5.5.5. ジョブテンプレート¶
Senju DevOperation Conductorで予め用意されているジョブテンプレートは、以下の通りです。
クラウドジョブについては、Senju DevOperation Conductor Extension Pack Cloud Job Scheduler をご参照ください。
注釈
Senju DevOperation Conductorで予め用意されているジョブテンプレートを用いて登録したジョブに、動作環境(千手センサー指定)を指定すると「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、動作環境(千手センサー指定)は指定しないで下さい。
5.5.5.1. プロセス監視変更¶
名称:_ANMPSCH
コマンド名:sjANM_pschange
目的:ユーザー起動プロセスの監視の開始/終了を指示する。
パラメータ:
開始/終了
ノード名
プロセス名
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.2. 監視タスクの一時停止/再開¶
名称:_ANMTSKCH
コマンド名:sjANM_taskchange
目的:監視タスクの一時停止/再開を指示する。
パラメータ:
監視タスクID
監視対象ノードID
プローブノードID
千手カテゴリ名
カスタムカテゴリ名
エクステンション
監視タスク名
設定情報
一時停止/再開
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.3. 遅延監視ジョブ¶
名称:_CHKDELAY
コマンド名:sjPEX_checkdelay
目的:遅延監視チェック時刻までに、指定したジョブが正常終了・スキップ終了・異常終了の何れかの状態で終了していない場合に、ジョブの終了に遅延が発生していることをメッセージ通知します。
遅延監視ジョブは監視チェック時刻に至るか、それ以前に監視対象のジョブが終了すると遅延監視ジョブも終了します。
遅延監視ジョブは、同一運用日付のジョブに対して有効です。
パラメータ:
フレーム名
ネット名
ジョブ名
チェック時刻
インターバル分(省略可能)
- 終了ステータス:
0:正常終了時(=遅延発生の有無とは関わらず監視に成功した場合)
1:異常終了時:(=監視に失敗した場合)
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.4. 状態取得ジョブ¶
名称:_PEXGTST
コマンド名:sjPEX_getstat
目的:フレーム、ネット及びジョブの状態を取得します。
パラメータ:
マネージャ名(連携先)
運用日付
相対日付
フレーム名
ネット名
ジョブ名
漢字コード(連携先)
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.5. 状態待ちジョブ¶
名称:_PEXWTST
コマンド名:sjPEX_waitstat
目的:状態待ちジョブ。引数に指定した条件でジョブの終了を待ちます。
パラメータ:
マネージャ名(連携先)
運用日付
相対日付
フレーム名
ネット名
ジョブ名
状態指定
チェック時刻
監視間隔[分]
漢字コード(連携先)
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.6. 遠隔ノードリブート¶
名称:_SAEBOOT
コマンド名:sj_reboot
目的:遠隔ノードのリブート、シャットダウンを実行。
パラメータ:
ノード名
動作オプション
停止オプション
待ち時間
注釈
本ジョブは、運用管理サーバーでのみ稼働します。エージェントでは「起動エラー」となり、起動に失敗します。そのため、エージェントで稼働する(可能性のある)動作環境は指定しないようにして下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.7. ファイル転送(ディレクトリ指定)¶
名称:_SAEFTUD
コマンド名:ftu
目的:ノード間でディレクトリ単位のファイル転送を実行します。
パラメータ:
サブディレクトリ指定
ユーザー名(転送元)
ノード名(転送元)
配布元ディレクトリ
ユーザー名(転送先)
ノード名(転送先)
配布先ディレクトリ
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.8. ファイル転送(ファイル指定)¶
名称:_SAEFTUF
コマンド名:ftu
目的:ノード間でファイル単位のファイル転送を実行します。
パラメータ:
ユーザー名(転送元)
ノード名(転送元)
配布元ディレクトリ
ユーザー名(転送先)
ノード名(転送先)
配布先ディレクトリ
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.9. 時間待ちジョブ¶
名称:_SAESLEP
コマンド名:非公開です。
目的:指定時間経過後に正常終了します。
パラメータ:
- 待ち時間
指定できる値の範囲は、0~2147483647までです。
5.5.5.10. SAP_R/3ジョブ¶
名称:_SAP_R3
コマンド名:sjPEX_r3job
目的:SAP R/3のバックグラウンドジョブを実行します。
パラメータ:
R3クライアント
R3ユーザー名
R3パスワード
R3デスティネーション
R3ジョブの対象ホスト名
インターバル秒
言語指定
即時実行指定
ABAP 4プログラム名
ABAP 4バリアント名
外部プログラム
外部プログラム実行ホスト名
注釈
本ジョブを実行する場合は、実行ノードの千手稼働アカウントで行ってください。他のアカウントでは実行できません。
R/3 Enterprise、mySAPおよびSAP ERP(RFC SDK 7.20)用のR/3ジョブ連携コマンドで指定できるパスワード文字列長を拡張しました。
SAP_R/3ジョブは、オプション機能となっております。詳しい使用法は別冊の :Job Scheduler for R/3 を参照して下さい。
5.5.5.11. ファイル待ちジョブ¶
名称:_WTFILE
コマンド名:sj_waitfile
目的:ファイルが作成されるまで、ジョブの終了を待ちます。
パラメータ:
待ちファイル名
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.12. ファイル待ちジョブ(詳細監視)¶
名称:_WTFILEEX
コマンド名:sj_waitfileEx
目的:ファイルの作成が完了されるまで、ジョブの終了を待ちます。
パラメータ:
監視間隔
監視開始
監視終了
待ちファイル名
注意事項:
監視終了(作成完了)のオプションは指定したファイルにアクセスしているプロセスがなくなれば監視終了(作成完了)となります。チェックできるプロセスは本コマンドが稼働しているノードで稼働中しているプロセスが対象となります。
本コマンドはroot権限で稼働します。本テンプレートから作成したジョブの場合はマネージャからの強制停止で停止しますが、ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合は、動作環境のユーザー名にrootユーザーを指定しないとマネージャからの強制停止では停止できませんのでご注意下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.13. ファイル待ちジョブ(詳細監視/正規表現有効)¶
名称:_WTFLEXCMP
コマンド名:sj_waitfileEx
目的:ファイルの作成が完了されるまで、ジョブの終了を待ちます。ファイル名に基本正規表現が利用可能です。
パラメータ:
監視間隔
待ちディレクトリ名
待ちファイル名
注意事項:
待ちファイル名で利用できるのは「拡張正規表現」ではなく「基本正規表現」となります。使用可能な正規表現については、 システム全般の制限事項 を参照して下さい。
本コマンドはroot権限で稼働します。本テンプレートから作成したジョブの場合はマネージャからの強制停止で停止しますが、ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合は、動作環境のユーザー名にrootユーザーを指定しないとマネージャからの強制停止では停止できませんのでご注意下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.14. ファイル待ちジョブ(詳細監視/高度な正規表現有効)¶
名称:_WTFLEXADV
コマンド名:sj_waitfileEx
目的:ファイルの作成が完了されるまで、ジョブの終了を待ちます。ファイル名に高度な正規表現が利用可能です。
パラメータ:
監視間隔
待ちディレクトリ名
待ちファイル名
注意事項:
待ちファイル名に「高度な正規表現」を使用します。使用可能な正規表現については、 システム全般の制限事項 を参照して下さい。
本コマンドはroot権限で稼働します。本テンプレートから作成したジョブの場合はマネージャからの強制停止で停止しますが、ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合は、動作環境のユーザー名にrootユーザーを指定しないとマネージャからの強制停止では停止できませんのでご注意下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.15. ディレクトリ内ファイル作成監視ジョブ¶
名称:_WTCHDIR
コマンド名:sj_watchdir
目的:引数に指定した監視ディレクトリ内の任意のファイル作成を待ちます。
パラメータ:
監視間隔[秒]
ファイル完了待ち
監視ディレクトリ(絶対パス)
注意事項:
本コマンドはroot権限で稼働します。本テンプレートから作成したジョブの場合はマネージャからの強制停止で停止しますが、ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合は、動作環境のユーザー名にrootユーザーを指定しないとマネージャからの強制停止では停止できませんのでご注意下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.16. ディレクトリ内ファイル作成監視ジョブ(監視終了時刻指定)¶
名称:_WTCHDIR_T
コマンド名:sj_watchdir
目的:引数に指定した監視ディレクトリ内の任意のファイル作成、または監視終了時刻の到来を待ちます。
パラメータ:
監視終了時刻(絶対時刻[hh:mm]|相対時刻[+hh:mm])
上位ネットスキップ
繰り返しネット打ち切り
監視間隔[秒]
ファイル完了待ち
監視ディレクトリ(絶対パス)
注意事項:
本コマンドはroot権限で稼働します。本テンプレートから作成したジョブの場合はマネージャからの強制停止で停止しますが、ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合は、動作環境のユーザー名にrootユーザーを指定しないとマネージャからの強制停止では停止できませんのでご注意下さい。
ジョブとして登録したスクリプトから本コマンドを起動した場合、パラメータの「上位ネットスキップ」「繰り返しネット打ち切り」は指定しても無効となります。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.17. ログ出力待ちジョブ¶
名称:__WTSTR
コマンド名:sj_waitstr
目的:指定したファイルに、指定した検索文字列が出力されるのを待ちます。
パラメータ:
検索文字列
検索文字列正規表現
監視間隔[秒]
検索開始位置
ファイル非存在時動作
文字コード
監視対象ファイル
注意事項:
監視対象ファイルは10個まで指定できます。
検索文字列正規表現が「使用する」の場合、検索文字列に「高度な正規表現」を使用します。使用可能な正規表現については、 システム全般の制限事項 を参照して下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。
5.5.5.18. ログ出力待ちジョブ(ファイル名正規表現)¶
名称:__WTSTR_R
コマンド名:sj_waitstr
目的:指定したファイルに、指定した検索文字列が出力されるのを待ちます。監視対象ファイルに高度な正規表現が利用可能です。
パラメータ:
検索文字列
検索文字列正規表現
監視間隔[秒]
検索開始位置
ファイル非存在時動作
文字コード
監視対象ディレクトリ
監視対象ファイル
注意事項:
監視対象ファイルに「高度な正規表現」を使用します。使用可能な正規表現については、 システム全般の制限事項 を参照して下さい。
検索文字列正規表現が「使用する」の場合、検索文字列に「高度な正規表現」を使用します。使用可能な正規表現については、 システム全般の制限事項 を参照して下さい。
詳しい使用法は デベロッパーズガイド「千手コマンドの一覧」 を参照して下さい。