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10. チャットボット連携の設定

Senju Service Managerでチャットボット連携機能を使用する場合の、追加の設定方法について説明します。

仕様補足

本機能を利用するためには、OpenAIまたはAzure OpenAIとの契約が必要です。

仕様補足

本機能を利用するためには、全文検索ライセンスが必要です。

仕様補足

本機能を利用するためには、Senju/SM WEBサーバーのプロトコルを「HTTPS」にする必要があります。

必須設定

本章の手順は、本マニュアルの前章までの手順に従いElasticsearchサーバーが構築されていることが前提となります。

必須設定

チャットボット連携機能を利用する為には以下の設定が必須です。
※OpenAIの接続方式を OpenAIで接続する場合
・[管理者メニュー > 制御情報 > 制御情報 > 共通 > 共通]

管理項目名
OpenAIの接続方式
OpenAI検索キーワード用事前指示文設定
OpenAI回答取得用事前指示文設定
OpenAIのGPTモデル
OpenAIの温度
OpenAIの上限トークン数
OpenAIのキー

必須設定

チャットボット連携機能を利用する為には以下の設定が必須です。
※OpenAIの接続方式をAzure OpenAIで接続する場合
・[管理者メニュー > 制御情報 > 制御情報 > 共通 > 共通]

管理項目名
OpenAIの接続方式
OpenAI検索キーワード用事前指示文設定
OpenAI回答取得用事前指示文設定
OpenAIのGPTモデル
OpenAIの温度
OpenAIの上限トークン数
Azure OpenAIのキー
Azure OpenAIデプロイ名
Azure OpenAIエンドポイント
Azure OpenAI APIバージョン
Azure OpenAIネットワークプロキシ

10.1 OpenAI/Azure OpenAIの準備

Senju/SM WEBサーバーからの依頼を受け取るOpenAIもしくはAzure OpenAIのアカウントを用意してください。その上でOpenAIもしくはAzure OpenAIのエンドポイントに対してSenju/SM WEBサーバーからHTTPSで通信可能なようにネットワークを準備して下さい。

10.2 Senju/SMの制御情報の設定

OpenAIもしくはAzure OpenAIとの接続のためにSenju/SMの制御情報を設定する必要があります。設定が必要な制御情報について説明します。

10.2.1 OpenAIと接続する場合の設定

以下の制御情報の設定が必要です。

  • OpenAIの接続方式

    「OpenAIで接続する」に設定します。

  • OpenAIのキー

    OpenAIに連携に使用するアカウントでOpenAIプラットフォームにログインして、APIKeyを生成して下さい。それを本項目に設定します。

  • OpenAIのGPTモデル

    GPT-4、GPT-3.5-TurboなどのGPTモデルを設定します。設定値はOpenAIが提供している仕様をご確認ください。

上記以外の設定項目はデフォルト値で動作しますので、基本的に設定変更は不要です。

10.2.2 Azure OpenAIと接続する場合の設定

以下の制御情報の設定が必要です。

  • OpenAIの接続方式

    「Azure OpenAIで接続する」に設定します。

  • Azure OpenAIエンドポイント

    使用するAzure OpenAIリソースに対して、Azure AI Foundry portalで該当リソースのエンドポイントのURIを設定します。

  • Azure OpenAIのキー

    使用するAzure OpenAIリソースに対して、Azure AI Foundry portalで該当リソースのエンドポイントのAPIキーを設定します。

  • Azure OpenAIデプロイ名

    使用するAzure OpenAIリソースに対して、Azure AI Foundry portalで共有リソースからデプロイを選択し、連携に使用するデプロイメントの「デプロイ名」を設定します。

  • OpenAIのGPTモデル

    GPT-4、GPT-3.5-TurboなどのGPTモデルを設定します。
    使用するAzure OpenAIリソースに対して、Azure AI Foundry portalで共有リソースからデプロイを選択し、連携に使用するデプロイメントに対するモデルの値を設定します。
    ※デプロイメントに設定されているモデルと本設定値は合わせる必要があります。

仕様補足

デプロイメントのGPTモデルはStandard(標準)に準じる展開の種類のみがサポートされます。Batch(バッチ)に準じる展開の種類では動作しません。

  • Azure OpenAIバージョン

    Azure OpenAIのAPIバージョンを指定します。現在のバージョンでは「2023-05-15」を指定してください。

    上記以外の設定項目はデフォルト値で動作しますので、基本的に設定変更は不要です。

仕様補足

各制御情報について補足説明します。

制御情報 補足説明
OpenAIの接続方式 以下の2つの方式から選択します。 
・OpenAIで接続する:OpenAIの公式APIを使用して、OpenAIが提供するモデル(例:GPT-4など)に直接接続する方法です。 
・Azure OpenAIで接続する:MicrosoftのAzureクラウドプラットフォームを介してOpenAIの技術を利用する方法です。
OpenAI検索キーワード用事前指示文設定 OpenAIに質問をする前に指示を与えるためのプロンプトです。
本設定値はチャットボット連携画面に入力した質問文質問文からElasticsearchの検索キーワードを抽出するために使用します。 
※デフォルト値:「Please extract effective search keywords from the following question sentence using a full-text search and output them separated by commas.」 
※デフォルト値で動作することを想定しています。
本設定値の変更が必要になった場合は、千手カスタマーサポートまでお問い合わせください。
OpenAI回答取得用事前指示文設定 OpenAIに質問をする前に指示を与えるためのプロンプトです。本設定値はElasticsearchから取得したSenju/SMのデータを整形して、チャットボット連携画面に表示する回答を作成するために使用します。 
※デフォルト値:「Please answer the following question using only the following information.Reply in japanese.」 
※デフォルト値で動作することを想定しています。本設定値の変更が必要になった場合は、千手カスタマーサポートまでお問い合わせください。
OpenAIのGPTモデル GPT-4、GPT-3.5-Turboなどのモデルを設定します。設定値はOpenAIとAzure OpenAIが提供している仕様をご確認ください。 
※サポートされるOpenAIのGPTモデルは以下の通りです。gpt-4o、gpt-4o-mini、gpt-4、gpt-4-turbo、gpt-35-turbo-16k、gpt-35-turbo、gpt-3.5
※Azure OpenAIの場合、設定は不要となり、Azure OpenAIで使用するデプロイメントに設定されているGPTモデルが使用されます。なお、サポート対象のGPTモデルはOpenAIと同様になります。
OpenAIの温度 OpenAIの回答の内容を調整する設定値です。 
・低い温度(例: 0.1): 出力はより確定的で、一貫性があります。つまり、最も可能性が高い結果を選ぶ傾向が強く、予測可能で安全な応答が生成されやすいです。 
・高い温度(例: 0.9): 出力はより多様で創造的になります。ランダム性が増し、回答が予測不能になることがありますが、新しいアイデアや変わった応答が期待できます。 ※デフォルト値:0.8
OpenAIの上限トークン数 OpenAIに連携するトークン数の上限を設定します。 
・GPT-3: 最大で4096トークンの入力と出力の合計を扱うことができます。 
・GPT-4: GPT-4の一般アクセス可能なバージョンでは、通常8192トークンの上限がありますが、特定の特殊なオプションで最大32,768トークンまで対応可能なバージョンもあります。 
※各GPTモデルにより上限トークン数が異なります。値を変更する場合は、使用するGPTモデルの仕様をご確認ください。 
※デフォルト値:4096
OpenAIのキー OpenAIのサービスやAPIを利用するための認証情報です。
Azure OpenAIのキー Azure OpenAIのリソースを使用して、OpenAIサービスにアクセスするための認証情報です。
Azure OpenAIデプロイ名 OpenAIのGPTモデルをAzureでデプロイする際に使用する「デプロイメント名」を指定します。
この値はAzureリソース内でデプロイメントを識別するのに使用します。
Azure OpenAIエンドポイント Azure OpenAIのリソースを使用するためのエンドポイントを指定します。
指定されたエンドポイントを通じてOpenAIにAPIリクエストを送信します。 
例)https://<リソース名>.openai.azure.com/
Azure OpenAIバージョン Azure OpenAIで使用するAPIバージョンを設定します。
設定可能なバージョン情報の値および詳細については、Microsoftの公式Azure OpenAIのドキュメントを確認してください。 
例:2023-05-15
OpenAIネットワークプロキシ OpenAI および Azure OpenAIのエンドポイントはインターネット上に公開されているため、Senju Service ManagerのWEBサーバーからインターネットに対する接続が必要となります。
この際に、プロキシ設定が必要な場合はURLを設定してください。 
例)https://openaiproxy.local:8001 (アドレスとポートの指定が可能です。)
OpenAIネットワークプロキシ認証ユーザー名 OpenAI および Azure OpenAIのエンドポイントに接続する際に、プロキシを経由し、かつプロキシ認証が必要な場合に、使用するプロキシ認証ユーザー名を指定します。
OpenAIネットワークプロキシ認証パスワード OpenAI および Azure OpenAIのエンドポイントに接続する際に、プロキシを経由し、かつプロキシ認証が必要な場合に、使用するプロキシ認証パスワードを指定します。