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モニタリング

ネットワーク上に分散する複数のサーバやネットワーク機器の稼働状態を運用管理サーバから一元的に集中監視する機能です。障害発生時の対応を迅速に行うだけでなく、予兆を検知して障害を未然に防ぐ効果もあります。

監視テンプレート

CPU使用率やメモリ使用率、ディスク使用率などのリソース監視の他に、アプリケーションやサービスの死活監視など一般的な監視要件を満たす豊富な監視テンプレートを備えています。データベース使用率やWEBの応答時間など業務サーバに特化した監視や、ユーザプログラムによるカスタム監視も実現できます。

マルチバイト対応ログ監視

ログ監視では監視対象ログファイルの文字コードを指定して監視することが可能です。OSの文字コードと異なるマルチバイトのログファイルでも柔軟に監視できます。(Shift _JIS、EUC、UTF-8、UTF-16LEに対応)

マルチバイト対応ログ監視の画像ログ監視設定

豊富なモニタ画面

全体の監視状況を俯瞰的に把握したり、ノード毎に詳細な稼働状況を把握するなど様々な視点で監視できる豊富なモニタ画面を提供しています。各モニタの状態はテキスト形式で書き出し可能なため、レポート作成等に役立てることができます。

グローバルノードモニタ

監視対象ノード全体をサマリ表示する画面です。正常稼働や異常稼働、停止中など、各監視対象ノードの現在の状態を瞬時に読み取ることができます。また、各ノードに対するリブート実行や監視対象外への変更などの操作を行うことも可能です。

グローバルノードモニタの画像

ノードモニタ

現在監視中のノードの詳細な監視状況を表示する画面です。各ノード毎のCPU使用率や仮想メモリ使用率、稼働プロセス数などの監視結果を表示します。監視の一時停止や再開等の操作を行うことも可能です。

ノードモニタの画像

メッセージモニタ

Senju/DCシステム上のメッセージが全てこのメッセージモニタに表示されます。メッセージはレベル別に分けられ、タブ毎にレベル別表示が可能です。メッセージから関連するモニタへ誘導する機能やメッセージの属性表示で詳細ガイドの参照、編集ができる機能があります。警報装置のON/OFFも可能です。

メッセージモニタの画像

GUIでの簡単な設定

各ノードの監視設定はGUI画面から必要なパラメータを入力するだけの容易な操作で行えます。監視項目が大きくタブ別に分類されており、該当する監視項目を選択して設定していきます。

  • GUI設定の画像
  • GUI設定の画像2

週間スケジュール

監視を行う時間帯を曜日カレンダーで指定し、ノード別に自動で監視の停止/再開を行うことが可能です。定期メンテナンス時や定期リブート時の無用なアラートを抑止します。

週間スケジュールの画像

時間帯別閾値監視

曜日カレンダーで指定した時間帯に、自動的にしきい値を変更して監視を行うことも可能です。夜間処理で一時的なリソース負荷が想定される場合などの対応不要アラートを抑止することが可能です。

時間帯別閾値監視の画像

ネットワーク機器の監視

サーバ監視以外にもSNMP監視やトラップ受信を行う機能を備えているため、ネットワーク機器の監視も行えます。標準MIBに加え各ベンダーが提供している拡張MIBを取込み監視項目に追加することができます。

  • ネットワーク機器監視の画像
  • ネットワーク機器監視の画像2
  • 監視設定画面
  • OIDの選択画面

ディスカバーモニタ

指定したネットワーク上で稼働しているノード(サーバやネットワーク機器)を自動検出し、マップ表示する機能がディスカバー機能です。検出されたノードを監視対象ノードとして登録することができます。

ディスカバーモニタの画像

機能概要

  • ジョブスケジュール ジョブフローの定義や登録、スケジュール実行、ジョブ進行状況の モニタリング、レポーティングなどを行います。エージェントレスでのジョブ管理に加え、Telnetが使えなくても 自動運用が可能です。
  • モニタリング 約400個の監視項目により、システム全体を監視します。標準実装されていない項目はカスタム監視で対応します。時間帯ごとにしきい値が変更でき、無駄なメッセージを愛知しします。1ドメインで最大2000ノードまで監視可能です。
  • ランブックオートメーション システム障害時の診断・復旧作業、仮装ノードのデプロイ作業など、手順書に従い実施するダイレクトオペレーション作業(人の判断を要する部分)を自動化します。メッセージアクションからの自動実行、千手ブラウザからの主導実行、コマンドでの実行ができます。
  • ITリレーション サービスの視点からシステム全体の依存関係を可視化。障害発生時に どのサービスに影響が出るのかをスピーディに把握できるほか、複数ドメインにまたがるリレーション管理も可能です。
  • キャパシティ モニタリングで収集したデータから傾向と予測値のグラフ化や 分析が可能になります。これにより仮想基盤などのリソース管理を計画的に行えます。
  • コンフィグレーション システム構成情報を自動収集・一元管理します。 多様な切り口での参照や、最新の構成情報や変更履歴の把握も容易です。 サービスと構成アイテムの関係性も可視化できます。
  • WEBコネクション Dev Opsポータル 開発担当者に対して、WEBベースで運用管理機能を提供します。レスポンシブデザインにより、マルチデバイスに対応。開発担当者のセルフメンテナンスや、外部関係者とのシームレスなコミュニケーションを実現しまます。
  • 他ツールジョブ移行 他社製運用管理ツールのジョブを自動変換ツールを使ってSenju/DCに移行します。
  • Senju OpePlayer マウスやキーボードの操作を記録しGUI操作を自動化します。APIを多数用意しており、VBScriptを使って確実にGUI操作を行います。
  • AWS連携 AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドが提供しているツールと連携し、マルチクラウド環境を一元化。インフラからミドルウェア、アプリケーションまでを透過的に管理します。さらにSenju Platform Visualizer(Senju/PV)と合わせて利用することで、ITサービス視点とインフラ視点の両面でマルチクラウド環境を効率的に管理します。
  • その他 の特徴的な機能 スマートフォンによる運用や自動プロビジョニングなど、様々な機能を実装しています。
  • Senju Service Automation システム変更などのサービス要求の申請・受付・承認のワークフローを管理し、承認された作業をランブックオートメーション機能を使って自動実行します。予定された作業が実行されたら、正常に完了していることの確認も行います。オペレーションミス防止や、作業負荷軽減に加え、迅速な対応によるサービスレベル向上、過去の作業履歴要請による障害未然防止も実現します。