13. OS およびサービス停止時の影響¶
サーバーメンテナンスにともなう OS、サービスの停止の影響を記します。
なお本章ではすべてのサーバーを分離構成で記します。
各サーバーを同一筐体で構成している場合、各サーバーの影響内容をそれぞれ確認してください。
13.1 サーバー関連図¶
Senju Service Manager の各サーバーの関連図を以下に記します。
イベント連携機能および SSA 連携機能を利用する場合、関連する Senju Family 製品のサーバーの関連も合わせて記します。
プロセスを監視する場合は Senju Service Manager に必須プロセスを監視対象とすることを推奨します。
Info
プロセスを監視する場合は Senju Service Manager に必須プロセスを監視対象とすることを推奨します。
| サーバー | 監視対象プロセス |
|---|---|
| SSM WEBサーバー | Windows プロセスアクティブ化サービス※2 World Wide Web発行サービス※2 |
| SSM DBサーバー | CCFSP Process Manager※3 |
| PostgreSQL サーバー | Postgresql-x64-14/16/17 |
※1 Microsoftのサービスとなりますが、Windows Server 2016 または 2019または 2022または2025の場合、Senju Service Managerをご利用いただくにあたり稼働必須のサービスとなります。
※2イベント連携機能を利用する場合は以下のプロセスも常駐いたします。
・パス/イメージ名
%CCFSPDBHOME%bin\sjSPX_EventRcvd.exe
13.1.1 関連図¶
Senju Service Manager の各サーバーの関連図を以下に記します。

13.1.2 凡例¶
関連図の記号の説明を以下に記します。

13.1.3 影響内容一覧¶
各サーバーの要素を停止した場合の影響を以下に記します。
| 影響内容 | 説明 |
|---|---|
| 1 | ・IISの停止はログイン中のユーザーいないことを確認してから実施してください。 ・IISの停止中はPC版のWeb画面を利用できません。 |
| 2 | ・PostgreSQL サービスの停止中はWeb画面、コンフィグレータ、コマンドおよびSSA連携機能は利用できません。またイベント連携についても本影響内容に伴いCCFSP Process Managerが利用不可となる為、影響内容「4」により利用できません。 ・PostgreSQL サービスがインスタンスを登録する前にWeb画面にアクセスした場合、Senju Service Managerのシステムエラーとなり、IISの再起動が必要になることがあります。必ずPostgreSQL サービスの起動後にWeb画面にアクセスしてください。 |
| 3 | ・イベント連携機能を利用している場合、CCFSP Process Managerの停止中はSenju Enterprise Navigatorで発生したイベントを自動的に取り込むことができません。取り込み行う場合、SENコンソールからルールの再試行を実施する必要があります。 ・CCFSP Process Managerの停止前にSENサーバーでイベント連携機能に関連するプロセスを停止する必要があります。関連するプロセスおよびプロセスの停止方法については、Senju Enterprise Navigatorのユーザーズガイドを参照してください。 |
| 4 | ・SSA連携機能を利用している場合、PostgreSQL サービスの停止中は依頼の連携は行われませんが、PostgreSQL サービスの再開後、連携が自動的に再開されます。 ・PostgreSQL サービスの停止前に、SENサーバーでSSA連携機能に関連するプロセスを停止する必要があります。関連するプロセスおよびプロセスの停止方法については、Senju Enterprise Navigatorのユーザーズガイドを参照してください。 |
13.2 OS 再起動手順(SSM WEB サーバー)¶
SSM WEB サーバーの OS 再起動手順を以下に記します。
なお OS の再起動を行わず、サービス(IIS)の再起動のみを行う場合は、各手順の制限事項の記載に従い手順をスキップして実施してください。
なお SSM WEB サーバーでの作業はすべて Administrators グループに所属するユーザーで実施してください。
13.2.1 ログインユーザーの確認¶
Senju Service Manager に管理者メニューの使用権限があるユーザーでログインしてください。
[管理者メニュー > ユーザー > ユーザー]に遷移します。
ユーザーマスタ管理で検索条件項目「ログイン状況」に「ログイン中」を指定し検索を行い、ログインユーザー以外にログインしているユーザーがいないことを確認してください。
制限事項
ユーザーのログイン中にOSおよびIISの再起動が行われた場合、ユーザーの操作が正常に完了せず、不正なデータが登録される恐れがあります。
13.2.2 SSM WEB サーバーのコマンドの停止¶
SSM WEB サーバーで Senju Service Manager が提供する各種コマンドを停止します。
停止する必要があるコマンドは別紙「コマンドリファレンス」に記載のあるコマンドすべてです。
制限事項
Senju Service Manager が実行するコマンドは以下の方法で確認してください。
・Windowsタスクマネージャーを起動する。
・プロセスタブを開き、「全ユーザーのプロセスを表示する」にチェックする。
13.2.3 SSM WEB サーバーコンフィグレータの終了¶
SSM WEB サーバーコンフィグレータが起動している場合、終了します。
13.2.4 IIS の停止¶
下記の手順に従い IIS を停止します。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、IIS を停止させます。
- コマンド
IISRESET /STOP
Info
上記のコマンドでIISを停止すると、IIS に関連するすべてのサービスを停止します。Senju Service Manager以外でそれらのサービスを利用している場合は、ご利用の環境を確認の後、IISの停止作業を実行してください。
13.2.5 OS の再起動¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行わない場合、不要です。
SSM WEB サーバーの OS の再起動を行います。
13.2.6 IIS の起動¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行った場合、不要です。 OSの再起動後、IISは自動で起動します。
下記の手順に従い IIS を開始します。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、IIS 開始します。
- コマンド
IISRESET /START
13.3 OS 再起動手順(SSM DB サーバー)¶
SSM DB サーバーの OS 再起動手順を以下に記します。
なお OS の再起動を行わず、サービス(CCFSP Process Manager)の再起動のみを行う場合は、各手順の制限事項の記載に従い手順をスキップして実施してください。
なお SSM DB サーバーでの作業はすべて Administrators グループに所属するユーザーで実施してください。
13.3.1 SSM DB サーバーのコマンドの停止¶
SSM WEB サーバーで Senju Service Manager が提供する各種コマンドを停止します。
停止する必要があるコマンドは別紙「コマンドリファレンス」に記載のあるコマンドすべてです。
制限事項
Senju Service Manager が実行するコマンドは以下の方法で確認してください。
・Windowsタスクマネージャーを起動する。
・プロセスタブを開き、「全ユーザーのプロセスを表示する」にチェックする。
13.3.2 SSM DB サーバーコンフィグレータの停止¶
SSM DB サーバーコンフィグレータが起動している場合、終了します。
13.3.3 SEN コンソールの起動¶
制限事項
本手順はイベント連携機能を利用しない場合、不要です。
Senju Enterprise Navigator で以下の連携機能を利用して Senju Service Manager のイベント連携機能を利用している場合、SSM DB サーバーの CCFSP Process Manager の停止中に行われなかった連携処理を手動でルール実行する必要があります。
| 対象となるSenju Enterprise Navigatorの連携機能 |
|---|
| SNMPトラップ連携機能 |
| シスログ連携機能 |
| イベント送信コマンド機能 |
| Telnet連携機能 |
| 手動やタイマーによるイベント連携機能 |
再度ルール処理実行を行うためには、Senju Entertprise Navigator のコンソールを起動した状態にする必要があります。この為、Senju Entertprise Navigator がインストールされているサーバーへログインし、SEN コンソールを起動してください。
制限事項
再度ルール処理実行を行うことで漏れなくデータは取り込むことが可能ですが、実行日時などに多少の差異が生じる場合があります。
13.3.4 イベント連携用プロセスの停止¶
制限事項
本手順はイベント連携機能を利用しない場合、不要です。
Senju Enterprise Navigator で以下の連携機能を利用して Senju Service Manager と連携を行っている場合、必ず以下のサーバー構成プロセスを停止する必要があります。
以下に対象となる Senju Enterprise Navigator の連携機能と停止対象の SEN サーバー構成プロセスの一覧を記します。
| 対象となるSenju Enterprise Navigatorの連携機能 |
|---|
| メール連携機能 |
| Senju Service Manager連携機能 |
| Senju Operation Conductor連携機能 |
| Senju Service Automation機能 |
| SNMPトラップ連携機能 |
| シスログ連携機能 |
| イベント送信コマンド機能 |
| Telnet連携機能 |
| 手動やタイマーによるイベント連携機能 |
| 停止対象のSENサーバー構成プロセス |
|---|
| sjENX_MailRcvd |
| sjENS_Pcc |
| sjENX_spd |
制限事項
SENサーバー構成プロセス停止中は上記のSenju Enterprise Navigatorの連携機能は利用できません。
制限事項
以下の連携機能に紐づいた構成プロセスは停止しないでください。 該当の構成プロセスを停止した場合、停止期間中に発生したイベントを「9 CCFSP Process Manager停止中のイベントの取り込み」の手順で取り込むことができません。
| 対象となるSenju Enterprise Navigatorの連携機能 | 停止するSENサーバー構成プロセス |
|---|---|
| SNMPトラップ連携機能 | sjENX_Trapd |
| シスログ連携機能 | sjENX_Syslogd |
| イベント送信コマンド機能 | sjENX_EventRcvd |
| Telnet 連携機能 | sjENX_Telnet |
以降に作業手順を記します。
Senju Entertprise Navigator がインストールされているサーバーへログインしてください。
以下のコマンドを実行し、構成プロセスの確認を行います。
- コマンド
sjENB_Pmctrl monitor
表示された構成プロセス一覧から、停止対象に一致するプロセス(command)のプロセス識別子(ID)を確認します。

以下のコマンドを実行し、構成プロセスの停止を行います。
- コマンド
sjENB_Pmctrl stop [プロセス識別子]
以下のコマンドを実行し、構成プロセスの停止の確認を行います。
停止した構成プロセスの status が「停止(正常)」となるまで確認を続けてください。
- コマンド
sjENB_Pmctrl monitor

停止対象のすべての構成プロセスの停止を確認するまで繰り返します。
制限事項
Senju Enterprise Navigatorを同一筺体にインストールしている場合は、停止対象のサーバー構成プロセスを手動起動に変更します。
SENコンフィグレータを起動して、使用する以下の連携設定のスタートアップの種類を[自動]から[手動]へ変更してください。
Senju Family連携
・ Senju Oparation Conductor連携設定
・ Senju Service Manager連携設定
インバウンド
・ メール受信連携設定
13.3.5 CCFSP Process Manager の停止¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行わない場合、不要です。
以下のコマンドを実行し、CCFSP Process Manager の停止を行います。
- コマンド
net stop "CCFSP Process Manager"
13.3.6 OS の再起動¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行わない場合、不要です。
SSM DB サーバーの OS の再起動を行います。
13.3.7 CCFSP Process Manager の開始¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行った場合、不要です。
OSの再起動後、CCFSP Prosess Managerは自動で起動します。
以下のコマンドを実行し、CCFSP Process Manager の停止を行います。
- コマンド
net start "CCFSP Process Manager"
13.3.8 イベント連携用プロセスの再開(SEN サーバー)¶
制限事項
本手順はイベント連携機能を利用しない場合、不要です。
制限事項
本手順は「13.3.4 イベント連携用プロセスの停止」を実施していない場合、不要です。
「13.3.4 イベント連携用プロセスの停止」で停止した Senju Enterprise Navigator のサーバー構成プロセスを開始します。
Senju Entertprise Navigator がインストールされているサーバーへログインしてください。
以下のコマンドを実行し、構成プロセスの開始を行います。
- コマンド
sjENB_Pmctrl run [プロセス識別子]
以下のコマンドを実行し、構成プロセスの再開を確認します。
開始した構成プロセスの status が「稼働中」となるまで確認を続けてください。
- コマンド
sjENB_Pmctrl monitor
制限事項
「13.3.4 イベント連携用プロセスの停止」で停止対象のサーバー構成プロセスを手動起動に変更した場合は、自動起動へ変更してください。
13.3.9 CCFSP Process Manager 停止中のイベントの取り込み¶
制限事項
本手順はイベント連携機能を利用しない場合、不要です。
制限事項
本手順は「13.3.3 SEN コンソールの起動」を実施していない場合、不要です。
Senju Entertprise Navigator がインストールされているサーバーへログインします。
SEN コンソールにて、イベントビューを表示します。
Senju Service Manager 連携が Senju Service Manager と接続しているか確認します。
イベントビューからイベントクラス名が「内部イベント」、管理対象システム名が「アダプタ(Senju Service Manager)」であるイベントが、「Senju Service Manager に接続しました。」と出力されていることを確認してください。
イベントビューから適用中に受信したデータのイベントエントリーを選択し、コンテキストメニューから[再度ルール処理]を選択し、「はい」を選択してください。
イベントビューからイベントクラス名が「プロデューサアクション終了イベント」となっているイベントの終了コードが 0 であることを確認してください。終了コードが 0 以外の場合、Senju Entertprise Navigator のマニュアル「6.3 トラブルシューティング」をご参照ください。
13.4 OS 再起動手順(PostgreSQL サーバー)¶
PostgreSQL サーバーの OS 再起動手順を以下に記します。
なお OS の再起動を行わず、インスタンスの再起動のみを行う場合は、各手順の制限事項の記載に従い手順をスキップして実施してください。
13.4.1 SSM WEB サーバーの事前作業¶
以下の手順を実施してください。
13.4.2 SSM DB サーバーの事前作業¶
以下の手順を実施してください。
13.4.3 PostgreSQL の停止¶
以下の手順で PostgreSQL を停止します。
■PostgreSQL14 の環境で実行する場合
- コマンド
net stop "postgresql-x64-14"
■PostgreSQL16 の環境で実行する場合
- コマンド
net stop "postgresql-x64-16"
■PostgreSQL17 の環境で実行する場合
- コマンド
net stop "postgresql-x64-17"
■PostgreSQL18 の環境で実行する場合
- コマンド
net stop "postgresql-x64-18"
13.4.4 OS 再起動¶
制限事項
本手順はOSの再起動を行わない場合、不要です。
PostgreSQL サーバーの OS の再起動を行います。
13.4.5 PostgreSQL の開始¶
以下の手順で PostgreSQL を開始します。
■PostgreSQL 14 の環境で実行する場合
- コマンド
net start "postgresql-x64-14"
■PostgreSQL 16 の環境で実行する場合
- コマンド
net start "postgresql-x64-16"
■PostgreSQL 17 の環境で実行する場合
- コマンド
net start "postgresql-x64-17"
■PostgreSQL 18 の環境で実行する場合
- コマンド
net start "postgresql-x64-18"
13.4.6 SSM WEB サーバーの事後作業¶
以下の手順を実施してください。
13.5 OS 再起動手順の前後関係¶
各サーバーを同一筐体で構成している場合、または各サーバーを同時並行してメンテナンスを行う場合の流れを以下に記します。とあるサーバーの手順は別のサーバーの手順の後に実施しなくてはいけない、といった前後関係を確認してください。
OS 再起動手順の前後関係について説明します。
flowchart TD
subgraph Outer2["PostgreSQLサーバー"]
H[PostgreSQLの停止] --> I[OS再起動]
I --> J[PostgreSQLの開始]
end
subgraph Outer1["並行作業が可能"]
subgraph SSM_DB["SSM DBサーバーの手順"]
E[SSM DBサーバーのコマンドの停止] --> F[SSM DBサーバーコンフィギュレータの停止]
F --> G[CCFSP Process Managerの停止]
M[OSの再起動] --> N[CCFSP Process Managerの開始]
end
subgraph SSM_WEB["SSM WEBサーバーの手順"]
A[ログインユーザーの確認] --> B[SSM WEBサーバーのコマンドの停止]
B --> C[SSM WEBサーバーコンフィギュレータの停止]
C --> D[IISの停止]
K[OSの再起動] --> L[IISの起動]
end
end
D --> H
G --> H
J --> M
J --> K
click A "#i_ログインユーザーの確認"
click B "#i_SSM_WEBサーバーのコマンドの停止"
click C "#i_SSM_WEBサーバーコンフィグレータの終了"
click D "#i_IISの停止"
click E "#i_SSM_DBサーバーのコマンドの停止"
click F "#i_SSM_DBサーバーコンフィグレータの停止"
click G "#i_CCFSP_Process_Managerの停止"
click H "#i_PostgreSQLの停止"
click I "#i_OS再起動"
click J "#i_PostgreSQLの開始"
click K "#i_OSの再起動"
click L "#i_IISの起動"
click M "#i_OSの再起動_1"
click N "#i_CCFSP_Process_Managerの開始"
仕様補足
※1は「13.4 OS 再起動手順(PostgreSQL サーバー)」で言うところの以下の手順を指します。
仕様補足
※2のPostgreSQLサーバーの作業は「13.1.1 関連図」に記載した影響内容の事象が発生する為前後のSSM WEBサーバー、SSM DBサーバーの作業と順番を入れ替えることができません。