4.2. モニタリングの使い方¶
この章では、千手システムのモニタリングサブシステムの使い方を説明します。
参考
この章では、千手システムの千手マネージャ、千手エージェントの構成を前提に記述しています。Senju Operation Conductor のエージェントが接続されている環境に関しては、 「マイグレーションガイド」 を併せて参照して下さい。
4.2.1. モニタリングの流れ¶
モニタリングの登録・監視する際の流れを次に示します。
モニタリングの定義を登録して監視を行い、結果の確認を行います。
- 管理計画の決定
モニタリングするノードについて、次のことを決定しておきます。
- ノード構成情報の決定
- 管理対象ノードを千手エージェントとするか、千手センサーとして管理するか決めて下さい。千手センサーの場合は、情報の取得方法(WMI、SNMP)やプローブノードを決めて下さい。また、トラップ受信を行う場合は、SNMPコレクタノードを決めて下さい。
- 監視スケジュール
- 各ノードに対し、監視スケジュールを日別、時刻別に定義し、監視する時間帯を決めて下さい。監視しない時間帯に発行されたメッセージをモニタに表示するかどうかはメッセージIDの属性に従います。(メッセージ 参照 )
- タスクスケジュール
- 監視タスクの監視の開始/停止、異常・警告しきい値や検査間隔の変更を行う時間帯を決めて、タスクスケジュールを作成して下さい。(タスクスケジュール 参照 )
- 管理対象ノードの登録
- モニタリングを行うノードの情報を登録します。ノードの登録は、千手ブラウザから行います。(ノードグループ 参照 )
- 管理対象ノードの登録
監視する項目や、異常・警告しきい値などの設定を決めます。以下の項目が監視できます。
システム情報監視
ディスク監視
プロセス監視
詳細情報監視
WEBサーバー監視
DBサーバー監視
MAILサーバー監視
APサーバー監視
ERPパッケージ監視
ネットワーク監視
バーチャリゼーション監視
クラウドサービス監視
カスタム監視
ログ監視
トラップ受信機能では、フィルタの設定内容などを決めます。
- 定義の作成
- モニタリング内容の決定に基づいて、システム情報定義、ディスク監視定義、プロセス監視定義、フィルタ定義、ログ監視定義等を作成し、実際の監視を行います。必要に応じタスクスケジュールの設定を行って下さい。
監視結果の履歴データの蓄積については、 キャパシティ を参照して下さい。
- モニタリング結果の参照
- ノードの稼働状況、及び登録した監視内容の状況は、グローバルノードモニタ、ノードモニタから参照できます。仮想サーバーホストと仮想マシンの状況については、バーチャルノードモニタから参照できます。ノードの構成情報については、構成モニタから参照できます。
4.2.2. システム情報監視¶
システム情報の監視では、管理対象ノードについての以下の資源を監視します。
CPU使用率
仮想メモリ使用率(UNIX/Linuxはスワップファイル容量、Windowsは仮想メモリ)
稼働プロセス数
また、ICMPパケットを用いてのPing応答確認により、ノードの稼働状況を監視します。
これらの監視定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視対象として登録した資源について、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
4.2.2.1. 設定方法¶
CPU使用率、仮想メモリ使用率、稼働プロセス数、Ping応答確認の監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[システム情報]タブを選択します。
図 4.2 ノードのプロパティ([システム情報]タブ)¶
CPU使用率、仮想メモリ使用率、稼働プロセス数の各項目を入力し、Ping応答確認をチェックの状態にし、[OK]ボタンを押下します。これにより、CPU使用率、仮想メモリ使用率、稼働プロセス数の監視タスクが登録され監視を開始します。Ping応答確認の設定内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから<ドメイン>を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(ノード定義)]を実行して下さい。これにより、Ping応答確認の監視を開始します。
4.2.2.2. 監視結果確認¶
<グローバルノードモニタでの確認>
千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択します。
図 4.3 グローバルノードモニタ¶
千手システムが監視しているノードが一覧表示されます。システム情報カラムに監視結果が表示されます。
CPUカラムにはCPUの使用率、仮想メモリカラムには仮想メモリの使用率と全体量、稼働プロセス数カラムには現在そのノードで稼働している全プロセス数が表示されます。また、Ping応答確認カラムには、Ping応答の有無が「OK」または「NG」で表示されます。
<ノードモニタでの確認>
グローバルノードモニタで確認するノードをダブルクリックします。
図 4.4 ノードモニタ([システム情報]タブ)¶
ノードモニタの[システム情報]タブにCPU使用率や仮想メモリ、稼働プロセス数を監視した結果と異常・警告しきい値、監視動作の状態、現在表示している結果を取得した時間が表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
注釈
HP-UXを千手センサーとして登録した場合、初回はグローバルノードモニタとノードモニタに"-"で表示されます。2回目以降はデータを表示します。
参考
HP-UXを千手センサーとして登録した場合、仮想メモリ使用率を取得できない可能性があります。詳細情報の仮想メモリ使用率(%)[UNIX]を利用してください。詳細は 詳細情報監視 を参照して下さい。
4.2.3. ディスク監視¶
ディスク監視では、管理対象ノードのディスク使用率、使用量、未使用量についての監視を行います。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視対象として登録したディスクについて、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
4.2.3.1. 設定方法¶
ディスクの監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[ディスク]タブを選択します。
「管理対象ノードのディスク」フレームの一覧リストには、ノードのローカルディスクが一覧表示されます。
図 4.5 ノードのプロパティ([ディスク]タブ)¶
ディスク使用率の異常・警告しきい値を登録します。
検査対象とするディスク名を「管理対象ノードのディスク」フレームの一覧リストから選択して、[↓追加]ボタンを押下します。使用率の異常・警告しきい値を設定する検査対象ディスクのプロパティが開きます。
図 4.6 検査対象ディスクのプロパティ¶
判定条件の使用率、使用量、未使用量の各項目で監視する必要項目を「監視」に設定し、異常・警告しきい値を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
4.2.3.2. 監視結果確認¶
<グローバルノードモニタでの確認>
千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択します。
図 4.7 グローバルノードモニタ¶
千手システムが監視しているノードが一覧表示されます。ディスクカラムに監視した結果、異常しきい値を超えていない正常ディスク数(警告ディスク数を含む)と異常しきい値を超えた異常ディスク数が表示されます。
<ノードモニタでの確認>
グローバルノードモニタで確認するノードをダブルクリックします。ノードモニタが表示されますので、[ディスク]タブを選択します。
図 4.8 ノードモニタ([ディスク]タブ)¶
ノードモニタの[ディスク]タブでは、「ディスク一覧」フレームの一覧リストには、そのノードで検査対象となっているディスクの監視結果が一覧表示されます。また、「ディスク一覧」フレームの一覧リストのディスクを選択すると、詳細フィールドにそのディスクの詳細な情報が表示されます。ディスク使用率や使用量、未使用量を監視した結果と異常・警告しきい値、監視動作の状態、現在表示している結果を取得した時間などが表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
4.2.4. プロセス監視¶
プロセス監視では、監視対象ノードで稼働しているプロセスの稼働状況やリソース使用状況等を監視できます。
プロセス監視では、ユーザー起動プロセス監視と千手起動プロセス監視の二通りの監視ができます。
ユーザー起動プロセスは、監視対象プロセスとして登録することにより、プロセスが停止した場合に障害メッセージを出力します。また、各プロセスのCPU使用率、仮想メモリ使用量、稼働数の情報を取得することもできます。登録されているプロセスはノードモニタから状況を見ることができます。
千手起動プロセスは、予め起動アカウントと最大再起動回数を登録しておくことにより、千手ブラウザから遠隔起動や停止が行えます。さらに、そのプロセスが異常終了した場合に、登録されたアカウント、最大再起動回数以内で千手システムが自動的に再起動を行います。また、プロセスの終了コードにより正常終了、異常終了を判定し、プロセスが異常終了した場合には、障害メッセージをメッセージモニタに出力します。また、登録されているプロセスはノードモニタから状況を見ることや、起動停止ができます。
4.2.4.1. 設定方法¶
<ユーザー起動プロセス>
ユーザー起動プロセスの監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[プロセス]タブを選択します。
図 4.9 ノードのプロパティ([プロセス]タブ)¶
プロセスの稼働監視、CPU使用率監視、仮想メモリ使用量監視、稼働数監視を行うプロセス名を「監視対象プロセス」フレームの一覧リストから選択して、[↓追加]ボタンを押下します。ユーザー起動プロセスのプロパティウィンドウが開きます。
図 4.10 ユーザー起動プロセスのプロパティ¶
プロセスの稼働監視、CPU使用率、仮想メモリ使用量、稼働数の各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、ユーザー起動プロセスの監視タスクが登録され、監視を開始します。
<千手起動プロセス>
千手起動プロセスは、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[プロセス]タブを選択します。
ノードのプロパティ([プロセス]タブ)にて、「千手起動プロセス」フレームの[追加]ボタンを押下します。千手起動プロセスのプロパティウィンドウが開きます。
図 4.11 千手起動プロセスのプロパティ¶
プロセス名や起動シーケンスなどを入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。
[プロセス]タブで千手起動プロセスを設定した内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから反映させるノードを選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(監視属性)]を実行して下さい。これにより、千手起動プロセスの監視を開始します。
注釈
管理対象ノードにおいて千手が起動していない状態で、[反映(監視属性)]を行うと失敗します。
4.2.4.2. 監視結果確認¶
<グローバルノードモニタでの確認>
千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択します。
図 4.12 グローバルノードモニタ¶
千手システムが監視しているノードが一覧表示されます。プロセスカラムに監視した結果が表示されます。
ユーザー起動プロセスでは、「(稼働監視/CPU 使用率/仮想メモリ使用量監視で、異常しきい値の範囲外が無いため異常が無い)の稼働プロセス数」+「ユーザー起動プロセス(稼働数監視)の異常しきい値以上の数のプロセスが稼働しているため正常と判定された監視タスク数」が稼働中にカウントされます。
異常にカウントされるのは「(稼働監視/CPU 使用率/仮想メモリ使用量で1つ以上異常しきい値の範囲外のため異常がある)の稼働プロセス数」+「(稼働監視/CPU 使用率/仮想メモリ使用量)の監視のみで(稼働数監視)を同一のプロセス名に対して監視を行わない場合に、プロセスが稼働していない場合の監視タスク数」+「ユーザー起動プロセス(稼働数監視)の異常しきい値より少ない数のプロセスが稼働しているため異常と判定された監視タスク数」です。
千手起動プロセスでは、プロセスが稼働している場合に稼働中にカウントされます。プロセスが正常終了した場合は正常停止にカウントされます。プロセスが異常終了した場合には異常にカウントされます。
<ノードモニタでの確認>
グローバルノードモニタで確認するノードをダブルクリックします。ノードモニタが表示されますので、[プロセス]タブを選択します。
図 4.13 ノードモニタ([プロセス]タブ)¶
ノードモニタの[プロセス]タブの「監視対象プロセス」フレームにはユーザー起動プロセスの監視結果が、「千手起動プロセス」フレームには、千手起動プロセスの稼働状況が表示されます。
「監視対象プロセス」フレームの「監視タスク」一覧リストにて監視タスクを選択することにより、プロセス毎に稼働状況やCPU使用率、仮想メモリ使用量、プロセスの状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
4.2.5. 詳細情報監視¶
詳細情報監視では、より詳細な監視を行うことができます。
管理対象ノードのシステム情報監視/ディスク使用率/プロセス監視
物理メモリ使用率
実行待ちスレッド数やプロセス数
稼働スレッド数
親プロセスのプロセス別CPU使用率/メモリ使用量
上位n個のプロセス別CPU使用率/メモリ使用量
同一プロセス名稼働数の監視
システムポート稼働状況
ファイル改竄状況
Windowsサービスの稼働状況
コマンド実行にかかる時間
ディスクのI/O状況
OS稼働日数
など
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
4.2.5.1. 設定方法¶
詳細情報監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[詳細情報]タブを選択します。
「監視項目」フレームの一覧リストには、詳細情報監視の定義可能な監視項目が一覧表示されます。
図 4.14 ノードのプロパティ([詳細情報]タブ)¶
定義の例としてここでは、「サービス稼働確認[WMI]」を登録する場合について説明します。
「監視項目」フレームの一覧リストから「サービス稼働確認[WMI]」を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.15 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
4.2.5.2. 監視結果確認¶
<グローバルノードモニタでの確認>
千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択します。
図 4.16 グローバルノードモニタ¶
千手システムが監視しているノードが一覧表示されます。詳細情報の監視の結果が、詳細情報カラムに監視タスク毎に、正常数(警告数を含む)と異常数として表示されます。
<ノードモニタでの確認>
グローバルノードモニタで確認するノードをダブルクリックします。ノードモニタが表示されますので、[詳細情報]タブを選択します。
図 4.17 ノードモニタ([詳細情報]タブ)¶
ノードモニタの[詳細情報]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「サービス稼働確認[WMI]」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
4.2.6. WEBサーバー監視[EXTENSION]¶
WEBサーバー監視では、WEBサーバーの応答確認や応答時間の監視が行えます。また、ApacheやIISに関しては、サーバーアクセス数や転送バイト数など、より詳細なWEBサーバーに関する監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
注釈
URLを指定する監視タスクでは、実際の監視動作はその監視タスクが作成されたノードではなく、指定したURLに対して行われます。対象ノード上のWebサーバーにアクセスするURLを指定して下さい。
WEBサーバー監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからWEBサーバーのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.18 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「URL応答確認」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「WEBサーバー」で、エクステンション名が「WEB-Standard監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「URL応答確認」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.19 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.20 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、WEBサーバーの監視の結果は、WEBサーバーのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「URL応答確認」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにWEBサーバーカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
4.2.7. DBサーバー監視[EXTENSION]¶
DBサーバー監視では、Oracle、SQL Server、DB2 UDB、PostgreSQLのDBサーバーの各種監視ができます。例えば、Oracleのテーブルスペース空き容量や使用量、DB接続やSQL文の実行にかかる時間、SQL Serverのデータベースデータ領域の合計や使用量、DB接続やSQL文の実行にかかる時間、DB2 UDBの表スペースの合計ページ数や使用可能ページ数、DB接続やSQL文の実行にかかる時間、PostgreSQLのデータベースフラグメンテーション率などの監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
DBサーバー監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからDBサーバーのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.21 ノードモニタのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「SQL Serverのデータベース データ領域 使用量(MB)」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「DBサーバー」でかつ、エクステンション名が「SQL Server監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「SQL Serverのデータベース データ領域 使用量(MB)」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.22 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.23 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、DBサーバーの監視の結果は、DBサーバーのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「SQL Serverのデータベース データ領域 使用量(MB)」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにDBサーバーカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
4.2.8. MAILサーバー監視[EXTENSION]¶
MAILサーバー監視では、SMTP、POP3、IMAPのポート監視やメール送受信にかかる時間の監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
MAILサーバー監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからMAILサーバーのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.24 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「SMTPポート稼働確認」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「Mailサーバー」でかつ、エクステンション名が「Mail-Standard監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「SMTPポート稼働確認」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.25 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.26 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、MAILサーバーの監視の結果は、MAILサーバーのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「SMTPポート稼働確認」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにMAILサーバーカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
4.2.9. APサーバー監視[EXTENSION]¶
APサーバー監視では、WebLogic、JBoss、.NET Frameworkのアプリケーションサーバーの各種情報の監視を行うことができます。例えば、APサーバー稼働状況やJDBC接続プール接続数、JVMヒープ使用率などの監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
APサーバー監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからAPサーバーのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.27 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「WLS:APサーバー稼働状況」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「APサーバー」でかつ、エクステンション名が「WebLogic監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「WLS:APサーバー稼働状況」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.28 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.29 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、APサーバーの監視の結果は、APサーバーのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「WLS:APサーバー稼働状況」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにAPサーバーカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
4.2.10. ERPパッケージ監視[EXTENSION]¶
ERPパッケージ監視では、mySAPの各種情報の監視を行うことができます。例えば、バッファ領域使用率やダイアログ応答時間などの監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
ERPパッケージ監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからERPパッケージのノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.30 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「mySAP:バッファ ディレクトリ使用率(%)」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「ERPパッケージ」でかつ、エクステンション名が「mySAP監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「mySAP:バッファ ディレクトリ使用率(%)」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.31 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.32 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、ERPパッケージの監視の結果は、ERPパッケージのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「mySAP:バッファ 領域使用率(%)」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにERPパッケージカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
4.2.11. ネットワーク監視¶
ネットワーク監視では、ICMPによるパケット到達度やパケット応答率、SNMPによる送受信のデータ数や送受信のエラーパケット数などネットワーク情報の監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
ネットワーク監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.33 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「ネットワーク」でかつ、エクステンション名が「SNMP監視」の行を選択します。監視項目の一覧リストから監視項目名が「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.34 監視タスクのプロパティ¶
判定条件や、パラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.35 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、ネットワークの監視の結果は、ネットワークのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにネットワークカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
注釈
- SNMPを用いた監視を行うには、監視対象ノードのSNMPエージェントが以下のように設定されている必要があります。
SNMPエージェントが稼働していること。
SNMPエージェントにリモートからアクセスできること。
SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3のいずれかでアクセスできること。
情報を取得するOIDにアクセスできること。
4.2.12. バーチャリゼーション監視[EXTENSION]¶
バーチャリゼーション監視では、仮想サーバーホストと仮想マシンの各種リソース情報の監視を行うことができます。例えば、ESXサーバーホストのCPU使用率や仮想マシンのメモリ使用率などの監視を行うことができます。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
バーチャリゼーション監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.36 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「VMware:仮想マシン CPU使用率(%)」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「バーチャリゼーション」でかつ、エクステンション名が「VMware監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「VMware:仮想マシン CPU使用率(%)」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.37 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.38 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、バーチャリゼーションの監視の結果は、バーチャリゼーションのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「VMware:仮想マシン CPU使用率(%)」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにバーチャリゼーションカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
VMware監視を行うには、プローブノードにツールキットをインストールする必要があります。ツールキットのパッケージは、OSの種類ごとに異なります。必要なツールキットの入手方法につきましては、ベンダーにお問い合わせ下さい。詳細は リリースノート の 連携プロダクト を参照して下さい。
VMware監視を行っている千手センサーを削除する場合は、ノードのプロパティ[拡張機能]タブのエクステンション名が「VMware監視」の監視タスクをすべて削除し、反映(監視属性)を行ってから削除して下さい。
4.2.13. クラウドサービス監視[EXTENSION]¶
クラウドサービス監視では、クラウドサービス(Amazon Web ServicesやMicrosoft Azure)で提供される各種サービスの監視を行うことができます。例えば、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)のCPU使用率やステータスチェックなどの監視を行うことができます。
クラウドサービス監視は、Senju DevOperation Conductor Extension Pack を適用することにより使用可能となります。Senju DevOperation Conductor Extension Pack については、 Senju/DC サポートサイト を参照してください。
監視の定義を千手ブラウザより登録し、監視を実施します。監視結果は、各種モニタ画面(グローバルノードモニタ/ノードモニタ)にてその監視状況を表示できます。予め設定したしきい値により障害を検知した場合は、メッセージモニタにメッセージが通知されます。
クラウドサービス監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.39 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
定義の例としてここでは、「AWS:EC2 CPU使用率(%)」を登録し監視する場合について説明します。
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「クラウドサービス」でかつ、エクステンション名が「AWS監視」の行を選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「AWS:EC2 CPU使用率(%)」の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.40 監視タスクのプロパティ¶
判定条件やパラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.41 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、クラウドサービスの監視の結果は、クラウドサービスのカラムに監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの「監視タスク」フレームの一覧リストの「AWS:EC2 CPU使用率(%)」に監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにクラウドサービスカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は、 ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
AWS監視を行うには、事前にAmazon Web Servicesアカウントの登録が必要です。詳細は、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
AWS情報設定ファイルを作成することで、監視タスク作成時にパラメータ値を省略することができます。詳細は、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
AWS情報設定ファイルを作成することで、プロファイルに基づいた接続を行くことができます。詳細は、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
AWS監視を行うには、プローブノードにJavaSEをインストールする必要があります。詳細は、 リリースノート の 連携プロダクト 及び セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
Azure監視を行うには、事前にMicrosoft Azureアカウントの登録が必要です。詳細は、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
Azure監視を行うには、Azureユーザー情報設定ファイルを作成する必要があります。詳細は、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
Azure監視を行うには、プローブノードにAzure PowerShellをインストールする必要があります。詳細は、 リリースノート の 連携プロダクト 及び セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
4.2.14. カスタム監視¶
カスタム監視では、千手システムがデフォルトで提供している監視項目に加えて、ユーザーが作成したコマンドを利用したり、SNMPの任意のOID、WMIの任意のクラス、JMXの任意のMBeanなどの監視を行うことができます。
定義の例としてここでは、SNMPを用いてヘッダーにエラーがあるため破棄したIPデータグラムの総数を監視する監視項目を作成し、監視タスクとして登録、監視する場合について説明します。
4.2.14.1. 監視項目の登録¶
まずは、監視項目のカテゴリを登録します。監視項目のカテゴリとは、監視項目をグルーピングするもので、ユーザーが任意にカテゴリを作成し、監視項目を所属させることができます。
カテゴリの登録は、次の手順で行います。
千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"モニタリング"→"カスタムカテゴリ"→"監視項目"を選択する。
リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示する。
[新規作成]メニューを選択し表示される、カテゴリのプロパティでカテゴリを登録する。
図 4.42 カスタムカテゴリのプロパティ¶
カテゴリ名や説明を入力し[OK]ボタン押下により、カテゴリが登録されます。
監視項目の登録は、次の手順で行います。
千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"モニタリング"→"カスタムカテゴリ"→"監視項目"→<カテゴリ>を選択する。
リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示する。
[新規作成]→[SNMP監視項目]メニューを選択し表示される、監視項目のプロパティで監視項目を登録する。
図 4.43 監視項目[SNMP]のプロパティ([全般]タブ)¶
図 4.44 監視項目[SNMP]のプロパティ([情報取得設定(SNMP)]タブ)¶
監視項目名や説明、OID、判定条件などの各項目を入力します。OIDの設定は、手で入力するかOIDの選択ダイアログから選択します。
図 4.45 OIDの選択ダイアログ¶
各項目を入力し[OK]ボタン押下により、監視項目が登録されます。
参考
各ベンダーより提供されるMIBファイルをコンパイルすることにより、OID選択ダイアログのOIDツリーにベンダー固有のOIDを表示させることができます。詳細は、 sjNET_MibCompiler-MIBファイルのコンパイルコマンド- を参照して下さい。
カスタム監視の監視項目作成については、 監視項目 を参照して下さい。
4.2.14.2. 監視タスクの登録¶
カスタム監視の監視タスクの登録を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[カスタム]タブを選択します。
図 4.46 ノードのプロパティ([カスタム]タブ)¶
「監視項目」フレームの一覧リストにカスタムで作成した監視項目が一覧表示されます。先ほど作成した監視項目の行を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.47 監視タスクのプロパティ¶
判定条件や検査間隔、パラメータ値などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが登録され、監視を開始します。
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.48 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([カスタム]タブ)¶
グローバルノードモニタでは、カスタム監視の結果は、カスタム監視タスク毎に正常数(警告数を含む)、異常数として表示されます。
ノードモニタの[カスタム]タブの監視タスク一覧リストに、先ほど設定した監視タスクの監視結果が表示されます。また、監視タスクを選択することにより、監視の対象毎に取得した値と、その状態が「監視対象」フレームの一覧リストに表示されます。
各監視タスクの現在の状態や値がノードモニタに表示されます。適切な異常・警告しきい値の設定の参考にして下さい。
参考
グローバルノードモニタにカスタムカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
- JMXを用いた監視を行うには、監視対象ノードのAPサーバーが以下のように設定されている必要があります。詳細につきましては、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
APサーバーが稼働していること。
APサーバーにリモートからアクセスできること。
APサーバーで、情報取得ができるように設定されていること。
JMXを用いた監視を行うには、プローブノードで監視対象のAPサーバーと同じJava実行環境が設定されている必要があります。詳細につきましては、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
VMware監視を行うには、プローブノードにツールキットをインストールする必要があります。ツールキットのパッケージは、OSの種類ごとに異なります。必要なツールキットの入手方法につきましては、ベンダーにお問い合わせ下さい。詳細は リリースノート の 連携プロダクト を参照して下さい。
VMware監視を行っている千手センサーを削除する場合は、ノードのプロパティ[拡張機能]タブのエクステンション名が「VMware監視」の監視タスクをすべて削除し、反映(監視属性)を行ってから削除して下さい。
注釈
- WMIを用いた監視を行うには、監視対象ノードが以下のように設定されている必要があります。
"Windows Management Instrumentation" サービスが稼働していること。
千手センサー監視の場合、分散 COM (DCOM) が有効になっていること。
- SNMPを用いた監視を行うには、監視対象ノードのSNMPエージェントが以下のように設定されている必要があります。
SNMPエージェントが稼働していること。
SNMPエージェントにリモートからアクセスできること。
SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3のいずれかでアクセスできること。
情報を取得するOIDにアクセスできること。
4.2.15. ログ監視¶
ログファイルに書き出されるテキスト形式のログを監視し、キーワードにマッチする文字列をメッセージとして表示することができます。
監視方法を作成し、管理対象ノード毎に実際のログファイル名と組み合わせて登録します。
4.2.15.1. ログファイルの監視定義を登録¶
千手ブラウザのツリービューで<ドメイン>→"フィルタ"→"ログフィルタ"を選択します。
図 4.49 ログフィルタ¶
ログフィルタのエンティティでリストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択します。ログフィルタのプロパティが表示されます。
図 4.50 ログフィルタのプロパティ¶
ログフィルタ名や送信種別などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。これにより、ログフィルタの登録が完了します。
4.2.15.1.1. フィルタ監視項目の追加¶
ログフィルタを作成後、フィルタ監視項目の登録をします。フィルタ監視項目とは、フィルタリングを実施するキーワードとメッセージとして表示する方法を定義しているものです。
千手ブラウザのツリービューの<ドメイン>→"フィルタ"→"ログフィルタ"→<ログフィルタ>でフィルタ監視項目を登録するログフィルタを選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択します。フィルタ監視項目のプロパティが表示されます。
図 4.51 フィルタ監視項目のプロパティ¶
処理スイッチ、送信メッセージID、付加メッセージ、判定条件などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。これにより、ログフィルタのプロパティの「処理順序」フレームの一覧リストに、監視項目が追加されます。
4.2.15.1.2. ログファイルの管理対象ノードへの設定¶
監視対象のログファイルを登録するには、ノードのプロパティから行います。ノードのプロパティの[ログ監視]タブを選択して下さい。
図 4.52 ノードのプロパティ([ログ監視]タブ)¶
「ログ監視」チェックボックスをチェックし、[追加]ボタンを押下します。監視対象ログファイルのプロパティが開きます。
図 4.53 監視対象ログファイルのプロパティ¶
監視対象のパス名およびファイル名、正規表現の使用有無、監視方法、文字コードの項目を入力し[OK]ボタンを押下します。これにより、監視対象のログファイルの設定が完了します。
[ログ監視]タブで設定した内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから反映させるノードを選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(監視属性)]を実行して下さい。
VMware ESX Serverのログ監視機能を利用するには、Unix千手センサーのログ監視と同じ方法で登録してください。ただし、VMware ESX ServerはTELNETでの接続をサポートしていませんので、接続設定にSSHを選択してください。
注釈
管理対象ノードにおいて千手が起動していない状態で、[反映(監視属性)]を行うと失敗します。
VMware ESXi Serverのログ監視機能はサポートしていません。
4.2.16. トラップ収集[EXTENSION]¶
SNMPエージェントは任意のSNMPマネージャに対し、障害発生時などに情報を通知する機能を持ちます。この機能をトラップと呼びます。
トラップ収集では、各ノードからSNMPエージェントを通じてトラップを収集することができます。収集したトラップ情報を解析または監視することにより、機器の状況を把握することができます。
参考
トラップ監視を行うためには、事前にSNMPマネージャとなるノードをSNMPコレクタとして設定する必要があります。詳細は、 ノードのプロパティ([全般]タブ) を参照して下さい。
Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスを稼働させている場合、千手のSNMPコレクタとSNMPトラップ受信用ポート番号が競合します。
"SNMP Trap Service"を停止することで千手のSNMPコレクタがSNMPトラップを受信できるようになります。
"SNMP Trap Service"を停止することができない場合は、環境変数(SjNET_Trap_WinService)を設定して下さい。"SNMP Trap Service"サービスがSNMPトラップを受信できるようになります。
設定についての詳細は モニタリングの環境変数の設定方法 を参照して下さい。- Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスがSNMPトラップを受信する場合、以下の動作となります。
ベンダーMIBが利用できません。
SNMPエージェントがv2cで送信してもv1と認識される場合があります。(これは"SNMP Trap Service"サービスのAPI(WinSNMP API)の動作によるものです。)
SNMPエージェントからトラップを通知するためには、SNMPエージェント(監視対象ノード)側で通知先(SNMPコレクタ)を登録する必要があります。通知先の登録方法は各ベンダーに依存するため、登録方法については該当ノード機種のマニュアル等を参照して下さい。
SNMPv3 によるトラップ収集を行うためには、定義ファイルを設定する必要があります。詳細は、セットアップガイド の 「SNMPv3 トラップ収集の設定」 を参照して下さい。
SNMPv3 によるトラップ収集を行うためには、定義ファイルを設定する必要があります。詳細は、セットアップガイド の 「SNMPv3 トラップ収集の設定」 を参照して下さい。
注釈
MIBファイルの定義内容、および受信トラップの文字コードによって、付加情報がヘキサでログ出力されることがあります。
その場合は、環境変数(SjNET_Trapd_INVALID_HINT)を設定して下さい。設定についての詳細は モニタリングの環境変数の設定方法 を参照して下さい。
4.2.16.1. トラップログファイル¶
収集したトラップはSNMPコレクタ上の次のログファイルに、テキスト形式で蓄積されます。
- UNIX/Linux
${SENJUHOME}/log/sjNET_trap.log (SNMPv1 トラップログファイル)
${SENJUHOME}/log/sjNET_trap_v2c.log (SNMPv2c トラップログファイル)
${SENJUHOME}/log/sjNET_trap_v3.log (SNMPv3 トラップログファイル)
- Windows
%SENJUHOME%\log\sjNET_trap.log (SNMPv1 トラップログファイル)
%SENJUHOME%\log\sjNET_trap_v2c.log (SNMPv2c トラップログファイル)
このファイルは、1MBを超えると、自動的に切り替えられ、新しいログ情報ファイルが作成されます。ファイルの容量は、千手システムの環境変数"SjNET_Trap_LOGSIZE"で変更できます。 古いログ情報ファイルは、"sjNET_trap.log.1"のファイル名で保存されます。以降、"sjNET_trap.log.2"、"sjNET_trap.log.3・・・"へ保存され、最大"sjNET_trap.log.7"まで7世代分のファイルが保存されます。7世代より前のファイルは順次削除されます。
注釈
Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスでSNMPトラップを受信している場合、SNMPエージェントがv2cで送信してもv1と認識される場合があります。(これは"SNMP Trap Service"サービスのAPI(WinSNMP API)の動作によるものです。)
環境変数"SjNET_Trap_LOGSIZE"の設定は モニタリングの環境変数の設定方法 を参照してください。
4.2.16.2. トラップ情報¶
以下に1トラップ情報のレコード形式をSNMPバージョンv1、及びv2c、v3について説明します。レコードの各項目間はTABで区切られています。
【SNMPv1 トラップログファイル レコード形式】
受信時刻 発生元IPアドレス ノード名 トラップコミュニティ名 企業固有番号 一般トラップ番号 企業固有トラップ番号 送信元sysUptime 付加情報
No. |
項目 |
説明 |
|---|---|---|
1/2 |
受信時刻 |
トラップを受信した時点のSNMPコレクタの時刻です。 |
3 |
発生元IPアドレス |
トラップの発生元ノードのIPアドレスです。 |
4 |
ノード名 |
トラップ発生元のノード名。IPアドレスからSNMPコレクタ側で解決できない場合はIPアドレスが入ります。 |
5 |
トラップコミュニティ名 |
発生元のコミュニティ名。発生元ノードに複数のコミュニティがある場合の識別に使用します。 |
6 |
企業固有番号 |
トラップ発生元機器ベンダーを識別する値です。値を変換できる場合は、変換します。 ※1 ※3 |
7 |
一般トラップ番号 |
トラップ内容を示すコード。0~6までの7種類のタイプがあり、それぞれ以下の内容に沿った文字列が設定されます。 |
8 |
企業固有トラップ番号 |
ベンダー固有のトラップ番号。内容はベンダーによって異なるため、企業固有番号と合わせて判断する必要があります。この値は数値で表され、一般トラップ番号に"enterpriseSpecific"が設定されている場合に有効です。 |
9 |
送信元sysUptime |
SNMPエージェントが最後に初期化されてからトラップが発生するまでの経過時間です。格納される数値は1/100秒単位です。 |
10 |
付加情報 |
トラップに付加される詳細情報です。内容は機器の種類や状況によって異なります(付加されない場合もあります)。 ※1 ※2 ※3 |
- ※1 Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスを稼働させてトラップ収集を行っている場合、OIDの先頭に「.」がついて出力されている場合や、OIDグループ名称が付加されて出力されている場合があります。
例:「.31.1.1.1.6.1」「system.sysDescr.0」
- ※2 Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスを稼働させてトラップ収集を行っている場合、以下の付加情報が必ず出力されます。値は送信元IPアドレスです。
.iso.org.dod.internet.experimental.1057.1 = 192.169.128.120
※3 例えば、MIBファイルに
nri OBJECT IDENTIFIER ::= { enterprises 14887 }
上記のような定義が存在していた場合に、「1.3.6.1.4.1.14887」という値がきたら『nri』と変換されます。
上記のような定義が存在しない場合は、末尾の「14887」を除いたOID「1.3.6.1.4.1」の部分を『enterprises』と変換し、『enterprises.14887』と変換されます。
これは、OID「1.3.6.1.4.1」に該当する定義を行っているMIBファイルがSenju DevOperation Conductorに予め入っているためです。
Senju DevOperation Conductorで予め用意されているMIBモジュールに関しては、 拡張MIBに関する注意事項 を参照して下さい。
各ベンダーより提供されるMIBファイルを追加する場合は、 トラップ監視/ベンダーMIB追加について を参照して下さい。
【SNMPv2c トラップログファイル レコード形式】
受信時刻 発生元IPアドレス ノード名 トラップコミュニティ名 トラップ-OID 変換トラップ名 送信元sysUptime 付加情報
No. |
項目 |
説明 |
|---|---|---|
1/2 |
受信時刻 |
トラップを受信した時点のSNMPコレクタの時刻です。 |
3 |
発生元IPアドレス |
トラップの発生元ノードのIPアドレスです。 |
4 |
ノード名 |
トラップ発生元のノード名。IPアドレスからSNMPコレクタ側で解決できない場合はIPアドレスが入ります。 |
5 |
トラップコミュニティ名 |
送信元のコミュニティ名。送信元ノードに複数のコミュニティがある場合の識別に使用します。 |
6 |
トラップ-OID |
受信したトラップのOIDです。(例:"1.3.6.1.6.3.1.1.5.1") |
7 |
変換トラップ番号 |
トラップ内容を示すコード。受信したトラップのOID より変換します。(例:"1.3.6.1.6.3.1.1.5.1"は" coldStart"と変換されます。) |
8 |
送信元sysUptime |
SNMPエージェントが最後に初期化されてからトラップが発生するまでの経過時間です。格納される数値は1/100秒単位です。 |
9 |
付加情報 |
トラップに付加される詳細情報です。内容は機器の種類や状況によって異なります(付加されない場合もあります)。 ※1 ※2 |
- ※1 Windowsで提供されている"SNMP Trap Service"サービスを稼働させてトラップ収集を行っている場合、OIDの先頭に「.」がついて出力されている場合や、OIDグループ名称が付加されて出力されている場合があります。
例:「.31.1.1.1.6.1」「system.sysDescr.0」
※2 例えば、MIBファイルに
nri OBJECT IDENTIFIER ::= { enterprises 14887 }
上記のような定義が存在していた場合に、「1.3.6.1.4.1.14887」という値がきたら『nri』と変換されます。
上記のような定義が存在しない場合は、末尾の「14887」を除いたOID「1.3.6.1.4.1」の部分を『enterprises』と変換し、『enterprises.14887』と変換されます。
これは、OID「1.3.6.1.4.1」に該当する定義を行っているMIBファイルがSenju DevOperation Conductorに予め入っているためです。
Senju OperationConductorで予め用意されているMIBモジュールに関しては、 拡張MIBに関する注意事項 を参照して下さい。
各ベンダーより提供されるMIBファイルを追加する場合は、 トラップ監視/ベンダーMIB追加について を参照して下さい。
【SNMPv3 トラップログファイル レコード形式】
受信時刻 発生元IPアドレス ノード名 トラップコミュニティ名 トラップ-OID 変換トラップ名 送信元sysUptime 付加情報
No. |
項目 |
説明 |
|---|---|---|
1/2 |
受信時刻 |
トラップを受信した時点のSNMPコレクタの時刻です。 |
3 |
発生元IPアドレス |
トラップの発生元ノードのIPアドレスです。 |
4 |
ノード名 |
トラップ発生元のノード名。IPアドレスからSNMPコレクタ側で解決できない場合はIPアドレスが入ります。 |
5 |
トラップコミュニティ名 |
SNMPv3 の場合は出力されません。 |
6 |
トラップ-OID |
受信したトラップのOIDです。(例:"1.3.6.1.6.3.1.1.5.1") |
7 |
変換トラップ番号 |
トラップ内容を示すコード。受信したトラップのOID より変換します。(例:"1.3.6.1.6.3.1.1.5.1"は" coldStart"と変換されます。) |
8 |
送信元sysUptime |
SNMPエージェントが最後に初期化されてからトラップが発生するまでの経過時間です。格納される数値は1/100秒単位です。 |
9 |
付加情報 |
トラップに付加される詳細情報です。内容は機器の種類や状況によって異なります(付加されない場合もあります)。 ※1 |
※1 例えば、MIBファイルに
nri OBJECT IDENTIFIER ::= { enterprises 14887 }
上記のような定義が存在していた場合に、「1.3.6.1.4.1.14887」という値がきたら『nri』と変換されます。
上記のような定義が存在しない場合は、末尾の「14887」を除いたOID「1.3.6.1.4.1」の部分を『enterprises』と変換し、『enterprises.14887』と変換されます。
これは、OID「1.3.6.1.4.1」に該当する定義を行っているMIBファイルがSenju DevOperation Conductorに予め入っているためです。
Senju OperationConductorで予め用意されているMIBモジュールに関しては、 拡張MIBに関する注意事項 を参照して下さい。
各ベンダーより提供されるMIBファイルを追加する場合は、 トラップ監視/ベンダーMIB追加について を参照して下さい。
4.2.16.3. トラップ監視運用例¶
以下にSenju DevOperation Conductorのテキストログ監視を利用して、対象機器のトラップ発生を監視する運用例を示します。この例では、通信リンクの切断及び回復の発生時にメッセージモニタに通知されるようにログフィルタを登録し、監視する場合について説明します。
<ログフィルタの登録>
千手ブラウザのツリービューで<ドメイン>→"フィルタ"→"ログフィルタ"を選択します。ログフィルタのエンティティでリストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択します。ログフィルタのプロパティが表示されます。
図 4.54 ログフィルタのプロパティ¶
ログフィルタ名などの各項目を入力し[OK]ボタンを押下します。これにより、ログフィルタの登録が完了します。
<フィルタ監視項目の追加>
千手ブラウザのツリービューの<ドメイン>→"フィルタ"→"ログフィルタ"→<ログフィルタ>でフィルタ監視項目を登録するログフィルタを選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択します。フィルタ監視項目のプロパティが表示されますので、通信リンクの切断と復旧の発生を監視するためフィールド全体を文字列"linkDown"と"linkUp"で監視設定し、通知したいメッセージIDを登録します。以下はログフィルタの登録後のフィルタ監視項目です。
図 4.55 ログフィルタ登録例¶
<SNMPコレクタの設定>
トラップファイルのテキストログ監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからSNMPトラップ受信を行うように設定したノードを選択し、SNMPトラップ受信を行うように設定します。詳細は、 ノードのプロパティ([全般]タブ) を参照して下さい。
<テキストログ監視の設定>
トラップファイルのテキストログ監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからSNMPコレクタとして設定したノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[ログ監視]タブを選択します。
ノードのプロパティ([ログ監視]タブ)にて、監視対象のパス名とファイル名にトラップログファイルを指定し、監視方法に先に作成したログフィルタを指定します。
以下はログ監視を登録した後の、ノードのプロパティ([ログ監視]タブ)です。
図 4.56 ログ監視登録例¶
ログ監視を登録した後に、登録したノードに対して[反映(監視属性)]を実行することにより、ログファイルの監視を開始します。
以上で、ログ監視を用いたトラップ監視の設定を終了します。この設定により監視対象機器にトラップが発生した場合、メッセージモニタに通知されます。
注釈
管理対象ノードにおいて千手が起動していない状態で、[反映(監視属性)]を行うと失敗します。
- 監視対象ログファイルのプロパティでは、監視対象ファイルの文字コードを指定できますが、千手のトラップログファイル(sjNET_trap.log,sjNET_trap_v2c.log)をログ監視するときは、以下に注意してください。
- トラップログファイルに含まれるマルチバイト文字の文字コードがUTF-8で、SNMPコレクタが稼働している千手エージェントの文字コードがShift JISの場合、環境変数(SjNET_Trapd_INVALID_HINT)を設定し、監視対象ログの文字コードを”UTF-8”に設定することによりUTF-8のトラップログを監視できます。
- 環境変数(SjNET_Trapd_INVALID_HINT)の設定についての詳細は モニタリングの環境変数の設定方法 を参照してください。
上記以外の場合、監視対象ファイルの文字コードは指定しないでください。
- 千手のトラップログファイル(sjNET_trap.log,sjNET_trap_v2c.log)の監視設定する際、以下は指定しないでください。(チェックされている場合は、外してください。)
監視対象ファイル名での正規表現を使用
4.2.17. 時間帯監視¶
各監視対象ノードに監視時間帯の設定を行うことにより、監視を実施する日や時間帯を設定することができます。
また、千手ブラウザやグローバルノードモニタ、コマンド実行にて特別監視対象外に監視対象ノードを指定することで、監視時間帯の定義とは独立して監視の実施や停止を設定できます。
監視時間帯外や特別監視対象外に設定されたノードは、グローバルノードモニタ上の、[監視対象外]タブに表示されます。また、メッセージの定義で「監視時間帯に従う」設定になっているメッセージは表示されなくなります。
管理対象ノードの状態が監視対象外から監視中に変更になった場合、変更した管理対象ノードに設定されている監視タスクと稼働状況を全てチェックし、正常の合計と異常の合計、ノードの状態をメッセージとして出力します。チェック対象の項目については ノードが監視対象外から監視中になった時のチェック対象 を参照して下さい。
4.2.17.1. 週間スケジュールの登録¶
週間スケジュールとは、日曜日から土曜日までの一週間を1分単位に区切って監視時間を設定したスケジュールのことです。
週間スケジュールの登録は、週間スケジュールのプロパティで行います。千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"カレンダー"→"週間スケジュール"を選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択すると、週間スケジュールのプロパティが表示されます。
図 4.57 週間スケジュールのプロパティ¶
この画面には、週間スケジュールのグラフが表示されます。青色のグラフが実施時間帯で、その他の領域が休止時間帯です。
週間スケジュールの作成では以下の項目を設定します。
- 週間カレンダー名の指定
作成する週間カレンダーの名称を指定します。
- 時間帯の指定
- 実施時間帯を設定するにはまず、マウスをドラッグして領域を選択します。すると表の下の「時間帯」フィールドに選択している時間帯が表示されます。その状態で[ON]ボタンを押すと、選択している領域に青色のグラフが現れます。逆に、[OFF]ボタンを押すと、選択している領域の青色のグラフが消えます。別の領域の選択方法には、表の左端の曜日のところでマウスの左ボタンをクリックするとその曜日が一行選択され、表の左端の曜日のところでマウスをドラッグすると複数曜日を選択することができます。また、表の上端の時間のところでマウスの左ボタンをクリックするとその時間(5分単位)が一列選択され、表の上端の時間のところでマウスをドラッグすると複数時間を選択することができます。また、表の左上端の"全選択"のところでマウスの左ボタンをクリックすると、すべての曜日の0:00から24:00までが選択されます。また、選択されている状態で表示されている選択開始/終了時刻のスピンボタンを押すとそれぞれ1分単位で選択開始/終了時刻を微調整することができます。設定された時間帯にマウスポインタを合わせることでバルーン表示されます。曜日、開始時刻、終了時刻が表示されます。実施時間帯を設定する場合、ON/OFFの時間帯が5分以上になるように設定して下さい。
週間スケジュール名や時間帯の指定を入力し[OK]ボタンを押下します。週間スケジュールの登録が完了します。
参考
監視時間帯としてノードに適用する場合、監視情報に反映させる必要があります。また、監視時間帯として、ノードに適用されている場合、週間スケジュール変更後にノードへの自動更新は行われませんので必ず監視情報に反映して下さい。反映するには 監視時間帯の管理対象ノードへの設定 を参照して下さい。
4.2.17.2. 営業日カレンダーの登録¶
営業日カレンダーとは、日単位で監視日を設定したカレンダーのことです。
営業日カレンダーの登録は、営業日カレンダーのプロパティで行います。千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"カレンダー"→"営業日カレンダー"を選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択すると、営業日カレンダーのプロパティが表示されます。
図 4.58 営業日カレンダーのプロパティ¶
この画面には、現在の年度の営業日カレンダーが表示されます。非営業日(休日)は赤で表示されます。
営業日カレンダーの作成は以下のとおりです。
- 営業日カレンダー名の設定
作成する営業日カレンダーの名称を設定します。
- 説明の設定
作成する営業日カレンダーの説明を設定します。
- 年度の設定
翌年度以降のデータを定義する場合には、「新規年度」を押し、設定を進めていきます。
- 営業日/非営業日の設定
- 最初は、日曜、及び祝日(ハッピーマンデーを除く)が非営業日になっています。日にち、または、曜日をクリックする毎に、日または曜日単位で営業日と非営業日が切り替わります。また、「一括指定」を押すと表示される一括指定ダイアログの機能を使用すると、営業日または非営業日の指定が、月、日、曜日の単位で一括指定することができます。さらにテンプレート営業日カレンダー名を指定する事により、営業日/非営業日のパターンをもとに新しい営業日カレンダーに反映させることができます。
図 4.59 一括指定ダイアログ¶
営業日カレンダー名、営業日/非営業日の指定を入力し[OK]ボタンを押下します。営業日カレンダーの登録が完了します。
参考
監視時間帯としてノードに適用する場合、監視情報に反映させる必要があります。また、監視時間帯としてノードに適用されている場合、「新規年度」を作成後にノードへの自動更新は行われませんので必ず監視情報に反映して下さい。反映するには 監視時間帯の管理対象ノードへの設定 を参照して下さい。
4.2.17.3. 監視時間帯の管理対象ノードへの設定¶
作成した週間スケジュールや営業日カレンダーを管理対象ノードに割り当てます。
千手ブラウザのノードのエンティティからプロパティを開きます。ノードのプロパティの[監視時間帯]タブの「週間スケジュール名」や「営業日カレンダー名」フィールドに、今作成した週間スケジュール名や営業日カレンダー名を入力もしくは一覧リストから選択します。
図 4.60 ノードのプロパティ([監視時間帯]タブ)¶
[監視時間帯]タブで設定した内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから<ドメイン>を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(ノード定義)]を実行して下さい。
注釈
週間スケジュール名や営業日カレンダー名を省略した場合デフォルトは、常に監視時間帯内となります。
4.2.18. 時間帯別しきい値監視¶
曜日毎に時間帯のスケジュールを作成して監視タスクへの設定を行うことにより、監視を実施する曜日、時間帯別に監視方法を設定することができます。
これにより監視タスクの異常・警告しきい値を変更したり、監視を一時停止/再開する作業を設定したスケジュールに従って自動的に行うことができます。監視タスク数が多い場合は作業量は大幅に減少します。
4.2.18.1. タスクスケジュールの登録¶
タスクスケジュールとは、日曜日から土曜日までの一週間を1分単位に区切って1~8の番号を設定したスケジュールのことです。
タスクスケジュールの登録は、タスクスケジュールのプロパティで行います。千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"カレンダー"→"タスクスケジュール"を選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]メニューを選択すると、タスクスケジュールのプロパティが表示されます。
図 4.61 タスクスケジュールの新規作成¶
この画面には、タスクスケジュールのグラフが表示されます。各色の時間帯が時間帯別監視設定値フレームに表示されている番号を示しています。その他の色付けされていない部分の領域は時間帯別しきい値設定が設定されていないことを示しています。
注釈
番号が設定されていない時間帯は監視を停止するのではなく、各監視タスクのプロパティ画面で設定した判定条件をデフォルト値として監視を行います。
タスクスケジュールの作成では以下の項目を設定します。
- タスクスケジュール名、説明の指定
作成するタスクスケジュールの名称、説明を指定します。
- 時間帯の指定
- 実施時間帯を設定するにはまず、マウスをドラッグして領域を選択します。すると表の下の「時間帯」フィールドに選択している時間帯が表示されます。その状態で[1]~[8]ボタンを押すと、選択している領域が各ボタンに対応した色のグラフが現れます。逆に、[OFF]ボタンを押すと、選択している領域のグラフが消えます。別の領域の選択方法には、表の左端の曜日のところでマウスの左ボタンをクリックするとその曜日が一行選択され、表の左端の曜日のところでマウスをドラッグすると複数曜日を選択することができます。また、表の上端の時間のところでマウスの左ボタンをクリックするとその時間(5分単位)が一列選択され、表の上端の時間のところでマウスをドラッグすると複数時間を選択することができます。また、表の左上端の"全選択"のところでマウスの左ボタンをクリックすると、すべての曜日の0:00から24:00までが選択されます。また、選択されている状態で表示されている選択開始/終了時刻のスピンボタンを押すとそれぞれ1分単位で選択開始/終了時刻を微調整することができます。設定された時間帯にマウスポインタを合わせることでバルーン表示されます。曜日、開始時刻、終了時刻が表示されます。実施時間帯を設定する場合、1~8、OFFの時間帯が5分以上になるように設定して下さい。
- 番号のラベルの指定
スケジュールの時間帯設定の後、設定した番号にラベルを指定する事ができます。タスクスケジュールを監視タスクに設定した後、監視の設定値を指定する際の参考にして下さい。
タスクスケジュール名、時間帯の指定、ラベルを入力し[OK]ボタンを押下します。タスクスケジュールの登録が完了します。
注釈
既に監視タスクに設定してあるタスクスケジュールを変更すると、即座に監視タスクに反映されます。影響のある監視タスクについては[関連する監視タスク]ボタンを押してを確認して下さい。
タスクスケジュールは千手マネージャより制御を行います。千手エージェントのモニタリングプロセスで実際に変更が行われるまで、1分弱のタイムラグが発生する可能性がございます。
4.2.18.2. 監視タスクへの設定¶
作成したタスクスケジュールを監視タスクに設定します。タスクスケジュールは以下の個所から指定することができます。
ノードのプロパティの[システム情報]タブ
ノードのプロパティの[ディスク]タブ
ノードのプロパティの[プロセス]タブ
ノードのプロパティの[詳細情報]タブ
ノードのプロパティの[拡張機能]タブ
ノードのプロパティの[カスタム]タブ
"モニタリング"カテゴリから作成する監視タスクのプロパティ
ここではノードのプロパティの[システム情報]タブから作成するケースで説明します。
千手ブラウザのノードのエンティティからプロパティを開きます。ノードのプロパティの[システム情報]タブの「スケジュール指定」チェックボックスをチェックして、「タスクスケジュール名」選択一覧リストボタンを押して表示される一覧リストから、設定するタスクスケジュールを選択します。
図 4.62 ノードのプロパティ([システム情報]タブ)¶
判定条件設定ボタンを押して時間帯別しきい値設定画面を開き、各スケジュールの判定条件を設定します。
図 4.63 時間帯別しきい値設定¶
時間帯別しきい値の設定では以下の項目を設定します。
- 監視対象の選択
検査間隔、判定条件を編集する監視対象をリストボックスから選択します。この画面はノードのプロパティ([システム情報]タブ)から開いていますのでCPU使用率、仮想メモリ使用率、プロセス稼働数から選びます。
- 検査間隔の指定
検査間隔は各監視対象別ではなく、それぞれの時間帯で各監視対象共通の値の検査間隔となります。ここではCPU使用率、仮想メモリ使用率、プロセス稼働数の監視対象は常に同じ検査間隔で監視されます。
- 判定条件の指定
[設定値編集]ボタンを押して表示される設定値編集ダイアログで設定します。設定した判定条件は[判定条件]フィールドに表示されます。
注釈
プロセスカテゴリ、ディスクカテゴリの監視タスクは検査間隔は一定値で監視されるため、タスクスケジュールでの指定はできません。
タスクスケジュールに指定されていない番号に判定条件を指定しても時間帯別しきい値監視には影響はありません。監視タスクに設定した後にタスクスケジュールで新しく番号を追加したときに有効にするような運用も可能です。
[設定値編集]ボタンを押して表示される設定値編集ダイアログで番号の時間帯での判定方法を指定します。
図 4.64 時間帯の設定ダイアログ¶
時間帯の設定ダイアログでは以下の項目を設定します。
- 監視方法を選択
監視を行う場合は[監視する]ラジオボタンをチェックします。監視を行わない場合は[監視しない]ラジオボタンをチェックします。監視しない時間帯は監視タスクの状態は「時間帯外」となり、監視を行いません。
- 監視する場合の判定条件を選択
以下の3つから選択します。
デフォルトで監視:判定条件を指定せず、既に指定している監視タスクの判定条件で監視を行います。
常に正常:監視の結果は常に正常として判定を行います。
判定条件:判定条件を変更して監視を行います。異常・警告しきい値、判定方法を指定します。
設定が終わると、[OK]ボタンを押して時間帯の設定を終了します。
設定値編集を終了後、時間帯別しきい値設定画面で[OK]ボタンを押します。タスクスケジュールの指定が完了します。
ノードのプロパティ画面で[OK]を押すとタスクスケジュールが反映され、時間帯別しきい値監視が開始されます。
注釈
判定条件で「常に正常」を選択しても、監視タスクで値が取得できない場合は 「異常」 になります。
4.2.18.3. タスクスケジュールの確認¶
システム情報に設定したタスクスケジュールは千手ブラウザで[ツール]→[ノードモニタ]で表示されるノードモニタのシステム情報タブで確認する事ができます。
図 4.65 ノードモニタの([システム情報]タブ)¶
CPU使用率、仮想メモリ、稼働プロセス数の各フレーム内の判定条件にタスクスケジュール中の現在の時間帯の判定条件が表示されます。また、タスクスケジュール名フィールドに設定したタスクスケジュール名が表示されます。
[ディスク]タブ、[プロセス]タブ、[詳細情報]タブ、[拡張機能]タブ、[カスタム監視]タブ、[全監視タスク]タブでもタスクスケジュールでの監視情報が確認できます。詳細は ノードモニタ を参照して下さい。
4.2.18.4. タスクスケジュールの操作¶
設定済みのタスクスケジュールを操作した場合の監視タスクの動作について説明します。
4.2.18.4.1. 運用中タスクスケジュールの時間帯変更¶
監視中の監視タスクに設定してあるタスクスケジュールの現在時刻の時間帯を変更した場合、その変更は監視タスクにすぐに反映されます。
図 4.66 変更前タスクスケジュール¶
水曜日の22:00からは番号4番で運用される予定になっています。なんらかの理由で監視タスクの運用を現在のまま、30分延長して22:30まで監視を行う場合は、時間帯を延ばす変更を行います。
図 4.67 変更後タスクスケジュール¶
水曜日の番号3番の時間帯を30分延長して、[OK]ボタンを押します。この操作でこのタスクスケジュールが設定されている全ての監視タスクに変更が反映されます。監視タスクは22:00になっても3番のスケジュールのまま監視が行われ、22:30になると4番で監視を行います。
4.2.18.4.2. 運用中タスクスケジュールの時間帯追加¶
タスクスケジュールに時間帯を新しく追加した場合は、設定してある監視タスクは以下のように監視を行います。
新しく追加した番号に既に監視設定値を指定している監視タスクは、指定した設定値で監視を行います。
追加した番号の監視設定値を指定していない場合はデフォルト判定条件で監視を行います。
緊急の場合の監視設定値が必要な場合などは予め設定しておくと便利です。
4.2.18.4.3. タスクスケジュールの時間帯削除¶
タスクスケジュールの番号を設定済みである時間帯をOFFに変更した場合、監視を行わないのではなくデフォルト判定条件で監視を行います。
4.2.18.4.4. 時間帯別しきい値監視中の監視タスクの一時停止/再開¶
時間帯別しきい値監視を設定した監視タスクは、千手ブラウザからの一時停止/再開/削除の操作、監視タスクの再開/削除/一時停止コマンドの操作、監視タスクの正常時/警告時/異常時アクションによる一時停止の操作が優先されます。
時間帯別しきい値監視中に一時停止させると、再開されるまで一時停止のままです。
4.2.18.4.5. 時間帯別しきい値監視の解除¶
時間帯別しきい値監視を監視タスクから外す場合は、タスクスケジュールを設定する各プロパティ画面から「スケジュール指定」チェックボックスのチェックを外して[OK]ボタンを押します。タスクスケジュールは解除されて、プロパティ画面で指定した設定値で監視を行います。
4.2.19. 設定内容の反映について¶
以下の表に示すとおり、監視内容など定義を変更した後に、反映を行う必要がある場合があります。
カテゴリ |
反映(ノード定義) |
反映(監視属性) |
|---|---|---|
全般 |
○ |
○ (※1) |
ノードグループ |
○ |
- |
システム情報監視 |
○ (※2) |
- |
ディスク監視 |
- |
- |
プロセス監視 |
- |
○ (※3) |
詳細情報監視 |
- |
- |
WEBサーバー監視 |
- |
- |
DBサーバー監視 |
- |
- |
MAILサーバー監視 |
- |
- |
APサーバー監視 |
- |
- |
ERPパッケージ監視 |
- |
- |
ネットワーク監視 |
- |
- |
バーチャリゼーション監視 |
- |
- |
クラウドサービス監視 |
- |
- |
カスタム監視 |
- |
- |
ログ監視 |
- |
○ (※5) |
トラップ収集 |
- |
- |
時間帯監視 |
○ |
- |
接続設定 |
- |
○ (※4、※5) |
時間帯別しきい値監視 |
- |
- |
○ 反映操作必要
- 反映操作不要
※1 機能またはSNMPコレクタ情報に関する定義変更時のみ必要。
※2 Ping応答確認に関する定義変更時のみ必要。
※3 千手起動プロセスに関する定義を削除した時のみ必要
※4 千手センサーのログ監視、イベントログ監視に関する定義変更時のみ必要。
※5 ログ監視で使用するフィルタのフィルタ条件の変更も必要。
注釈
管理対象ノードにおいて千手が起動していない状態で、[反映(監視属性)]を行うと失敗します。
プローブノードにおいて千手が起動していない状態で、[反映(監視属性)]を行うと失敗します。
4.2.20. 千手センサーの監視¶
千手センサーは、千手センサー(サーバー)、千手センサー(ネットワーク)、千手センサー(カスタム)の3つの種類があります。
千手センサー(サーバー)は、監視対象がUNIX、Linux、Windowsの場合に選択します。
千手センサー(サーバー)の監視では、次のことが可能です。
監視対象ノードのシステム情報監視
詳細情報監視
WEBサーバー監視
DBサーバー監視
MAILサーバー監視
APサーバー監視
ERPパッケージ監視
ネットワーク監視
バーチャリゼーション監視
クラウドサービス監視
カスタム監視
ログ監視
イベントログ監視
監視時間帯設定
千手センサー(ネットワーク)は、監視対象がネットワーク機器の場合に選択します。千手センサー(ネットワーク)の監視では、次のことが可能です。
監視対象ノードのシステム情報監視
ネットワーク監視
カスタム監視
監視時間帯設定
千手センサー(カスタム)は、監視対象がクラウドサービスなど、ノード以外の場合に選択します。千手センサー(カスタム)の監視では、次のことが可能です。
クラウドサービス監視
カスタム監視
監視時間帯設定
参考
管理項目に応じて、プローブ側及び千手センサー側の稼働環境が異なります。詳細は リリースノート 及び、 補足事項 を参照して下さい。
定義の例としてここでは、千手センサー(サーバー)を登録し、システム情報監視の登録、ネットワーク監視の登録、イベントログ監視の登録を行う場合について説明します。
4.2.20.1. 千手センサーの登録¶
千手センサーの登録は、ノードのプロパティで行います。千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。リストビューの何も表示されていない部分でマウスの右ボタンを押してコンテキストメニューを表示し、[新規作成]→[千手センサー]メニューを選択すると、ノードのプロパティが表示されます。
図 4.68 ノードのプロパティ([全般]タブ)¶
ノードのプロパティ([全般]タブ)にて、ノードID、ノード名の項目を入力後、種別に千手センサー(サーバー)が選択されている状態で、[接続設定]タブを選択します。
図 4.69 ノードのプロパティ([接続設定]タブ)¶
プローブノードとして千手マネージャもしくは千手エージェントを選択し、WMI/イベントログ、SNMP、コマンド/テキストログ関連の各項目を入力し[OK]ボタン押下により、千手センサーが登録されます。登録したノード情報を反映させるには、千手ブラウザのツリービューから<ドメイン>を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(ノード定義)]を実行して下さい。
4.2.20.2. システム情報監視の登録¶
CPU使用率、仮想メモリ使用率、稼働プロセス数、Ping応答確認の監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[システム情報]タブを選択します。
図 4.70 ノードのプロパティ([システム情報]タブ)¶
CPU使用率、仮想メモリ使用率、稼働プロセス数の各項目を入力し、取得方法を選択し、Ping応答確認をチェックの状態にし、[OK]ボタンを押下します。
Ping応答確認の設定内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから<ドメイン>を選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、[反映(ノード定義)]を実行して下さい。
これにより、各項目の監視を開始します。
注釈
取得方法に「コマンドによる取得」を設定した場合は、UNIX/Linuxの千手センサーのみ利用可能です。また、ノードのプロパティ([接続設定]タブ)に「コマンド/テキストログによる監視」の設定を行う必要があります。
4.2.20.3. ネットワーク監視の登録¶
「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」のネットワーク監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[拡張機能]タブを選択します。
図 4.71 ノードのプロパティ([拡張機能]タブ)¶
「エクステンションごとのサマリ」フレームの一覧リストからカテゴリ名が「ネットワーク」でかつ、エクステンション名が「SNMP監視」のカテゴリを選択します。「監視項目」フレームの一覧リストから監視項目名が「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」を選択して、[↓追加]ボタンを押下します。定義を作成するプロパティが開きます。
図 4.72 監視タスクのプロパティ¶
項目を入力し[OK]ボタンを押下します。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。これにより、各項目の監視タスクが作成され、監視を開始します。
4.2.20.4. ログ監視の登録¶
ログ監視、イベントログ監視を行うには、千手ブラウザのツリービューで、<ドメイン>→"ノードグループ"→"全体"を選択します。そして、リストビューからノードを選択し、マウスの右ボタンをクリックしてコンテキストメニューを表示し、[プロパティ]メニューを選択します。ノードのプロパティウィンドウが表示されますので、[ログ監視]タブを選択します。
図 4.73 ノードのプロパティ([ログ監視]タブ)¶
ログ監視を行うには「ログ監視」フレームの「ログ監視」チェックボックスを、イベントログ監視を行うには「イベントログ監視」フレームの「イベントログ監視」チェックボックスをチェックします。これにより、「ログ監視」フレームの一覧リスト上に定義されているログの監視、または「イベントログ監視」フレームの一覧リスト上に定義されているイベントログの監視を行います。その後、ノードのプロパティウィンドウにて[OK]ボタンを押下します。
[ログ監視]タブで設定した内容を監視情報に反映させるには、千手ブラウザのツリービューから反映させるノードを選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示し、「反映(監視属性)」を実行して下さい。
注釈
千手センサーに対して「反映(監視属性)」の実行を行った場合、プローブノードに対して「反映(監視属性)」が行われます。また、千手センサーのプローブノードを変更した場合には、変更前のプローブノードと変更後のプローブノードに対して「反映(監視属性)」が行われます。
プローブノードにおいて千手が起動していない状態で、「反映(監視属性)」を行うと失敗します。
4.2.20.5. 監視結果確認¶
監視した結果は、千手ブラウザで[ツール]→[グローバルノードモニタ]メニューを選択して表示される、グローバルノードモニタや、グローバルノードモニタから、ノードをダブルクリックして表示されるノードモニタにて確認できます。
図 4.74 グローバルノードモニタ 及びノードモニタ([拡張機能]タブ)¶
グローバルノードモニタには、千手システムが監視しているノードが一覧表示されます。システム情報カラム、ネットワークカラムにそれぞれ監視結果が表示されます。
CPUカラムにはCPUの使用率、仮想メモリカラムには仮想メモリの使用率と全体量、稼働プロセス数カラムには稼働中のプロセス数が表示されます。また、Ping応答確認カラムには、Ping応答の有無が表示されます。
ネットワークの正常、異常カラムには、ネットワークカテゴリの監視タスク毎に監視した結果の正常数(警告数を含む)と異常数がそれぞれ表示されます。
ノードモニタの[拡張機能]タブの監視タスク一覧リストの「総データ数[送信+受信](Byte/秒)[SNMP]」に監視結果が表示されます。また、選択することにより、より詳細な監視の結果が監視対象一覧リストに表示されます。
ノードモニタの[ログ監視]タブのログ監視一覧リストにテキストログ、イベントログの監視状況が表示されます。
参考
グローバルノードモニタにネットワークカラムが表示されていない場合は、グローバルノードモニタのビューの設定を変更します。詳細は ビュー設定ダイアログ を参照して下さい。
- JMXを用いた監視を行うには、監視対象ノードのAPサーバーが以下のように設定されている必要があります。詳細につきましては、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
APサーバーが稼働していること。
APサーバーにリモートからアクセスできること。
APサーバーで、情報取得ができるように設定されていること。
JMXを用いた監視を行うには、プローブノードで監視対象のAPサーバーと同じJava実行環境が設定されている必要があります。詳細につきましては、 セットアップガイド の カスタマイズ/オプション機能の設定 を参照して下さい。
VMware監視を行うには、プローブノードにツールキットをインストールする必要があります。ツールキットのパッケージは、OSの種類ごとに異なります。必要なツールキットの入手方法につきましては、ベンダーにお問い合わせ下さい。詳細は リリースノート の 連携プロダクト を参照して下さい。
VMware監視を行っている千手センサーを削除する場合は、ノードのプロパティ[拡張機能]タブのエクステンション名が「VMware監視」の監視タスクをすべて削除し、反映(監視属性)を行ってから削除して下さい。
注釈
- WMIを用いた監視を行うには、監視対象ノードが以下のように設定されている必要があります。
"Windows Management Instrumentation" サービスが稼働していること。
千手センサー監視の場合、分散 COM (DCOM) が有効になっていること。
- SNMPを用いた監視を行うには、監視対象ノードのSNMPエージェントが以下のように設定されている必要があります。
SNMPエージェントが稼働していること。
SNMPエージェントにリモートからアクセスできること。
SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3のいずれかでアクセスできること。
情報を取得するOIDにアクセスできること。
- イベントログを用いた監視を行うには、監視対象ノードが以下のように設定されている必要があります。
"Remote Registry Service"サービスが稼働していること。
- Windowsのテキストログの監視を行うには、監視対象ノードが以下のように設定されている必要があります。
"Server"サービスが稼働していること。
監視対象のドライブが共有されていること。(Cドライブの場合は、「C$」、Dドライブの場合は、「D$」の共有名)
Windowsの千手センサーをテキストログ監視またはイベントログ監視する際に、プローブから他のユーザーで既にセッションが確立されている場合、接続エラーになります。既存のセッションを切断して下さい。
イベントログ監視ではプローブノードに存在するメッセージ格納モジュール(DLLやEXEなど)から、イベントログの分類や説明を取得します。そのため、千手センサーにしかインストールされていないアプリケーションのイベントログはメッセージモニタに表示される際に、分類が設定されている場合は「(数値)」で表示され、設定されていない場合は「なし」と表示されます。また、説明部分は、先頭に「説明がありません:」と表示されます。
- 千手センサーにてイベントログを用いた監視を行うには、プローブノードと監視対象ノードのWindowsのOSバージョンを一致させておくことを推奨します。OSバージョンが異なる場合は、イベントビューアに表示される「分類」・「説明」の内容を正しく表示・フィルタリングできない場合があります。
「分類」が「(数値)」としてフィルタリングされたり、誤った内容でフィルタリングされる場合があります。
「説明」が「説明がありません:」としてフィルタリングされたり、誤った内容でフィルタリングされる場合があります。
- イベントビューアの表示内容とイベントログ監視での取得内容が一致しない場合があります。この場合は、イベントログ監視での取得内容を用いてイベントログフィルタの検査が行われます。以下に例を挙げます。
ソースは、イベントビューアでは一部が省略されて表示される場合がありますが、イベントログ監視では省略されずに表示される場合があります。
タスクのカテゴリは、イベントビューアでは「(数値)」で表示される場合でも、イベントログ監視では文字列で表示される場合があります。
説明内の記述でアカウントの部分が、イベントビューアではアカウント文字列が表示される場合でも、イベントログ監視ではSID形式で表示される場合があります。
説明内の記述で日時の部分が、イベントビューアでは「YYYY/MM/DDhh:mm:ss」の形式で表示される場合でも、イベントログ監視では「YYYY-MM-DDThh:mm:ss.sssZ」の形式で表示される場合があります。
VMware ESX Serverを千手センサーとして登録し、ログ監視を行うには、千手センサーの接続設定にSSHを選択してください。VMware ESX / ESXi ServerはTELNETでの接続をサポートしていません。
4.2.21. 定義データの読み込み機能¶
大量のデータ定義を行う場合は、定義データ読み込み機能を使うと便利です。
これは、大量のデータ定義を、表計算ソフトなどを使って行い、そのデータを千手ブラウザに読み込ませることにより、大量の監視レシピ、カスタム監視項目、監視タスク、計算式、ログフィルタ、イベントログフィルタの定義データを簡易な最小限度の操作で作成する機能です。
具体的には定型の書式に従って、表計算ソフトなどで定義したデータを、タブ区切りのテキストファイルに落とし、この定義データが記述されたテキストファイルを千手ブラウザで読み込み、定義に反映するというものです。
またこの操作と対をなす、現在の定義されているデータを定型のタブ区切りのテキストファイルに書き出す機能も合わせて用意しています。
この定義データ読み込み、書き出し機能の詳細は 定義データの書き出し、読み込み を参照して下さい。
4.2.22. 定義テンプレートデータの読み込み機能¶
ノードの監視定義を切り替える場合は、定義テンプレートデータ読み込み機能を使うと便利です。
これは、運用中のノードに対して、用意しておいた監視タスク定義テンプレートデータを読み込ませることにより、そのノードの監視定義を切り替えることが可能となります。
また、同一の監視定義を複数のノードに対して定義する場合も、定義テンプレートデータの読み込みで行うことが可能です。
またこの操作と対をなす、現在の定義されているデータをテンプレートデータとして、テキストファイルに書き出す機能も合わせて用意しています。
この監視タスク定義テンプレートデータ読み込み、書き出し機能の詳細は 定義テンプレートデータの書き出し、読み込み を参照して下さい。