2.4.6. 千手ブラウザオプション一覧¶
千手ブラウザオプション設定ダイアログから、有効なオプション及び値を設定することにより、千手ブラウザのオプション機能の利用、千手ブラウザの制限値の拡張が可能になります。
本章では、千手ブラウザオプションのオプション名、オプションの内容、オプションの値等について説明します。
千手ブラウザオプションの設定方法については、 千手ブラウザオプション設定ダイアログ を参照して下さい。
注釈
設定したオプションを有効にするには千手ブラウザの再起動が必要です。
千手ブラウザオプションは、設定を行った千手ブラウザ機のみ有効です。
千手ブラウザオプション一覧を下記の表に示します。
オプション名 |
内容 |
詳細 |
値の許容範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
LimitsConnectServer |
接続可能ドメイン数上限オプション |
1台の千手ブラウザから接続できるドメイン数の上限を変更します。 |
3~5 |
3 |
NumOfPastNodeMessageErr |
ログイン時障害メッセージ取得オプション |
千手ブラウザからドメインに接続した際に取得する過去の障害メッセージ数を変更します。 |
0~500 |
0 |
NumOfPastNodeMessageWarn |
ログイン時警告メッセージ取得オプション |
千手ブラウザからドメインに接続した際に取得する過去の警告メッセージ数を変更します。 |
0~500 |
0 |
NumOfPastNodeMessageInfo |
ログイン時通常メッセージ取得オプション |
千手ブラウザからドメインに接続した際に取得する過去の通常メッセージ数を変更します。 |
0~500 |
0 |
NumOfPastNodeMessageReply |
ログイン時応答メッセージ取得オプション |
千手ブラウザからドメインに接続した際に取得する過去の応答メッセージ数を変更します。 |
0~500 |
0 |
LimitsMonTaskInOneProbe |
1プローブから監視できるタスク数拡張フラグ |
1つのプローブノードでの登録可能な最大監視タスク数を指定します。自ノードの監視タスクも数に含まれます。 |
1024~5000 |
1024 |
NetworkHealthCheckInterval |
ネットワークヘルスチェックオプション |
千手ブラウザと千手マネージャ間で行うヘルスチェック間隔(秒)を設定します。 |
60~3600 |
設定値無し |
LimitsSpecRunchartFrame |
詳細監視フレーム数上限オプション |
1台の千手ブラウザで詳細監視対象として設定可能なフレーム数の上限を変更します。 |
3~8 |
3 |
CalendarWarningEnable |
翌年の営業日カレンダー警告オプション |
12月に翌年のカレンダーが存在しない営業日カレンダーの警告を行うかどうかを変更します。 |
1 : 警告する |
1 : 警告する |
MessageLogEnable |
千手ブラウザメッセージログ出力オプション |
千手ブラウザに表示した千手メッセージをログファイルに残すかどうか変更します。 |
0 : 出力しない |
0 : 出力しない |
TrialMonitoringLicenseEnable |
エクステンションのトライアル利用オプション |
モニタリングサブシステムのエクステンションのトライアル利用機能を有効にするかどうか変更します。 |
1 : 有効 |
1 : 有効 |
CheckGenSimDays |
実行システム作成チェック運用日付オプション |
ジョブスケジュールサブシステムの実行システム作成検査の自動実行の実行システム作成チェックを行う運用日付数を変更します。 |
0~31 |
2 |
CheckGenSimTime |
実行システム作成チェック時刻オプション |
ジョブスケジュールサブシステムの実行システム作成検査の自動実行の実行システム作成チェックを行う時刻を変更します。 |
00:00~23:59 |
設定値無し |
MakeJobWorkDayTableDays |
ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力期間オプション |
ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成する際の、対象期間を変更します。 |
1~ 31 |
7 |
MakeJobWorkDayTableTime |
ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力時刻オプション |
ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成する時刻を設定します。未指定の場合、ジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成は行われません。 |
00:00~23:59 |
設定値無し |
MakeJobWorkDayTableFolder |
ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力パスオプション |
ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルの自動作成先ディレクトリを設定します。 |
256文字 |
設定値無し |
ScheduledBatchTextExportFolder |
定時の一括書き出し(テキストファイル)オプション |
ジョブスケジュールサブシステムの定時の一括書き出しでテキストを書き出すディレクトリを設定します。 |
256文字 |
設定値無し |
ScheduledBatchFileExportFolder |
定時の一括書き出し(千手オフライザファイル)オプション |
ジョブスケジュールサブシステムの定時の一括書き出しで千手オフライザファイルを書き出すディレクトリを設定します。 |
256文字 |
設定値無し |
JobWorkDayTableJobEnvCheckEnable |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの動作環境の指定チェックオプション |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの作成時に動作環境の指定チェックを行うかどうかを指定します。 |
1 : チェックする |
1 : チェックする |
JobWorkDayTableCalendarCheckEnable |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの稼働日カレンダーの指定チェックオプション |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの作成時に稼働日カレンダーの指定チェックを行うかどうかを指定します。 |
1 : チェックする |
1 : チェックする |
JobMonitorOperationEnable |
Operators権限のユーザーでジョブモニタでのフレーム定義の編集許可オプション |
Operators権限のユーザーでジョブモニタでのフレーム定義の編集を行えるようにするかどうかを指定します。 |
1 : 編集を許可する |
0 : 編集を許可しない |
PexPauseSkipContinueEnable |
連続スキップ/連続一時停止のメニュー表示オプション |
ジョブモニタで連続スキップ/連続一時停止のメニューを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
RelatedToolOpenNodeMonitor |
関連ツール選択時ノードモニタ起動オプション |
「!PEX」以外で始まるメッセージの関連ツールを起動させたときに、ノードモニタを起動させるか、グローバルノードモニタを起動させるかを指定します。 |
1 : ノードモニタ起動 |
0 : グローバルノードモニタ起動 |
LimitsMessageLogSize |
千手ブラウザメッセージログファイルサイズオプション |
千手ブラウザメッセージログファイルの世代切り替えサイズ(byte)を指定します。 |
1048576~10485760 |
1048576 |
LimitsSpecRBASchBookMon |
詳細監視実行ブック数上限オプション |
1台の千手ブラウザで詳細監視対象として設定可能な実行ブック数の上限を変更します。 |
3~8 |
3 |
GnmOsRebootEnable |
グローバルノードモニタからのマシン電源制御オプション |
グローバルノードモニタで「リブート」「電源ON」「電源OFF」の操作を可能にするかどうかを変更します。 |
1 : 許可する |
1 : 許可する |
GnmSenjuStartStopEnable |
グローバルノードモニタからの千手制御オプション |
グローバルノードモニタで「千手システムプロセス起動」「千手システムプロセス停止」の操作を可能にするかどうかを変更します。 |
1 : 許可する |
1 : 許可する |
VmmVmControlEnable |
バーチャルノードモニタからの仮想マシン制御オプション |
バーチャルノードモニタで「起動」「停止」「一時停止」「仮想マシンのオフライン移行」「仮想マシンのオンライン移行」の操作を可能にするかどうかを変更します。 |
1 : 許可する |
1 : 許可する |
MessageMonitorDefaultRelationViewId |
メッセージモニタからのデフォルトリレーション名 |
メッセージモニタからリレーションモニタを開く際の、デフォルトのリレーション名を指定します。 |
64文字 |
設定値無し |
MakeJobWorkDayTableOutputFile |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの結果出力制御オプション |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの結果出力を「クリップボードへのコピー」と「クリップボードへのコピー及びテキストファイルへの出力」を指定します。 |
0 : クリップボードへのコピー |
0 : クリップボードへのコピー |
MakeJobWorkDayTableOutputFrame |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの出力フォーマット指定オプション |
ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの出力フォーマットを指定します。 |
0 : フレーム定義有効日の行を出力しない |
1 : フレーム定義有効日の行を出力する |
IncrementalQuickFilterEnable |
クイックフィルタの逐次絞り込み機能 |
クイックフィルタの逐次絞り込みを有効にするかどうか指定します。 |
0 : 逐次絞り込みを無効にする |
1 : 逐次絞り込みを有効にする |
QuickFilterBgColor |
クイックフィルタ有効時の背景色 |
クイックフィルタ有効時の千手ブラウザ背景色のRGB値を設定します。未設定の場合はデフォルト値が適用されます。 |
RGB値(0,0,0~255,255,255) |
RGB値(255,246,206) |
LimitsNumOfJobNetInJobActivity |
ジョブアクティビティの最大項目(ジョブ・分岐ジョブ・ネット・フレーム)数 |
ジョブアクティビティの最大項目(ジョブ・分岐ジョブ・ネット・フレーム)数を設定します。未設定の場合はデフォルト値が適用されます。 |
0以上 |
50000 |
TriggerRelatedCheckEnable |
関係するトリガをチェックするオプション |
システム/ネット/ジョブの削除、同名ネット作成、ネットの定義有効終了日の変更、および、データの読み込みを行うときに、該当のシステム/ネット/ジョブをイベント送信元/ファイル作成元/フレーム連携元に設定しているトリガが存在するかを自動でチェックします。 |
0 : チェックしない |
0 : チェックしない |
SenjuMenuMONEnable |
モニタリングエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"モニタリング"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuEVTEnable |
イベントエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"イベント"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuCCMEnable |
コンフィグレーションエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"コンフィグレーション"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuCOMEnable |
コマンドエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"コマンド"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuFILEnable |
フィルタエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"フィルタ"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuALIEnable |
エイリアスエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"エイリアス"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuITREnable |
ITリレーションエンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"ITリレーション"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
SenjuMenuMONLogListEnable |
ログ監視エンティティの表示抑止オプション |
<ドメイン>-"モニタリング"-"ログ監視"エンティティを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
1 : 表示する |
BrowserOptionEnable |
ブラウザオプション設定メニューの選択抑止オプション |
[オプション]-[千手ブラウザオプション設定]メニューを活性にするかどうかを指定します。 |
1 : 活性にする |
1 : 活性にする |
ErrDefImportEnable |
データインポート時の読み込み制御オプション |
データのインポート時に、エラーとなる定義が存在した場合に、エラーでない定義は読み込むか、1件でもエラーがあれば全ての定義を読み込まないかを指定します。 |
1 : エラーでない定義は読み込む |
1 : エラーでない定義は読み込む |
VMMNodeMonitorForFilterEnable |
ネーミングフィルタ適用時のバーチャルノードモニタの起動抑止オプション |
ネーミングフィルタを適用した千手ユーザーが、バーチャルノードモニタを起動できるかどうかの指定を行います。 |
0 : 起動を許可しない |
0 : 起動を許可しない |
LimitsDefNameFilter |
ネーミングフィルタのフィルタ条件数上限オプション |
ネーミングフィルタの「フィルタ指定」フィールド";"区切りで同時に設定できるフィルタ条件の上限を指定します。 |
0~512(0 : 無制限) |
0 : 無制限 |
ScheduledBatchExportTime |
定時の一括書き出し時刻オプション |
定時の一括書き出し時刻を設定します。 |
00:00~23:59 |
09:00 |
ScheduledTimelineExportFolder |
ジョブアクティビティ比較データの定時の書き出しフォルダオプション |
ジョブアクティビティの定時の書き出しで比較データを書き出すディレクトリを設定します。 |
256文字 |
設定値無し |
ScheduledTimelineExportTime |
ジョブアクティビティ比較データの定時の書き出し時刻オプション |
ジョブアクティビティの定時の書き出しで比較データを書き出す時刻を設定します。 |
00:00~23:59 |
09:00 |
JobNetFutureValidDateEnable |
定義が有効なネットの存在有無チェックオプション |
ネット登録操作時に定義が有効なネットが存在するかチェックを行うかどうかを指定します。 |
0 : チェックしない |
0 : チェックしない |
ITRelationForFilterEnable |
ネーミングフィルタ適用時のITリレーションエンティティの表示およびリレーションモニタの起動抑止オプション |
ネーミングフィルタを適用した千手ユーザーが、ITリレーションエンティティの表示、リレーションモニタの起動ができるかどうかの指定を行います。 |
0 : 表示、起動を許可しない |
0 : 表示、起動を許可しない |
PexRelatingDataExportMakeSubFolder |
関係するデータの一括書き出しのフォルダ作成オプション |
ジョブスケジュールサブシステムの関係するデータの一括書き出しを行った際に、システムおよびフレーム毎にフォルダを分けて出力するかどうかの指定を行います。 |
0 : 作成しない |
0 : 作成しない |
RemoteUpdateEnable |
リモートアップデート機能の有効無効オプション |
ノードのコンテキストメニューに「ノードのアップデート」「ノードのアップグレード」メニューを表示するかどうかを指定します。 |
1 : 表示する |
0 : 表示しない |
LimitsPexDisplayListItems |
ジョブ/ネット/トリガの一覧表示件数抑制オプション |
ジョブエディタにてジョブ/ネット/トリガの追加画面の一覧に表示する最大件数を制限します。 |
1~1000 |
1000 |
NumOfMessageLinesAcquiredOnce |
ログビューアからのメッセージログ取得行数オプション |
ログビューアで1回のメッセージログの取得行数を設定します。 |
200~10000 |
1000 |
NumOfOperationLinesAcquiredOnce |
ログビューアからのオペレーションログ取得行数オプション |
ログビューアで1回のオペレーションログの取得行数を設定します。 |
200~10000 |
1000 |
LogFilterHankakuKanaOn |
半角カナを含むログフィルタの作成オプション |
UNIX/Linux版千手マネージャに所属しているWindows版千手エージェントで、半角カナを含むログを監視する際のログフィルタを作成できるようにするかどうかを指定します。 |
0:許可しない |
設定値無し(0:許可しない と同様) |
警告
許容範囲外の値を指定した場合の、千手システムの動作は保証外となります。ご注意下さい。
オプション名及びオプションの値は、すべて半角英数字で指定して下さい。
2.4.6.1. LimitsConnectServer-接続可能ドメイン数上限オプション-¶
- オプション名
LimitsConnectServer
- 値の許容(動作保証)範囲
3~5
- デフォルト値(オプション未指定時)
3
- 内容
本オプションを指定することにより、1台の千手ブラウザから接続できる千手ドメイン数の上限値が変更されます。
2.4.6.2. NumOfPastNodeMessageErr-ログイン時障害メッセージ取得オプション-¶
- オプション名
NumOfPastNodeMessageErr
- 値の許容(動作保証)範囲
0~500
- デフォルト値(オプション未指定時)
0
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザからドメインに接続した際に、ドメインに接続する前に発生した過去の障害メッセージがメッセージモニタに表示されるようになります。
オプションの値には、ドメイン接続時に取得する過去の障害メッセージの個数を指定します。
注釈
千手ブラウザからドメインに接続した際に、監視対象外、または、特別監視対象外のノードについてのメッセージは表示されません。
MessageLogEnableオプション(設定値"1")と併用したとき一度出力されたメッセージは再起動しても出力されません。
2.4.6.3. NumOfPastNodeMessageWarn-ログイン時警告メッセージ取得オプション-¶
- オプション名
NumOfPastNodeMessageWarn
- 値の許容(動作保証)範囲
0~500
- デフォルト値(オプション未指定時)
0
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザからドメインに接続した際に、ドメインに接続する前に発生した過去の警告メッセージがメッセージモニタに表示されるようになります。
オプションの値には、ドメイン接続時に取得する過去の警告メッセージの個数を指定します。
注釈
千手ブラウザからドメインに接続した際に、監視対象外、または、特別監視対象外のノードについてのメッセージは表示されません。
MessageLogEnableオプション(設定値"1")と併用したとき一度出力されたメッセージは再起動しても出力されません。
2.4.6.4. NumOfPastNodeMessageInfo-ログイン時通常メッセージ取得オプション-¶
- オプション名
NumOfPastNodeMessageInfo
- 値の許容(動作保証)範囲
0~500
- デフォルト値(オプション未指定時)
0
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザからドメインに接続した際に、ドメインに接続する前に発生した過去の通常メッセージがメッセージモニタに表示されるようになります。
オプションの値には、ドメイン接続時に取得する過去の通常メッセージの個数を指定します。
注釈
千手ブラウザからドメインに接続した際に、監視対象外、または、特別監視対象外のノードについてのメッセージは表示されません。
MessageLogEnableオプション(設定値"1")と併用したとき一度出力されたメッセージは再起動しても出力されません。
2.4.6.5. NumOfPastNodeMessageReply-ログイン時応答メッセージ取得オプション-¶
- オプション名
NumOfPastNodeMessageReply
- 値の許容(動作保証)範囲
0~500
- デフォルト値(オプション未指定時)
0
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザからドメインに接続した際に、ドメインに接続する前に発生した過去の応答メッセージがメッセージモニタに表示されるようになります。
オプションの値には、ドメイン接続時に取得する過去の応答メッセージの個数を指定します。
注釈
MessageLogEnableオプション(設定値"1")と併用したとき一度出力されたメッセージは再起動しても出力されません。
取得される過去の応答メッセージは千手マネージャの千手システムプロセス起動後の応答メッセージです。千手マネージャの千手システムプロセス起動前、及び起動時の応答メッセージは取得されません。また、応答済の応答メッセージについても取得されません。
2.4.6.6. LimitsMonTaskInOneProbe-1プローブから監視できるタスク数拡張フラグ-:¶
- オプション名
LimitsMonTaskInOneProbe
- 値の許容(動作保証)範囲
1024~5000
- デフォルト値(オプション未指定時)
1024
- 内容
1プローブあたりの最大監視タスク数は、千手システムによってデフォルトで1024 件まで制限されています。大規模な環境において、プローブノードの台数に対して監視対象の千手センサーの台数が多く、 1プローブあたりの監視タスクを 1024件より多く登録したい場合に設定してください。
警告
自ノードの監視タスクも数に含まれます。
このブラウザオプションを 5000 以外の値に指定した場合、千手システムの動作は保証外となります。
2.4.6.7. NetworkHealthCheckInterval-ネットワークヘルスチェックオプション-¶
- オプション名
NetworkHealthCheckInterval
- 値の許容(動作保証)範囲
60~3600
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザと千手マネージャ間でヘルスチェックを行います。
オプションの値には、ヘルスチェックの間隔(単位:秒)を指定します。ここで指定した値の間隔毎に千手ブラウザと千手マネージャ間でヘルスチェックが行われます。定期的に千手ブラウザからヘルスチェック用のデータを送信することにより、TCP/IPの送信(SEND)エラーをより早く検知することができます。
千手ブラウザと千手マネージャ間でネットワークの異常が発生した場合、本オプション未指定時は、千手ブラウザからの操作などによって発生する千手ブラウザから千手マネージャに対しての通信が失敗することにより、ネットワークの異常を検知し、千手ブラウザと千手マネージャとの接続が切れます。
本オプションを指定した場合、設定された検査間隔毎に千手ブラウザと千手マネージャ間のヘルスチェックを行い、そこでネットワークの異常を検知します。
このことにより、千手ブラウザと千手マネージャ間のネットワーク異常をより早く検出することができるようになり、一層安定した運用が可能になります。
2.4.6.8. LimitsSpecRunchartFrame-詳細監視フレーム数上限オプション-¶
- オプション名
LimitsSpecRunchartFrame
- 値の許容(動作保証)範囲
3 ~ 8
- デフォルト値(オプション未指定時)
3
- 内容
本オプションを指定することにより、1台の千手ブラウザで詳細監視対象として設定可能なフレーム数の上限値が変更されます。
オプションの値には、詳細監視対象として設定可能なフレーム数の上限値を指定します。
2.4.6.9. CalendarWarningEnable-翌年の営業日カレンダー警告オプション-¶
- オプション名
CalendarWarningEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:警告する0:警告しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:警告する
- 内容
本オプションを指定することにより、12月に翌年のカレンダーが存在しない営業日カレンダーの警告を行うかどうかが変更されます。
オプションの値には、警告を行うかどうかを1(警告する)または0(警告しない)で指定します。
2.4.6.10. MessageLogEnable-千手ブラウザメッセージログ出力オプション-¶
- オプション名
MessageLogEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:出力しない1:出力する(接続時に過去メッセージから未表示分のみ取得)2:出力する(接続時に過去メッセージを再取得)
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:出力しない
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザに表示されたメッセージを運用管理コンソール上のログファイルに出力することができます。このログファイルを千手ブラウザメッセージログファイルと呼びます。
オプションの値には、出力を行うかどうかを1または2(出力する)、0(出力しない)で指定します。
ドメインに接続した際に過去メッセージをログに保存する場合は、千手ブラウザオプションNumOfPastNodeMessageErr、NumOfPastNodeMessageWarn、NumOfPastNodeMessageInfo、NumOfPastNodeMessageReplyを設定する必要があります。
なお、上記オプションと併用したときMessageLogEnableに"1"を設定している場合は一度出力されたメッセージは再起動しても出力されません。
千手ブラウザメッセージログファイルについては、 千手ブラウザメッセージログ を参照して下さい。
2.4.6.11. TrialMonitoringLicenseEnable-エクステンションのトライアル利用オプション-¶
- オプション名
TrialMonitoringLicenseEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:有効0:無効
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:有効
- 内容
モニタリングサブシステムのエクステンションは、ライセンスが無いエクステンションについても監視タスクが表示され、1エージェントだけ設定・評価できます。新しい用途のサーバー追加時などの評価時に一時的にトライアルとしてご利用いただけます。
本オプションを指定することにより、モニタリングサブシステムのエクステンションのトライアル利用機能を有効にするかどうか変更することができます。
モニタリングサブシステムのエクステンションのトライアル利用機能を無効に設定すると、ライセンスが無いエクステンションについては監視タスクが表示されなくなります。
オプションの値には、有効にするかどうかを1(有効)または0(無効)で指定します。
2.4.6.12. CheckGenSimDays-実行システム作成チェック運用日付オプション-¶
- オプション名
CheckGenSimDays
- 値の許容(動作保証)範囲
0~31
- デフォルト値(オプション未指定時)
2
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブスケジュールサブシステムの実行システム作成検査の自動実行の実行システム作成チェックを行う運用日付数が変更されます。
オプションの値には、実行システム作成チェックを行う運用日付の日数(単位:日)を、当日を基準にして何日間行うか指定します。デフォルト値では当日と翌日の運用日付が対象となります。
0が指定されると実行システム作成チェックの自動実行機能および、実行システム作成チェックは無効となります。
2.4.6.13. CheckGenSimTime-実行システム作成チェック時刻オプション-¶
- オプション名
CheckGenSimTime
- 値の許容(動作保証)範囲
00:00~23:59
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、実行システム作成チェックを行う時刻が変更され、ジョブスケジュールサブシステムの実行システム作成検査の自動実行機能が有効となります。
オプションの値には、実行システム作成チェックを行う時刻をHH:MMという書式で指定します。値は1分単位で指定できます。
オプションの値を複数指定する場合は、カンマ区切りで指定して下さい。例えば、9時、12時30分、15時、18時45分にチェックを行いたい場合は「09:00,12:30,15:00,18:45」と指定してください。
2.4.6.14. MakeJobWorkDayTableDays-ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力期間オプション-¶
- オプション名
MakeJobWorkDayTableDays
- 値の許容(動作保証)範囲
1~ 31
- デフォルト値(オプション未指定時)
7
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成する際の、対象期間が変更されます。
オプションの値には、稼働日一覧結果ファイルに書き出す対象期間の日数(単位:日)を、当日を基準にして指定します。デフォルト値では当日を含めた1週間(7日間)の稼働日一覧が結果ファイルとして書き出されます。
2.4.6.15. MakeJobWorkDayTableTime-ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力時刻オプション-¶
- オプション名
MakeJobWorkDayTableTime
- 値の許容(動作保証)範囲
00:00~23:59
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成する時刻が変更され、機能が有効となります。未指定の場合は、ジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成は行われません。
オプションの値には、ジョブ稼働日一覧結果ファイルを自動作成する時刻をHH:MMという書式で指定します。値は1分単位で指定できます。
オプションの値を複数指定する場合は、カンマ区切りで指定して下さい。例えば、9時、12時30分、15時、18時45分にチェックを行いたい場合は「09:00,12:30,15:00,18:45」と指定してください。
2.4.6.16. MakeJobWorkDayTableFolder-ジョブ稼働日一覧結果ファイル出力パスオプション-¶
- オプション名
MakeJobWorkDayTableFolder
- 値の許容(動作保証)範囲
256文字
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブスケジュールサブシステムのジョブ稼働日一覧結果ファイルの自動作成先ディレクトリを変更します。本オプションが未指定の場合は、%SENJUHOME%\logディレクトリにジョブ稼働日一覧結果ファイルが生成されます。
オプションの値には、テキストを書き出すディレクトリを指定します。ディレクトリは絶対パスで指定します。
使用可能な文字列は、半角英数字、'/'、'\'、'_'、'-'、'.'、''、(半角スペース)、全角文字です。
2.4.6.17. ScheduledBatchTextExportFolder-定時の一括書き出し(テキストファイル)オプション-¶
- オプション名
ScheduledBatchTextExportFolder
- 値の許容(動作保証)範囲
256文字
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、毎日指定した時刻(デフォルトは午前9:00)に千手ブラウザで接続している全てのドメインについて、ジョブスケジュールのテキストファイルの定時の一括書き出しを行います。書き出しの時刻については、ブラウザオプションScheduledBatchExportTimeを設定することにより指定ができます。
オプションの値には、テキストを書き出すディレクトリを指定します。ディレクトリは絶対パスで指定します。
使用可能な文字列は、半角英数字、'/'、'\'、'_'、'-'、'.'、''、(半角スペース)、全角文字です。
設定したディレクトリには以下のテキストファイルが保存されます。
- ブラウザオプションのディレクトリ\ドメイン名-日付(YYYYMMDD形式)\
- 営業日カレンダー.txt稼働日カレンダー.txtトリガ.txtリソース.txt動作環境.txt動作環境プール.txtジョブ.txtネット.定義有効日.txtシステム.txtジョブサービス.txtジョブレポート.txtジョブ遅延分析.txt
2.4.6.18. ScheduledBatchFileExportFolder-定時の一括書き出し(千手オフライザファイル)オプション-¶
- オプション名
ScheduledBatchFileExportFolder
- 値の許容(動作保証)範囲
256文字
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、毎日指定した時刻(デフォルトは午前9:00)に千手ブラウザで接続している全てのドメインについて、千手オフライザファイルの定時の一括書き出しを行います。書き出しの時刻については、ブラウザオプションScheduledBatchExportTimeを設定することにより指定ができます。
千手オフライザファイルにはイベント、モニタリング、ジョブスケジュール、コンフィグレーション及びITリレーションの定義データが書き出されます。
オプションの値には、千手オフライザファイルを書き出すディレクトリを指定します。ディレクトリは絶対パスで指定します。
使用可能な文字列は、半角英数字、'/'、'\'、'_'、'-'、'.'、''、(半角スペース)、全角文字です。
設定したディレクトリには以下のファイルが保存されます。
ブラウザオプションのディレクトリ\ドメイン名-日付(YYYYMMDD形式).snj
2.4.6.20. LimitsMessageLogSize-千手ブラウザメッセージログファイルサイズオプション-¶
- オプション名
LimitsMessageLogSize
- 値の許容(動作保証)範囲
1048576~10485760
- デフォルト値(オプション未指定時)
1048576
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザメッセージログファイルの切り替えサイズを変更することができます。
オプションの値には、千手ブラウザメッセージログファイルのサイズをバイト単位で指定します。
千手ブラウザメッセージログファイルについては、 千手ブラウザメッセージログ を参照して下さい。
2.4.6.21. PexPauseSkipContinueEnable-連続スキップ/連続一時停止のメニュー表示オプション-¶
- オプション名
PexPauseSkipContinueEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:連続スキップ/連続一時停止のメニューを表示する0:連続スキップ/連続一時停止のメニューを表示しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:連続スキップ/連続一時停止のメニューを表示する
- 内容
連続スキップ指定/解除、及び連続一時停止指定/解除機能が必要ない場合に、本オプションを指定することにより、連続スキップ/連続一時停止のメニューを表示させないようにすることができます。
2.4.6.22. JobWorkDayTableJobEnvCheckEnable-ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの動作環境の指定チェックオプション-¶
- オプション名
JobWorkDayTableJobEnvCheckEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:動作環境の指定をチェックする0:動作環境の指定をチェックしない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:動作環境の指定をチェックする
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの作成時に動作環境の指定チェックを行わないようにすることができます。
自動サイクル運用機能を利用せず、千手ブラウザからのオペレーションによりフレームを作成する場合など、フレーム作成時に動作環境を指定することもできます。そのようなケースで利用するジョブ定義データは、事前に動作環境が指定されている必要はありません。
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェック作成時に、動作環境の指定チェックを行わず、当該フレーム/ネット/ジョブが指定日に稼働するという判定を行うことができます。
2.4.6.23. JobWorkDayTableCalendarCheckEnable-ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの稼働日カレンダーの指定チェックオプション-¶
- オプション名
JobWorkDayTableCalendarCheckEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:稼働日カレンダーの指定をチェックする0:稼働日カレンダーの指定をチェックしない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:稼働日カレンダーの指定をチェックする
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの作成時に稼働日カレンダーの指定チェックを行わないようにすることができます。
自動サイクル運用機能を利用した場合、稼働日カレンダーが指定されていない場合は、全て稼働日として動作します。そのようなケースで利用するジョブ定義データは、稼働日カレンダーが指定されている必要はありません。
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェック作成時に、稼働日カレンダーの指定チェックを行わず、当該フレーム/ネット/ジョブが指定日に稼働するという判定を行うことができます。
2.4.6.24. JobMonitorOperationEnable-Operators権限のユーザーでジョブモニタでのフレーム定義の編集許可オプション-¶
- オプション名
JobMonitorOperationEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:Operators権限のユーザーでジョブモニタでの編集を許可する0:Operators権限のユーザーでジョブモニタでの編集を許可しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:Operators権限のユーザーでジョブモニタでの編集を許可しない
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ユーザーのOperatorsグループに登録したユーザーでログインした際にジョブモニタでのフレーム定義の編集を行えるようになります。
2.4.6.25. LimitsSpecRBASchBookMon-詳細監視実行ブック数上限オプション-¶
- オプション名
LimitsSpecRBASchBookMon
- 値の許容(動作保証)範囲
3 ~ 8
- デフォルト値(オプション未指定時)
3
- 内容
本オプションを指定することにより、1台の千手ブラウザで詳細監視対象として設定可能な実行ブック数の上限値が変更されます。
オプションの値には、詳細監視対象として設定可能な実行ブック数の上限値を指定します。
2.4.6.26. GnmOsRebootEnable-グローバルノードモニタからのマシン電源制御オプション-¶
- オプション名
GnmOsRebootEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:許可する0:許可しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:許可する
- 内容
本オプションを指定することにより、グローバルノードモニタで「リブート」「電源ON」「電源OFF」の操作を可能にするかどうかを変更することができます。
オプションの値には、許可するかどうかを1(許可する)または0(許可しない)で指定します。
オプションの値に0を指定することでOperators権限のユーザー等に対してグローバルノードモニタからのマシンの電源操作を制限することができます。
2.4.6.27. GnmSenjuStartStopEnable-グローバルノードモニタからの千手制御オプション-¶
- オプション名
GnmSenjuStartStopEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:許可する0:許可しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:許可する
- 内容
本オプションを指定することにより、グローバルノードモニタで「千手システムプロセス起動」「千手システムプロセス停止」の操作を可能にするかどうかを変更することができます。
オプションの値には、許可するかどうかを1(許可する)または0(許可しない)で指定します。
オプションの値に0を指定することでOperators権限のユーザー等に対してグローバルノードモニタからの千手の起動停止操作を制限することができます。
2.4.6.28. VmmVmControlEnable-バーチャルノードモニタからの仮想マシン制御オプション-¶
- オプション名
VmmVmControlEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 1:許可する0:許可しない
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:許可する
- 内容
本オプションを指定することにより、バーチャルノードモニタで「起動」「停止」「一時停止」「仮想マシンのオフライン移行」「仮想マシンのオンライン移行」の操作を可能にするかどうかを変更することができます。
オプションの値には、許可するかどうかを1(許可する)または0(許可しない)で指定します。
オプションの値に0を指定することでOperators権限のユーザー等に対してバーチャルノードモニタからの仮想マシンの操作を制限することができます。
2.4.6.29. MessageMonitorDefaultRelationViewId-メッセージモニタからのデフォルトリレーション名-¶
- オプション名
MessageMonitorDefaultRelationViewId
- 値の許容(動作保証)範囲
64文字
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、メッセージモニタからリレーションモニタを開く際の、リレーション名を指定することができます。
本オプションを指定しない場合、リレーション選択ダイアログが表示され、表示するリレーションを選択する必要がありますが、本オプションを指定した場合、リレーション選択ダイアログは表示されず、直接リレーションモニタが表示されます。 オプションの値には、定義済みのリレーション名を指定します。
使用可能な文字列は、タブ、'!'、';'、'''、'"'、'$'を除くすべての文字です。
2.4.6.30. MakeJobWorkDayTableOutputFile-ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの結果出力制御オプション-¶
- オプション名
MakeJobWorkDayTableOutputFile
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:クリップボードへのコピー1:クリップボードへのコピー及びテキストファイルへの出力
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:クリップボードへのコピー
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの結果出力を、クリップボードへのコピーのみとするか、クリップボードへのコピー及びテキストファイルへの出力とするかを指定することができます。
本オプションに1を指定した場合、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの作成時にファイル出力ダイアログが表示され、クリップボードの内容をコピーしなくても直接ファイルに出力することができます。
2.4.6.31. MakeJobWorkDayTableOutputFrame-ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックの出力フォーマット指定オプション-¶
- オプション名
MakeJobWorkDayTableOutputFrame
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:フレーム定義有効日の行を出力しない1:フレーム定義有効日の行を出力する
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:フレーム定義有効日の行を出力する
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブ稼働日一覧/ジョブ差分一覧/トリガの参照先チェックのヘッダー部にフレーム.定義有効日行を出力するかをどうかを指定することができます。オプションの値に0が指定された場合、フレーム.定義有効日行は出力されません。
2.4.6.32. ScheduledBatchExportTime-定時の一括書き出し時刻オプション-¶
- オプション名
ScheduledBatchExportTime
- 値の許容(動作保証)範囲
00:00~23:59
- デフォルト値(オプション未指定時)
9:00
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザで接続している全てのドメインについて、ジョブスケジュールのテキストファイル、千手オフライザファイルの定時の一括書き出しを行う時刻が変更されます。未指定の場合は、午前9:00にファイルが作成されます。
オプションの値には、ファイルを自動作成する時刻をHH:MMという書式で指定します。値は1分単位で指定できます。
2.4.6.33. IncrementalQuickFilterEnable -クイックフィルタの逐次絞り込み機能-¶
- オプション名
IncrementalQuickFilterEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:逐次絞り込みを無効にする1:逐次絞り込みを有効にする
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:逐次絞り込みを有効にする
- 内容
本オプションを指定することにより、クイックフィルタでのオブジェクト絞り込みを方法を変更します。逐次絞り込み有効時は、絞り込み入力のたびに即座に絞り込みを反映します。逐次絞り込み無効時は、エンターを入力時のみ絞り込みの反映をします。
2.4.6.34. QuickFilterBgColor -クイックフィルタの千手ブラウザ背景色-¶
- オプション名
QuickFilterBgColor
- 値の許容(動作保証)範囲
RGB値(0,0,0~255,255,255)
- デフォルト値(オプション未指定時)
RGB値(255,246,206)
- 内容
本オプションを指定することにより、千手ブラウザのメインウィンドウのツリービュー、及びリストビューの背景色を任意に変更することが可能になります。オプションが未設定の場合、及び、値が無効の場合は、デフォルト値が適用されます。
2.4.6.35. LimitsNumOfJobNetInJobActivity-ジョブアクティビティの最大項目(ジョブ・分岐ジョブ・ネット・フレーム)数-¶
- オプション名
LimitsNumOfJobNetInJobActivity
- 値の許容(動作保証)範囲
0以上
- デフォルト値(オプション未指定時)
50,000
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブアクティビティに表示できる項目数(ジョブ数、分岐ジョブ数、ネット数、フレーム数の合計)を任意に変更することが可能になります。オプションが未設定の場合は、デフォルト値が適用されます。
本オプションの値の許容上限は4GB物理メモリを装着するWindows 7の場合から算出されています。8GB物理メモリを装着するWindows 7の場合はこの上限を300,000に変更することが可能となります。
0~9以外の文字を指定した場合は0になります。0または0未満の数字を指定した場合はジョブアクティビティに何も表示されません。
2.4.6.45. BrowserOptionEnable -ブラウザオプション設定メニューの選択抑止オプション-¶
- オプション名
BrowserOptionEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:[千手ブラウザオプション設定]メニューを非活性にする1:[千手ブラウザオプション設定]メニューを活性にする
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:[千手ブラウザオプション設定]メニューを活性にする
- 内容
本オプションを指定することにより[オプション]→[千手ブラウザオプション設定]メニューを活性にするかどうか変更することができます。
注釈
- 本オプションで[千手ブラウザオプション設定]メニューを非活性に設定すると、千手ブラウザから千手ブラウザオプションの設定が行えなくなります。
[千手ブラウザオプション設定]メニューを非活性から活性に復帰するには、千手ブラウザオプション設定ファイル(BrowserOption.txt)を直接編集し、BrowserOptionEnable の値を"1"に変更して下さい。
- 設定ファイル
- Windowsの動作のため千手ブラウザの起動方法により設定ファイル(BrowserOption.txt)の保存箇所が異なります。千手ブラウザを 「管理者として実行」 で起動した場合、設定ファイル( BrowserOption.txt )は、
千手ブラウザインストールフォルダ\SbBin\
に保存されます。起動しなかった場合は、%USERPROFILE%\APPDATA\Roaming\Senju Browser xx.0.0\SbBin\
に保存されます。
- 設定内容
- オプション(BrowserOptionEnable)の値を"1"に変更して下さい。
BrowserOptionEnable=1
2.4.6.46. ErrDefImportEnable -データインポート時の読み込み制御オプション-¶
- オプション名
ErrDefImportEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:全ての定義を読み込まない1:エラーでない定義は読み込む
- デフォルト値(オプション未指定時)
1:エラーでない定義は読み込む
- 内容
本オプションを指定することにより、データのインポート時に、エラーとなる定義が存在した場合に、エラーでない定義は読み込むか、全ての定義を読み込まないか、1件でもエラーがあれば全ての定義を読み込まないかを変更することができます。
注釈
ノードグループのデータの一括読み込み、データの読み込みに関しては、本オプション機能をサポートしていません。
2.4.6.47. VMMNodeMonitorForFilterEnable -ネーミングフィルタ適用時のバーチャルノードモニタの起動抑止オプション-¶
- オプション名
VMMNodeMonitorforfilterEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:起動を許可しない1:起動を許可する
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:起動を許可しない
- 内容
本オプションを指定することにより、ネーミングフィルタが適用されている千手ユーザーが、バーチャルノードモニタを起動可能かどうかを変更することができます。
起動を許可する場合、バーチャルノードモニタにはネーミングフィルタの定義は適用されません。
2.4.6.48. LimitsDefNameFilter -ネーミングフィルタのフィルタ条件数上限オプション-¶
- オプション名
LimitsDefNameFilter
- 値の許容(動作保証)範囲
0~512 (0:無制限)
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:無制限
- 内容
本オプションを指定することにより、ネーミングフィルタのプロパティの「フィルタ指定」フィールドにて、一つのフィルタリング対象に対して";"区切りで同時に指定可能なフィルタ条件の上限数を指定できます。
2.4.6.49. ScheduledTimelineExportFolder -ジョブアクティビティ比較データの定時の書き出しフォルダオプション-¶
- オプション名
ScheduledTimelineExportFolder
- 値の許容(動作保証)範囲
256文字
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し
- 内容
本オプションを指定することにより、毎日指定した時刻(デフォルトは午前9:00)にジョブアクティビティで現在の比較条件について、比較データファイルの定時の書き出しを行います。書き出しの時刻については、ブラウザオプションScheduledTimelineExportTimeを設定することにより指定ができます。
ジョブアクティビティ比較データファイルには現在のジョブアクティビティ比較条件で取得した比較元運用日付および比較先運用日付のフレームデータが書き出されます。
オプションの値には、ジョブアクティビティ比較データファイルを書き出すディレクトリを指定します。ディレクトリは絶対パスで指定します。
使用可能な文字列は、半角英数字、'/'、'\'、'_'、'-'、'.'、' '(半角スペース)、全角文字です。
設定したディレクトリには以下のファイルが保存されます。
ブラウザオプションのディレクトリ\タイムライン_ドメイン名_日付(YYYYMMDD形式).txt
2.4.6.50. ScheduledTimelineExportTime -ジョブアクティビティ比較データの定時の書き出し時刻オプション-¶
- オプション名
ScheduledTimelineExportTime
- 値の許容(動作保証)範囲
00:00~23:59
- デフォルト値(オプション未指定時)
09:00
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブアクティビティの比較データの定時の書き出しを行う時刻が変更されます。未指定の場合は、午前09:00に比較データファイルが作成されます。
オプションの値には、比較データファイルを自動作成する時刻をHH:MMという書式で指定します。値は1分単位で指定できます。
2.4.6.51. JobNetFutureValidDateEnable -定義が有効なネットの存在有無チェックオプション-¶
- オプション名
JobNetFutureValidDateEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:定義が有効なネットが存在するかチェックしない1:定義が有効なネットが存在するかチェックする
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:定義が有効なネットが存在するかチェックしない
- 内容
本オプションを指定することにより、定義が有効なネットが存在するかチェックを行います。
システムにネットを登録する際に、ネットの定義有効開始日がシステムの運用開始日より未来日付であった場合に登録できなくなります。
ネット内に下位のネットを登録する際に、下位のネットの定義有効開始日が当日より未来日付であった場合に登録できなくなります。
上記は以下の操作で動作します。
千手ブラウザの各プロパティからの登録・更新操作。
千手ブラウザでのドラッグ&ドロップによる登録・更新操作。
データの読み込みによる登録・更新操作。
ジョブエディタでの登録・更新操作。
2.4.6.52. ITRelationForFilterEnable -ネーミングフィルタ適用時のITリレーションエンティティの表示およびリレーションモニタの起動抑止オプション-¶
- オプション名
ITRelationForFilterEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:表示および起動を許可しない1:表示および起動を許可する
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:表示および起動を許可しない
- 内容
本オプションを指定することにより、ネーミングフィルタが適用されている千手ユーザーが、ITリレーションエンティティの表示およびリレーションモニタの起動が可能かどうかを変更することができます。
2.4.6.53. PexRelatingDataExportMakeSubFolder-関係するデータの一括書き出しのフォルダ作成オプション-¶
- オプション名
PexRelatingDataExportMakeSubFolder
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:作成しない1:システム毎にフォルダを作成する2:システムおよびフレーム毎にフォルダを作成する
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:作成しない
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブスケジュールサブシステムでシステムもしくはシステム内ネットのコンテキストメニューから「関係するデータの一括書き出し」を実行した際に、出力される定義ファイルについてシステム毎もしくはシステムおよびフレーム毎にフォルダを分けて、それらに関係する定義を別々に出力することができます。
2.4.6.54. RemoteUpdateEnable-リモートアップデート機能の有効無効オプション-¶
- オプション名
RemoteUpdateEnable
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:"ノードのアップデート""ノードのアップグレード"コンテキストメニューを表示しない1:"ノードのアップデート""ノードのアップグレード"コンテキストメニューを表示する
- デフォルト値(オプション未指定時)
0:"ノードのアップデート""ノードのアップグレード"コンテキストメニューを表示しない
- 内容
本オプションを指定することにより、ノードのコンテキストメニューに"ノードのアップデート"、"ノードのアップグレード"を表示するかどうか変更することができます。
2.4.6.55. LimitsPexDisplayListItems-ジョブ/ネット/トリガの一覧表示件数抑制オプション-¶
- オプション名
LimitsPexDisplayListItems
- 値の許容(動作保証)範囲
1~1000
- デフォルト値(オプション未指定時)
1000
- 内容
本オプションを指定することにより、ジョブエディタにてジョブ/ネット/トリガの追加画面の一覧に表示する最大件数を制限します。
2.4.6.56. NumOfMessageLinesAcquiredOnce-ログビューアからのメッセージログ取得行数オプション-¶
- オプション名
NumOfMessageLinesAcquiredOnce
- 値の許容(動作保証)範囲
200~10000
- デフォルト値(オプション未指定時)
1000
- 内容
本オプションを指定することにより、ログビューアで1回のメッセージログの取得行数を設定します。
2.4.6.57. NumOfOperationLinesAcquiredOnce-ログビューアからのオペレーションログ取得行数オプション-¶
- オプション名
NumOfOperationLinesAcquiredOnce
- 値の許容(動作保証)範囲
200~10000
- デフォルト値(オプション未指定時)
1000
- 内容
本オプションを指定することにより、ログビューアで1回のオペレーションログの取得行数を設定します。
2.4.6.58. LogFilterHankakuKanaOn-半角カナを含むログフィルタの作成オプション-¶
- オプション名
LogFilterHankakuKanaOn
- 値の許容(動作保証)範囲
- 0:許可しない1:許可する
- デフォルト値(オプション未指定時)
設定値無し(0:許可しない と同様)
- 内容
本オプションを指定することにより、半角カナを含むログフィルタが作成できるようになります。