Japan

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導入事例

情報通信業 H社様

バックグラウンド

顧客ビジネス

・情報サービス企画・開発・販売

運用対象システム

・IoT(Internet of Things)情報収集・分析支援システム

プロジェクト背景

・処理データ量の飛躍的増大によるオンプレ環境でのITリソース逼迫

・今後のデータ量の増大も見越した「迅速」かつ「柔軟な」ITリソースの調達を目的にAWSへの移行を決定

・処理能力向上を目的としたDBシステム再構築

要件及び課題

・システム運用機能はサービス提供され、利用者側での維持管理不要であること。

・DBのバックアップやジョブ制御等、日常の運用を自動化して運用負荷を軽減できること。また、障害発生時の一次切り分けや連絡(電話、メール)が自動的に行われ、障害対応の迅速化が図れること。

・AZ障害時の切り替えが自動的に行われること。

・AutoScalingインスタンスの監視に対応できること。

・サーバリソースの稼働統計を収集し、リソースのトレンドを分析できること。各AutoScalingインスタンスやAutoScalingグループ全体でのリソースの稼働統計を取得できること

・ユーザ影響のあるインシデントが一元的に蓄積され、保守ベンダーを含む関係者で共有できること

システム構成図

mPLAT採用理由

・システム監視、ジョブ管理、インシデント管理等のシステム運用機能がワンストップでSaaSサービス提供される点

・障害発生時の自動電話通知が可能な点。また、障害発生箇所や時間帯により連絡ルート(コール先、コール順)を柔軟に設定できる点。

・AutoScalingインスタンス監視に対応している点。AutoScalingのキャパシティ管理が可能である点。

導入後の効果

・オンプレミス環境では必要であった運用管理基盤の専任の管理者が不要

・日常運用は完全に自動化され、運用工数が30%削減

・障害時の自動電話通知により平均障害対応時間が50%短縮

・AZ障害時のルートテーブル変更による切り替えをランブックオートメーションにより自動化

・AutoScalingインスタンスを含むサーバリソースの稼働トレンドが可視化され、タイムリーなリソース増強が可能

・ユーザ影響のあるインシデントが関係者で共有され、適切かつタイムリーな対応が可能

今後の期待

・保守ベンダーによる本番作業申請のワークフロー管理をmPLATで実施し、作業の可視化と統制強化を図る

・定型的な維持管理作業を作業申請と連動して自動的に実行することで、作業効率化と品質強化を図る