトリ、Windowsの場合はJob Scheduler for R/3コマンド群が稼働するエージェント上の%SENJUHOME%\dat\pex\sapディレクトリに必要です。初期インストール時には saprfc.iniファイルのひな型(saprfc.ini.sample)を置いてあります。

saprfc.iniに、「saprfc.iniの記述内容(TYPE=A)」に示す内容を記述して下さい。
負荷分散機能を利用する場合は 「saprfc.iniの記述内容(TYPE=B)」 に示す内容を記述して下さい。
(項目の詳細内容は、お客様の環境のSAP R/3の管理者にお尋ね下さい。)

表 4.1 saprfc.iniの記述内容(TYPE=A)

項目

例

説明

DEST=

R3SRV1

デスティネーション

TYPE=

A

通常(負荷分散機能を利用しない場合)パラメータに'A'を指定して下さい

ASHOST=

r3server1

TYPEが’A’のとき、接続するSAP R/3サーバー名

SYSNR=

00

TYPEが’A’のとき、システム番号[00-99]

GWSERV=

3300

TYPEが’A’のとき、サービスのポート番号(*)

RFC_TRACE=

0

Senju DevOperation Conductorシステムではパラメータに'0'を指定して下さい

  • デスティネーションには、大文字のアルファベットと数字を組み合わせて32文字までで自由な名前をつけることができます。ここで付けたデスティネーションを、SAP R/3連携コマンドの「-d」オプションに指定します。

  • saprfc.iniの記述例(TYPE=A)
    DEST=R3SRV1
    TYPE=A
    ASHOST=r3server1
    SYSNR=00
    GWSERV=3300
    RFC_TRACE=0
    

注釈

*:サービスのポート番号の上2桁は"33"で、下2桁はシステム番号になります。

(例) SYSNR=02のとき、GWSERV=3302

  • saprfc.iniの記述例(TYPE=A で SYSNR=02のとき)
    DEST=R3SRV2
    TYPE=A
    ASHOST=r3server2
    SYSNR=02
    GWSERV=3302
    RFC_TRACE=0
    

負荷分散機能を利用する場合
表 4.2 saprfc.iniの記述内容(TYPE=B)

項目

例

説明

DEST=

R3SRV1

デスティネーション

TYPE=

B

負荷分散機能を使用する場合は’B’を指定してください

R3NAME=

R3SRV1

SAP システムの名称  オプション; デフォルト: 宛先

MSHOST=

sapgroup

メッセージサーバのホスト名

GROUP=

PUBLIC

アプリケーションサーバのグループ名  オプション; デフォルト: PUBLIC

RFC_TRACE=

0

Senju DevOperation Conductorシステムではパラメータに'0'を指定して下さい

  • デスティネーションには、大文字のアルファベットと数字を組み合わせて32文字までで自由な名前をつけることができます。ここで付けたデスティネーションを、SAP R/3連携コマンドの「-d」オプションに指定します。

  • 説明に「オプション;デフォルト」と記載している項目は saprfc.ini に記載しなくてもデフォルト値が適用されます。

  • saprfc.iniの記述例(TYPE=B)
    DEST=R3SRV1
    TYPE=B
    R3NAME=R3SRV1
    MSHOST=sapgroup
    GROUP=PUBLIC
    RFC_TRACE=0
    ABAP_DEBUG=0